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レッド・サン ポスター

レッド・サン

4.8 115分 1971/11/26 (金) 公開
西部劇アクションフランスイタリアスペイン
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あらすじ

19世紀、アメリカ西部。日米親善使節としてワシントンに向かう坂口備前守の乗る列車が、リンク(チャールズ・ブロンソン)と相棒のゴーシュ(アラン・ドロン)率いる強盗団に襲われた。天皇から大統領に献上される黄金の日本刀を奪ったゴーシュは、リンクを裏切って逃亡。備前守の護衛・黒田重兵衛(三船敏郎)は、宝刀奪還のため、復讐を誓ったリンクを道案内にゴーシュを追う。当初反発しあっていた二人だが、次第に友情で結ばれていく。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
テレンス・ヤング
キャスト
アラン・ドロン/チャールズ・ブロンソン/三船敏郎/ウルスラ・アンドレス/キャプシーヌ/中村哲 ほか
配給
コピアポア・フィルム

クチコミ

ブロンソンと三船氏二人のドロン追跡劇を軸とした互いの文化を超えた友情譚

- 1年前
三船敏郎氏、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン、そしてウルスラ・アンドレスが華を添える日米仏のスターが共演した西部劇『レッド・サン』(1971)の4Kデジタルマスター版が公開されたのでYEBISU GARDEN CINEMAさんへ。 … 続きを読む

三船敏郎氏、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン、そしてウルスラ・アンドレスが華を添える日米仏のスターが共演した西部劇『レッド・サン』(1971)の4Kデジタルマスター版が公開されたのでYEBISU GARDEN CINEMAさんへ。 『レッド・サン』(1971) 三船敏郎氏が社長を務めた三船プロが三船自身を主役の侍役にした企画をハリウッドメジャーに提案、快諾され生れた作品とのこと。 それだけ三船氏が“世界のミフネ”として国際的な知名度と影響力があった証左ですね。 共演のチャールズ・ブロンソンをはじめ、当時日本で人気あったアラン・ドロン、『007』初期3作品を手がけたテレンス・ヤング監督、音楽は『アラビアのロレンス』のモーリス・ジャールを三船プロ側の意向も交えながらキャスティング、選定したのは驚き。 ポスタービジュアルからは『さらば友よ』(1968)以来のブロンソン×ドロンの再共演、本作も男臭い二人の友情譚と想起されますが然にあらず、実際はドロン演じる冷酷非道な悪漢に裏切られたブロンソンと、ドロンに帝から大統領に贈呈する黄金の太刀を奪われた三船氏二人のドロン追跡劇を軸とした互いの文化を超えた友情譚。 企画からきちんと三船プロが参加しているので、いわゆる誤解された変な日本人の描かれ方は許容範囲内に押さえられているので、今観ても違和感なく、普遍性ある娯楽西部劇アクションに仕上がっていますね。 悪人だけど根は優しいブロンソン、終わりを迎える武士の世界に最後まで忠義を尽くす三船氏と二人の見どころは満載ですが、冷徹非道の悪漢ドロンは見せ場も少なく、悪役としても大物感が薄くゲス過ぎて少々もったいなかったですね。ただ二枚目俳優なのに、こういうゲスな悪役のオファーもきちんと受けるドロンには好感が持てますね。 初代ボンドガール、ウルスラ・アンドレスも単なるヒロインでなく男に翻弄される小悪魔の設定も良いですね。 演出面はさすが『007』の初期傑作を手がけたテレンス・ヤング監督、アクションシーンはスピード感とキレがあり、音楽も『アラビアのロレンス』を彷彿とさせる雄大な西部の平原にマッチした「これぞ西部劇!」という劇伴が実に贅沢でしたね。

10zo ネタバレ

男と男の約束と友情の物語

- 1ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

チャールズ・ブロンソン×三船敏郎×アラン・ドロン。思わず二度見してしまうような豪華キャストによる西部劇。 裏切り者ドロンに奪われた宝物の刀と金をブロンソン・三船の凸凹コンビが追うという割とシンプルな物語。 渋い男前な二人組に対して、正統派イケメンのドロンという対立軸がとても良い。 たまに「今、凄い事が起きたよな?」というシーンがしれっと映り込むのがたまらない。本当に爆発してるし、本当に燃えてるし、本当に落ちている。 本当にやってる!場面の数々がとても画面を豊かにしてくれる。 物語ラストでは、ドロンに撃たれてしまい三船は命を落とす。その仇をブロンソンが取り、この奪われた刀は自分が届けると約束するブロンソン。 この刀の返し方が本当に渋い。 約束の駅の電線に釣るして、ブロンソン自身は余韻も残さず本当にサッと消えてしまう。 報酬を求めるでもなく、三船の死に様を伝えるでもなく、ただ刀を置いて去る。 金も名誉も無く、ただ男と男の約束と友情が果たされた。 古き良き情緒で幕が閉じる、とてもいい映画である。

侍とは、かくありき。

- 1ヶ月前
完全なる西部劇の列車強盗ビジュアルからいきなり紋付き袴のサムライが出てきた時の衝撃はすごかった笑。ここの規格外の意外性がこの映画の象徴ですね。それを一発で表現した見事な演出でした。 「人生に信念を持つことが大切だ」 「そんなもん一銭の徳に… 続きを読む

完全なる西部劇の列車強盗ビジュアルからいきなり紋付き袴のサムライが出てきた時の衝撃はすごかった笑。ここの規格外の意外性がこの映画の象徴ですね。それを一発で表現した見事な演出でした。 「人生に信念を持つことが大切だ」 「そんなもん一銭の徳にもならねえ」 こんなやりとりを何度も経てそれぞれの主義が交差しながらたどり着いたラスト。それがこの映画の全てであります。 今回、映画館で午前十時の映画祭の町山智浩解説付きを見た。なるほど。作品の理解が深まる。町山さんが言ってた世間のラストの解釈で、サムライ三船敏郎が後ろから斬りかかろうとして撃たれるという最後が侍らしくないという批判。ここは本当はあのまま斬れたがブロンソンとの約束がかすめて躊躇したというのが正しいと思う。なので、自分の納得のいかない約束であろうとも義理を果たそうとしたことと、ブロンソンへの敬意も読み取れると思った。侍はあくまでも侍であったと。

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