少年は見た
人間の複雑さを深く見つめ丁寧に描けているのは、本作が監督の恩師の実体験に基づいているからでしょうか。もう一度見て、一人一人の登場人物の言葉を反芻したいです。憎しみに囚われずに少年が咄嗟にとった行動とラストの表情に、心が震えました。 「大統領のケーキ」と同じ夏にこの映画を見たことで、今、ここで自分がどう生きるかを問われる思いがしました。
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第二次世界大戦末期、本土へ向かう爆撃機が上空を飛行する中、ドイツ北部に位置するアムルム島はどこか美しく、楽園のような静寂を保っていた。戦地から疎開してきた12歳の少年ナニングは、父に代わり農作業で得たわずかな食糧で身重の母と幼い弟、叔母ら家族を支えている。島民たちが終戦を待ち望むなか、ナチス国家、ひいてはヒトラーへの忠誠を信じて疑わない母・ヒレ。しかし、ラジオがその死を告げた瞬間、彼女は取り乱し、家族の日常も一変していく。生気を失い、食事を拒むヒレが唯一欲したのは、たっぷりのバターとはちみつが塗られた白パンだったー
人間の複雑さを深く見つめ丁寧に描けているのは、本作が監督の恩師の実体験に基づいているからでしょうか。もう一度見て、一人一人の登場人物の言葉を反芻したいです。憎しみに囚われずに少年が咄嗟にとった行動とラストの表情に、心が震えました。 「大統領のケーキ」と同じ夏にこの映画を見たことで、今、ここで自分がどう生きるかを問われる思いがしました。
戦地でないにも関わらず、些細な願いも叶わず耐えるしか無い状況が作られてしまう事に憤りを感じずにはいられないと。。。 とても美しい島の風景とのギャップが。。。
あの頃のドイツ人が住んでいた周辺地域には、こんな市民がたくさんいたんだろうなって思いながら見た。同様な目で描いた日本映画も少なくないが、改めてあの頃のドイツに想いを馳せた。
美しい風景と瑞々しい子供の世界 様々な死や人との関わり 少年は終戦という出来事をきっかけに狭い世界から踏み出していく タイプは違うけどスタンド・バイ・ミーを思い出した もうちょっと日本語タイトルどうにかならなかったかなぁ(笑
母ために色々と危険をかえりみず奔走する姿が、子供の冒険と成長と言うにはあまりに痛ましくもあった。 戦争が終わる瞬間を少年の日常を通して描いた作品でした。