大変興味深い映画です
本作はATGにより、1977年に公開された。公開当時はその前年に公開された「犬神家の一族」のパクリとか言われたんだろな〜と推察する。 確かに謎解き探偵の、「巨勢博士」を演じる小坂一也は、「金田一博士」演じるところの石坂浩司の。更に主要キャ… 続きを読む
本作はATGにより、1977年に公開された。公開当時はその前年に公開された「犬神家の一族」のパクリとか言われたんだろな〜と推察する。 確かに謎解き探偵の、「巨勢博士」を演じる小坂一也は、「金田一博士」演じるところの石坂浩司の。更に主要キャストの嵯川哲朗は、当時「砂の器」をはじめ松竹のわけありの主要人物の常連、加藤剛の劣化コピーに見えないコトもない。 しかし、今は亡き内田裕也の怪演をはじめ、名優と言われた田村高廣(田村正和の兄)。桜井浩子(ウルトラQ、ウルトラマン)、そして夏純子、伊佐山ヒロ子、初井言栄なども出演した、昭和映画史に燦然たる輝きを放つ奇作である。 原作は、1948年雑誌連載小説。坂口安吾はじめての推理探偵モノ。横溝正史が「犬神家の一族」を発表したのは、1972年である。安吾は推理探偵モノを連続して著するつもりは毛頭なかったらしいが、次作は未完の「復員兵物語」だったそうで…。 コレって文学史上の事件かも