1人キャッチボールの音がする。ずっと。
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
えーっと。 あまりにも有名で高名な本作にレビューがほとんどついてないので書いときます。 見てない人は早く、出来れば大画面で、駄目ならTV画面でもいいから見といた方がいいよ。 ネタバレ指定したので気にしないで書きますが、50年以上前の映画で何を今更とも思います。 こんなレビュー見る前にとにかく見た方が良いのです。元気出るから。 ナチスの捕虜収容所から脱出しようとする人たちの話です。 実話をもとにしています。 結構犠牲者も出ます。 でも皆成功を夢見て脱走します。 …… 本作が優れているのは、ある意味ドキュメンタリーであり、ある意味群像劇のオールスターキャスト映画でありつつ、ある意味スティーブ・マックイーン という超スター俳優を更なる高みへとのしあげた映画であるところを全部成り立たせてしまっているところだと思います。 細かなところを書けば、収容所内でのトンネルの掘り方の工夫あれこれ、じゃがいも焼酎の作り方あれこれのノウハウ的な面白さの積み重ねで進行していく。これは「この世界の片隅で」(さらにいくつもの 含む)で片渕須直監督が行った、時代を再現するには習慣的作業の細かいところからにつながります。横道にそれますが片渕須直監督も本「大脱走」好きでいつぞやは新宿ピカデリーでトークショー付きの上映会が開催されました。まさにピカデリーで会おうです。 そこに更に豪華付録として盛られるマックイーン +イーギンス(スタントさん)のバイクシーン。 好きすぎて色々書きたいことも多いのですが、最後はやっぱり、 クーラーキング ヒルツの独房での1人キャッチボールに尽きると思います。 どんなに抑圧されようと諦めない。 台詞でなく、ボールの反射してる音で気がつかされるわけです。 僕も、僕たちも頑張ろうって。 何に頑張るかが問題ではありますが(笑