サイコの伝播
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前作の有名シーンからスタート。さすがのあざとさだが、23年もの時を経ているなら使用して違和感ないか。 母親に毒を盛って殺したトラウマから精神疾患を患い、サイコな殺人鬼と化したノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)だったが、裁判では心神耗弱で無罪を勝ち取り、再び「母の住む」モーテルへ戻ってきた。 ノーマンの良心を閉じ込め暴走するアバズレ嫌いお母さん。謎の言動メアリー(メグ・ティリー)と節穴保安官が拍車をかける。 ノーマンに復讐すべく母親と共に彼を再び病院送りにする計画ではあるものの、かなりの体当たりを演じ、挙げ句の果てになぜか母性本能を擽られているメアリーが最もサイコだ。 ノーマンの少年時代を演じたオズ・パーキンスは、アンソニー・パーキンスの実の息子である。「実の」というのが、本作のカギを握る言葉でもある。 このシリーズは全4作あり、『サイコ3』ではノーマンを演じたアンソニー・パーキンス本人がメガホンを取っている。 『サイコ』シリーズのイメージが強烈なアンソニー・パーキンスは、その成功がゆえ、正当に評価がなされなかった不遇な俳優の1人とも言える。