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アラビアのロレンス〈完全版〉 ポスター

アラビアのロレンス〈完全版〉

5.0 227分 2025/04/04 公開
ドラマGイギリス
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あらすじ

1962年に製作されたD・リーンの名作「アラビアのロレンス」は、元々ロイヤル・プレミアの時には222分の上映時間であったが、1ヵ月後には約20分カットされ、以後も上映効率のためなどで次々と短くなっていた。1966年以降は2巻目のプリントが裏焼きになるなどしたまま今日に至っていたものを、欠落部分を探しだして223分に復元、リーンが最終的に216分にカットした。1916年、英陸軍カイロ司令部に勤務するロレンス少尉(ピーター・オトゥール)は、敵国ドイツと同盟を結ぶトルコに対して反乱を起しつつあるアラブ民族の情勢を探るため、3か月の休暇を得た。元考古学者で現地の情勢に詳しいロレンスは、トルコの圧政に苦しむアラビア人たちに深く同情していた。反乱軍の指導者フェイサル王子(アレック・ギネス)に会うため旅立ったロレンスは、途中、ハリト族首長アリ(オマー・シャリフ)と出会う。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
デヴィッド・リーン
キャスト
ピーター・オトゥール/アレック・ギネス/アンソニー・クイン ほか

クチコミ

風とライオン

- 3年前
「驚いただろう?君たちはアラブを野蛮で残酷だと罵る。だがこれを見ろ、本当に残酷なのはどちらだね?」 午前十時の映画祭で鑑賞。 我が歴代映画ランキング第6位を20年間守り続けている本作。 完全版のDVDを買い与えられたのは13歳のときだった… 続きを読む

「驚いただろう?君たちはアラブを野蛮で残酷だと罵る。だがこれを見ろ、本当に残酷なのはどちらだね?」 午前十時の映画祭で鑑賞。 我が歴代映画ランキング第6位を20年間守り続けている本作。 完全版のDVDを買い与えられたのは13歳のときだった。以来お気に入りの1作で、それこそ嘗めるように観てきたものだ。高校では世界史を選択したが、最も試験の点が良かったのはイスラーム史だった。当然、背景にはこの作品がある。 では何故観たって?劇場で見たことがなかったからだ。音を楽しみに行ったと言うべきか。モーリス・ジャールのスコアが聴きたかったから行った。 これは…もし映画が好きならば好き嫌いに関わらず観ないといけない作品だと改めて実感した。しかも劇場で。太陽を、熱砂を、TVで目にして理解したつもりになっていたのが何とも情けなかった。こんな作品、二度と人類には製作出来まい。 サウンド以上の収穫は歳をとったからこその「見方の変化」に利息として現れた。初めて観たとき、僕にとってロレンス(演:ピーター・オトゥール)は「理想に燃えた悲劇のヒーロー」として映った。だが今回は真逆。(ナチス・ドイツを除けば)世界史上類を見ない最低最悪の偽善国家である大英帝国の魂胆を知りながら看過し、大言壮語でアラブを焚き付けたロレンスは「己を過信したペテン師」として映った。恐らく大英帝国の中でも1,2を争う悪行である「三枚舌外交」の片棒を担いだのだから、その罪は重く、「僕は知りませんでした」では到底済まされない。唯一の救いは終盤に彼自身がそのことに気付く点にあるが、時既に遅し、個人の力ではもはやどうにもならない局面まで事態は悪化していた。 キャストで見てみると、この作品は典型的なまでの「フットボール型」。もちろんロレンスはピーター・オトゥール以外考えられないくらいのハマり役なのだが、不滅の1作たらしめたのはアリ首長(演:オマー・シャリフ)とアウダ・アブ・タイ(演:アンソニー・クイン)の2人によるところが大きい。最後に点を決めるのはロレンスだが、この両翼がサイドを駆け上がるからボールは運ばれ、ロレンスのゴールへと結び付く。 このフォーメーションをチェスの如く組み上げたデヴィッド・リーン監督に改めて脱帽し、心からの敬意を表する。

圧倒的映像美と人間の狂気

- 1年前

果てしなく地平線まで続く砂漠の広大さ、朝日や夕陽に照らされる砂漠の美しさ、いともたやすく生命を呑み込む砂漠の厳しさなどの圧倒的な映像美と、意気軒昂とした自信家のロレンスが次第に狂気に染まり、自信を喪失していく様子が対照的に描かれており、戦争映画であり人間ドラマでもあり、素晴らしい作品。

ロレンスはイエス

- 3年前

ロレンスは砂漠に降りたキリスト、のように描かれていた。 するとロレンスの苦悩は、イエスも…。

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