ゆったりまったりどっぷり
劇場大画面で様式美を堪能しました。 セット丸出しなのですが役者の演技と佇まいで現実感を醸し出すことに成功してます。空が変な感じでブラックホールみたいなんがあると思っていたらでかい目ん玉だったのね。わかった時にゾッとしました。 演出で怖がら… 続きを読む
劇場大画面で様式美を堪能しました。 セット丸出しなのですが役者の演技と佇まいで現実感を醸し出すことに成功してます。空が変な感じでブラックホールみたいなんがあると思っていたらでかい目ん玉だったのね。わかった時にゾッとしました。 演出で怖がらせるというよりは、こういう目ん玉とか雪女の顔(優しい奥さんと雪女の時の顔はどう使い分けてるの?全く印象変わる)とか念仏だらけの顔とか「人間」で怖がらせてる。 顔白くすると「死んだ」ことになるとかわかりやすい表現もあるけどそれでもやっぱりそれ以上にオドロオドロしさは出てますね。人間の力ですね。 たぶん前に見たことあるんです。耳なし芳一の圧倒的ビジュアルが脳裏に焼き付いているから。でも4つの話のオムニバスとはつゆ知らず。 ストーリーはもう日本人ならDNAに刻まれているほどに普遍的。それでもグッと没入するパワーがありました。 ゆったりしてるなあ。もう現実と別の時間の流れてるような。コスパ重視、ダイパ重視の世の中と全く真逆の世界ですね。劇場の椅子に深く腰を下ろしてまったりしながら見ました。1番前だったので特に。スクリーンに大きく広がるよく知った話とよく知った場面と見たことある顔の役者と不思議な世界。日本独特の表現をするなら、ゆったりまったりどっぷりしました。 PS.元カノはいつまで経っても自分のことを好きと思ってるバカな男はいつの時代にもいます笑。気をつけましょう。 PS.雪女は、話をしたのは他の人ではなく本人なのでセーフなのでは?笑。 と思ったが約束を守れない男は許せないということやな。 PS.耳なし芳一は、正確にいうと耳取られ芳一ですね。ちんちんにも書いてたと思うと面白い。あのビジュアルは子供時代に見て強烈でした。あの人、元首相の石破さんにしか見えなかった。 PS.最後の「茶碗の中」は知らなかった。オチがメタ的になっていてかなり時代先取りですね。「パルプフィクション」のマーセルスが言ってた 「茶碗の中にヒットマンを忍ばせる」って話はここからきてるのか。