ありえない
顔が変わっても、こんな特徴ある声、体格で、丸わかりですよ、ダンナだと。わかるということががわからないとはよほど愚かなのでは。そしてこの人に医院外でも付き合う医師もかなりヒマですね。 井川比佐志をコピーして仲代達也になるとは?コピーされたのはホクロだけ。
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顔に大火傷をおってしまった男が、妻に嫌われたこともあって、まったく他人の顔を医者に作ってもらう。勅使河原宏が『砂の女』に続いて監督した作品で、同様に安部公房の原作・脚本によるもの。
顔が変わっても、こんな特徴ある声、体格で、丸わかりですよ、ダンナだと。わかるということががわからないとはよほど愚かなのでは。そしてこの人に医院外でも付き合う医師もかなりヒマですね。 井川比佐志をコピーして仲代達也になるとは?コピーされたのはホクロだけ。
新文芸坐さんに「安部公房生誕100年 超越する芸術・勅使河原宏との仕事」と題した特集上映。初期代表作『砂の女』(1964)『他人の顔』(1966)を鑑賞。 『他人の顔』(1966) 勤め先の化学工場での事故で顔面が損壊した主人公(演:仲代達矢氏)が、損壊のため心が離れた妻(演:京マチ子氏)の心を確認するため別人のマスクを被り誘惑する話。 顔面を包帯で巻かれたビジュアルインパクトは十分、ホラー映画と見紛う本作品ですが、同作も阿部公房氏自ら脚本を担当、カフカの『変身』のごとくマスクをすることで段々と別人格になっていく主人公を仲代達矢氏が見事に演じています。京マチ子氏も悪女でない貞淑な妻を演じ役柄の幅広さを再確認しましたね。 また本作でも勅使河原宏氏の芸術性、カメラアングルは秀逸。 特に包帯をほどき醜い顔をそのまま撮らず、手前の歪曲したフラスコ越しで捉えるカットは主人公の荒れた心象風景も表現しておりましたね。マスク造形のリアルさも60年近く前とは思えない出来で、令和の今観ても古さを感じさせませんでしたね。
「あんたはビールなんかに酔ってるんじゃない。仮面に酔ってるんだ」 これは面白い! でも親に「こんな映画で喜ぶなんてよっぽど変」って言われた(笑) 変人扱いされたくないのであえて星3つにする。親も面白がってたけどね。 「顔」のせいで社会から迫害されてしまったおじさんと女の子(二人が関わり合うシーンは無い)のお話。 ストーリーや無意味に見えるシーンが強烈なのでぜひ見ていただきたい(笑) 「他人の顔のワルツ」の歌詞が素敵です。 仲代達矢のものすご~~く綺麗な顔が、話の流れの中だとなんだか胡散臭げにしか見えない不思議。 本当の顔を一切見せない訳じゃなくて、チラっとだけ見せたのがすごく良かった。ゾクっときた。 本当はおぞましがっているくせに、憐れみと気遣いから普通に接しようとする周囲にいちいち苛立つおじさんがリアル。 なぜとは言わないけどとても共感してしまった。 こういう苛立ちもこんなに昔からあったのか…と驚き。 昔の日本人はもっとみんなポジティブで、仲良く助け合ってるイメージがあったもので…。 「男はつらいよ」の見すぎか(笑) あれって下町のイメージでしか無いんだなあ。この映画都会的だもんなあ。 私も、近所のコンビニの店員の顔すらはっきり思い出せない。 「顔」を知る必要が無いからね。 都会人たちは、物で豊かになるほど、心が貧しくなっている気がするのは私だけでしょうか…。