タクシー ドライバー
デニーロが怖かった。想いを寄せられた彼女は怖かったと思う。トラビスなりの正義があって、それに従っただけ。
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ニューヨークにある小さなタクシー会社に運転手志望の男性が現れた。ベトナム帰りの元海兵隊員と称する彼、トラヴィス・ビックルは、戦争によるのか深刻な不眠症を患っているため定職に就くこともままならず、タクシードライバーに就職。誰となく目的地まで送り届け運賃を受け取るルーティンワークの日々を送っていた。社交性にやや欠け、同僚たちから守銭奴とあだ名されるトラヴィスは、余暇はポルノ映画館に通ったり、深い闇に包まれたマンハッタンを当てもなく運転する、という孤独の中にあった。そして、そこで目にする麻薬と性欲に溺れる若者や盛り場の退廃ぶりに嫌悪を示していた。ある日、トラヴィスは次期大統領候補パランタインの選挙事務所付近を通りかかる。彼はそこで勤務する女性に魅かれ、選挙運動に興味を示した。彼女はベッツィーと言う名で、トラヴィスは彼女をデートに誘う。徐々に懇意になっていく二人だったが、トラヴィスは日頃の習性でベッツィーとポルノ映画館に入り、激昂させてしまう。以来どうなだめても応じず、思うようにことが運ばない彼はついに選挙事務所に押し掛け「殺してやる」と罵るのであった。 (wikipedia『ストーリー』より引用)
デニーロが怖かった。想いを寄せられた彼女は怖かったと思う。トラビスなりの正義があって、それに従っただけ。
作中のBGMがすぎるし、映画全体の雰囲気もいいから個人的にPVとして見てる感がある。ストーリーを度外視しても2時間楽しめる不思議な映画。 また、ストーリーというかデニーロのキャラがかなりユニーク。 思考が完全にズレまくってて、どんどんイカれた方向に向かってく様子は、みてて面白い。 当時の時代背景やPTSDも関係してると思うが、たぶん厨二病の真骨頂ってこういうことなんだろうなと思った。 自分を客観的に見ることって大事だなと思わされる。
100回以上観ている 何度見ても面白い
ベトナム帰還兵の青年が孤独と社会への嫌悪感から狂気な犯罪に染まっていく。大統領候補者の暗殺未遂を起こす一方、幼い売春婦を更生させようと売春宿を襲撃したりと、常に暴力的な方法で情緒不安定な青年を表現していた。ロバート・デ・ニーロの怪演の原点が見れ、また幼いジョディ・フォスターも新鮮に映る。2022.6.5
『グッドフェローズ』『レイジング・ブル』のマーティン・スコセッシ監督、『グッドフェローズ』『レイジング・ブル』のロバート・デニーロ主演。彼らの作品を観て、新作『アイリッシュマン』がなおのこと気になる。 『コブラ』のエンディングみたいなサックスの渋い曲が全編に流れ続ける。 12歳の娼婦アイリスを演じたのは、『羊たちの沈黙』のジョディ・フォスター。当時はまだ13歳で、本作において鮮烈なデビューを飾った。 デニーロは、実際に数週間タクシードライバーを経験し役作りを行なったらしい。 スコセッシもイカれた男としてカメオ出演。 銃撃戦シーンのトラヴィスのカリスマ性たるや、圧巻、圧倒的。徐々に頭がおかしくなっていく不気味さも魅力の一つだが、ラストの仕草が特に芸術的。カルト的人気を誇るのも頷ける。そして最後の最後が渋すぎる。 後にジョン・ヒンクリーという男が、映画の影響を受けて大統領暗殺まで企てるが、そちらも実に映画的で小説のようだ。