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鬼龍院花子の生涯

4.7 146分 1982/6/5 (土) 公開
ドラマ任侠・ヤクザ日本
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あらすじ

大正末期から昭和にかけ、土佐の高知に徒花のように咲いて散った侠客・鬼龍院政五郎と彼を取り巻く女たちの凄まじくも絢爛たる愛憎劇を、仲代達矢と夏目雅子、岩下志麻ら7人の女優たちの競演で描く任侠超大作。27歳の若さで世を去った“大輪の花”夏目雅子の代表作。宮尾登美子の原作に描かれた、生々しい男と女の生き様を、名匠・五社英雄監督が、ダイナミックなタッチで極彩色による大ドラマを展開。強烈なエロチシズムと鮮烈な映像美が、観る者を圧倒する。

キャスト・スタッフ

監督
五社英雄
キャスト
仲代達矢/岩下志麻/夏目雅子/仙道敦子/佳那晃子/高杉かほり/中村晃子/新藤恵美/室田日出男/夏木勲/佐藤金造 ほか
配給
東映

クチコミ

仲代達矢が凄い

- 1年前
丸の内東映の最終週。夏目雅子の名セリフで知られるこの作品。かつて見たと思っていたがよく見てなかった。女優合戦の映画だが、やはりこの映画主役は、鬼龍院政五郎を演じた、仲代達矢である。高知の侠客としての迫力も凄いが(ヨコに居る岩下志麻さんも凄い… 続きを読む

丸の内東映の最終週。夏目雅子の名セリフで知られるこの作品。かつて見たと思っていたがよく見てなかった。女優合戦の映画だが、やはりこの映画主役は、鬼龍院政五郎を演じた、仲代達矢である。高知の侠客としての迫力も凄いが(ヨコに居る岩下志麻さんも凄い迫力)ところどころ発言や行動に道化と狂気をはらんでいて、凄い芝居。 懐かしい俳優も多いが、無名塾の若手だった、役所広司や、東映京都の大部屋時代の福本清三なども出ていて、名前もちゃんとクレジットされていた。 夏目雅子の澄んだ目のお芝居は、まるで月に帰る前のかぐや姫のようでもある。そう思うと、政五郎とウタ夫妻は、竹藪で光る竹を見つけた竹取の翁夫妻であり、幼少期のかぐや姫は、仙道敦子が演じており、愁眉でありんすねぇ。

大スクリーンで観る夏目雅子氏は輝くばかりの美貌、息をのむ美しさ。 激しいシーンも体当たりで演じきっており、女優として脂の乗った時期の夭逝は本当に惜しいですね。

- 1年前
約65年にわたって愛され続けた丸の内TOEIさんも7月27日(日)の閉館まで残すところあと1週間。 本日は『「鬼滅の刃」無限城編』が絶賛公開中の最中、五社英雄監督『鬼龍院花子の生涯』(1982)を鑑賞。 『鬼龍院花子の生涯』(1982年/… 続きを読む

約65年にわたって愛され続けた丸の内TOEIさんも7月27日(日)の閉館まで残すところあと1週間。 本日は『「鬼滅の刃」無限城編』が絶賛公開中の最中、五社英雄監督『鬼龍院花子の生涯』(1982)を鑑賞。 『鬼龍院花子の生涯』(1982年/146分) 監督・五社英雄氏、原作・宮尾登美子氏の大ヒット作。 夏目雅子氏のドスの効いた「なめたらいかんぜよ!」は流行語にもなりました。 ちょうど公開当時に高知県に在住。 本作同様高知(土佐)を舞台にした宮尾氏原作『陽暉楼』(1983)、『櫂』(1985)や、武田鉄矢氏主演『刑事物語4 くろしおの詩』(1985)、果てはTVドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(1985放送)では2代目麻宮サキ(演:南野陽子氏)が土佐弁を披露と、にわかな高知(土佐)ブームに地元民として歓喜しておりました。 「ちゅーちゅー、にゃーにゃー、がーがー」の独特の土佐弁の言い回しとイントネーションに苦労したのは良い思い出、当時はまだ桂浜に「土佐闘犬センター」も営業中でした。 本作の面白いところは表題の「鬼龍院花子」が夏目雅子氏ではないところ。 土佐の侠客・鬼龍院政五郎(演: 仲代達矢氏)に12歳で養女として貰い受けられ、政五郎の義侠心あふれ豪放磊落な生き様や一家を取り巻くしがらみに翻弄されながらも、政五郎の反対を押し切り学問をおさめ小学校教師となる「松恵」を夏目雅子氏が演じ、「花子」は政五郎と妾の間にようやく産まれた一粒種のため甘やかされて育てられ無学、一家の人間関係に最後の最後まで翻弄され身をやつす悲劇的な女性を「松恵」とのコントラストを強く描かれています。 侠客の世界を肌身に感じつつ、決して周りに流されず自分の信じた道(学問・恋愛)に邁進するが、政五郎たちに育てられた影響で、内に激情を秘める女性に成長。 その発露が亡夫の分骨に難色を示す遺族に対しての「なめたらいかんぜよ!」の一発の啖呵セリフに凝縮されており見事です。 基本は鬼龍院政五郎の波乱万丈な生涯を描いた作品ですが、松恵(=女性)の目線から描いた点は、既存の任侠・実録作品にはない新鮮さと多くの女性も共感でき大ヒットも納得です。 大スクリーンで観る夏目雅子氏は輝くばかりの美貌、息をのむ美しさ。 激しいシーンも体当たりで演じきっており、女優として脂の乗った時期の夭逝は本当に惜しいですね。 また松恵の少女時代を演じた仙道敦子氏も名演。 少女時代(仙道氏)から大人(夏目氏)へのオーバーラップは違和感なく驚きでした。

したことはされるの任侠的無限ループ

- 11ヶ月前
タレントの友近さんの影響で観てみた。 まず、鬼龍院松恵の生涯なのに生涯の対比からあえてのこの邦題って言うのがおもしろい。「養子、博学、厳しく育った、美人」の松恵と「実子、無学、甘やかされて育った、スーブー」の花子。この"あえて"が良い邦題だ… 続きを読む

タレントの友近さんの影響で観てみた。 まず、鬼龍院松恵の生涯なのに生涯の対比からあえてのこの邦題って言うのがおもしろい。「養子、博学、厳しく育った、美人」の松恵と「実子、無学、甘やかされて育った、スーブー」の花子。この"あえて"が良い邦題だと思わせる。 松恵ストーリーは少女期の仙道敦子さんから大人は夏目雅子さんへのシフトもすんなり回収できる。大袈裟なくらいの土佐弁も高効果な演出となっていた。 2025.11.24

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