遊歩 ノーボーダー
あらすじ
社会に向けて強い信念で声をあげたかと思えば、そばに集う人びとの言葉に優しく頷き、ユーモア交じりに語らい合う。くるくると豊かに変わる表情。1956年福島生まれの遊歩さん。幼いころから学びを諦めさせられ、障がいや性別によって差別し、排除しようとする社会に憤りを抱えてきた。ずっと自分の居場所を探していた。そんななか繋がった「福島県青い芝の会」、米国留学で出逢った自立生活運動、そしてフェミニズム。それらのすべてを糧に日本初の自立生活センターの設立に尽力し、国際会議に参加、優生保護法を変えるきっかけにもなった。そして奇跡だと感じた妊娠、出産。叶わぬ夢や恋で絶望することもあった。それでも今はっきりと言える。「私は私が一番いい。あなたはあなたで一番いい」。遊歩さんの言葉に、身体にエンパワーメントされた淺野由美子による監督デビュー作。カメラは、車椅子でぐんぐん進んでいく遊歩さんを追いながら、彼女のパワーの源とその想いを受け止めてきた人びとも映し出す。激しくぶつかり合う姉と父親の間で揺れ動いてきた妹の愛子さん。同じ特徴を持って生まれ、海外で障がいのある人の権利向上を図る研究所に勤めながら大学院にも通う娘の宇宙さん。そして、自由な関係を築きながら日々をともにする若い介助者たち。私たちはひとりでは生きていけない。誰もが、誰かと支えあいながら生きている。遊歩さんの軌跡を辿っていくと、私たちも一緒に、これからどこまでも行けそうな気がする。
場面写真
予告動画
キャスト・スタッフ
- 監督
- 淺野由美子
- キャスト
- 安積遊歩/安積宇宙/神野愛子 ほか
- 配給
- 東風
クチコミ
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