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WXIII 機動警察パトレイバー 4Kリマスター版 ポスター

WXIII 機動警察パトレイバー 4Kリマスター版

5.0 100分 2026年04月10日(金) 公開
アニメ日本
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あらすじ

レイバーを狙う奇妙な破壊活動が続く東京湾沿岸。城南署の刑事、久住と秦はその捜査に難航していた。そんな中、秦は大学講師の冴子に出会う。秦は冴子との時間を重ねるうち、次第に彼女に惹かれていった。捜査の途中、久住と秦は湾岸に浮かぶ備蓄基地で次々と人間を食い殺す“怪物”に遭遇する。この“怪物”こそがレイバー連続襲撃事件の犯人なのか。残された“怪物”の肉片から判明した事実が、すべての状況を一変させた。事態は警視庁、防衛庁、特車二課まで巻き込み、やがて秦の知らない冴子の姿が浮かび上がる。明かされていく驚愕の真実。暗躍する自衛隊の影。様々な思惑が交錯する中、再び“怪物”が東京湾に上陸する。この悲しい戦いに決着をつけるため、イングラムが立ち上がる・・・!

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
遠藤卓司
キャスト
【声の出演】綿引勝彦/平田広明/田中敦子/穂積隆信/拡森信吾/森田順平/池田勝/冨永みーな/古川登志夫/池水通洋/二又一成/郷里大輔/大林隆介 ほか
配給
松竹

クチコミ

主役は二人の刑事。1988年の『ネオ東京』から深化を遂げた、哀しき怪物の物語

- 6ヶ月前
2026年5月15日の『機動警察パトレイバー EZY』公開を指折り数えて待つなか、2002年の劇場版第3弾『WXⅢ』が2週間限定の4Kリマスター版としてスクリーンに帰ってきました。 原作はゆうきまさみ氏による漫画版のエピソード「廃棄物13… 続きを読む

2026年5月15日の『機動警察パトレイバー EZY』公開を指折り数えて待つなか、2002年の劇場版第3弾『WXⅢ』が2週間限定の4Kリマスター版としてスクリーンに帰ってきました。 原作はゆうきまさみ氏による漫画版のエピソード「廃棄物13号」。 しかし、本作は主役、ヒロイン、そして物語の骨格に至るまで、徹底的なまでの大幅改変が施されています。 もともとはOVAのスピンオフ企画として立ち上がった背景もあり、特車二課の面々はほぼ登場しません。 初見時、誰もが「特車二課の活躍」を期待して劇場へ足を運んだはずですが、そこにいたのは巨大ロボットを操る若者たちではなく、本作オリジナルキャラクターの城南警察署のベテラン刑事・久住と若手・秦。 事件の真相を地道に追う二人を中心とした「刑事サスペンス」としての構図に、当時は度肝を抜かれたものでした。 ■ 現代社会に放たれた「生体」という名の野心作 本作において、レイバーはあくまで背景のガジェットに退いています。 主役に躍り出たのは、遺伝子実験の果てに生まれた悲劇の怪物「WXⅢ」。 当時、怪獣を描いたアニメ作品といえば『ザ☆ウルトラマン』や『ウルトラマンUSA』といったヒーロー色が強いものが主だったが、本作は現代社会に地続きのリアルなSFとして、極めて野心的な試みを貫いています。 ■ 継承される悲劇、波及する影響力 喪失した娘が怪物化するというモチーフは、大森一樹監督の『ゴジラVSビオランテ』(1989)でも描かれていますが、本作はその悲哀をさらに深化。 また、後にポン・ジュノ監督が『グエムル -漢江の怪物-』(2006)で描いた「日常に潜む異形の恐怖」に、本作が多大な影響を与えたというのも、この緻密なリアリズムを観れば誰もが納得です。 ■ 総評:パトレイバーが遺した「三つの警告」 押井守監督は第1弾で「システム依存への警鐘」を、第2弾で「平和の中の戦争」を見事に描いてみせました。 それに対し本作は、それらとは異なるベクトルである「バイオテクノロジーと軍事利用の倫理」というテーマを鮮烈に叩きつけています。

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