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静かな生活 ポスター

静かな生活

3.5 121分 1995/09/29 公開
ドラマ日本
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あらすじ

絵本作家を目指すマーちゃんの家族は、作家であるパパ、やさしいママと弟のオーちゃん、そして音楽の才に恵まれながら障害者である兄のイーヨーの五人。ある年、家の下水を直そうとして失敗したパパは、家長としての威厳がないというプレッシャーに耐え切れず、オーストラリアの大学へ講師としてママと出向くことになった。留守を引き受けたマーちゃんは、イーヨーたちの面倒をみる事となる。 (wikipedia『あらすじ』より引用)

キャスト・スタッフ

監督
伊丹十三
キャスト
山崎努/柴田美保子/渡部篤郎/佐伯日菜子/今井雅之/緒川たまき/岡村喬生/宮本信子/大森嘉之/津久井啓太/南条タマミ/左時枝/渡辺哲/柴田理恵/川俣しのぶ/高橋長英/岡本信人/秋間登/原ひさ子/結城美栄子/星野有紀/久遠利三/小木茂光/阿知波悟美/柳生博/高良陽一/三谷昇
配給
東宝

クチコミ

PG12

- 1年前

偏見について考えさせられる映画

主人公イーヨーを演じ、本作で世に出た渡部篤郎氏の熱演を観るだけでも価値はありますね。

- 1年前
2月21日(金)からTOHOシネマズ日比谷さんで開催されている「日本映画専門チャンネル presents 伊丹十三 4K映画祭」(監督作品を毎週1作品、計10作品上映)も残り3作品、8週目。本日は『静かな生活』(1995)。 『静かな生活… 続きを読む

2月21日(金)からTOHOシネマズ日比谷さんで開催されている「日本映画専門チャンネル presents 伊丹十三 4K映画祭」(監督作品を毎週1作品、計10作品上映)も残り3作品、8週目。本日は『静かな生活』(1995)。 『静かな生活』(1995/121分) 監督にとっては高校の同窓で妹の夫でもあるノーベル文学賞受賞者大江健三郎氏の原作を映画化した本作。 高尚な印象で公開当時鑑賞をスルーしておりましたが、今回の4K映画祭で初鑑賞。 生まれつき知的ハンディキャップを負いながらも「絶対音感」はじめ音楽の才能に富む天使のような佇まいの兄・イーヨー(演:渡部篤郎氏)と、兄を献身的に支える妹・マーちゃん(演:佐伯日菜子氏)を中心とした家族や周りの人々の心なごむ日常を優しく描く作品、またはバリー・レヴィンソン監督『レインマン』(1988)のサヴァン症候群の兄レイモンド(演:ダスティン・ホフマン)のようなイーヨーの特殊な才能にフィーチャーした作品かとずっと思っておりましたが、然にあらずでした。 実際はイーヨーに親切に水泳指導する新井君(演:今井雅之氏)が保険金殺人の容疑者としての疑惑を晴らすため相談したイーヨーの父(演:山崎努氏)に逆に小説の登場人物としてさらに悪く描かれたことに恨み、マーちゃんを襲うなど、かなりセクシャルでサスペンス風、娯楽大作というよりはATG(アート・シアター・ギルド)のような作品ですね。 たぶん従前の伊丹映画の娯楽性を求めて劇場に足を運んだ観客は相当面を食らったことでしょう。 公開時の1995年はバブルも完全に弾けて世の中の空気もがらりと変わった時期、前作『大病人』(1993)で死生観や宗教観を描いて作家性を強めた時期でもあるので、今となれば本作を制作した事由も何となく理解はできます。 イーヨーを演じ、本作で世に出た渡部篤郎氏の熱演を観るだけでも価値はありますね。

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