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海底軍艦 ポスター

海底軍艦

5.0 94分 2025/1/3 公開
特撮日本
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あらすじ

1963年公開。地中・海中・空中を自在に駆け巡る万能戦艦「轟天号」の活躍を描く、東宝SFの代表作。日本SF作家の草分け、押川春浪が1900年に発表した小説を基に、オリジナル脚本で映画化された。巨大ドリルが偉容を誇る轟天号の試運転シーンは、円谷特撮を伊福部昭の重厚壮大な音楽が盛り上げ、観る者を興奮の絶頂へと誘う。カメラマンの旗中(高島忠夫)と助手の西部(藤木悠)は、ムウ帝国工作員による光國海運の楠見専務(上原謙)と秘書の神宮司真琴(藤山陽子)の誘拐を阻止した。後日、ムウ帝国から脅迫フィルムが届き、そこには1万2千年前に海底に沈んだムウ帝国が今なお強大な科学力で深海を支配している様子が映し出されていた。さらに真琴の父、神宮司大佐(田崎潤)が秘密裡に進める万能戦艦・轟天号の建造中止と、ムウの植民地だった地上の返還を要求していた。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
本多猪四郎
キャスト
高島忠夫/藤山陽子/小泉博/上原謙/藤木悠/佐原健二/田崎潤/田島義文/南道郎/坂本晴哉/北あけみ/雨宮貞子/高田稔/藤田進/津田光男/大友伸/伊藤久哉/桐野洋雄/沢村いき雄/宇野晃司/中村哲/中山豊/平田昭彦/天本英世/小林哲子 ほか

クチコミ

本作での水との葛藤が5年後のTV特撮『マイティジャック』(1968)にて生かされていますね。

- 1年前
「午前十時の映画祭14」。 先週の『妖星ゴラス』(1962)に続き、今週は『海底軍艦』(1963)をTOHOシネマズ新宿さんにて鑑賞。 『海底軍艦』(1963) 本多猪四郎(監督)×円谷英二(特技監督)の名コンビ再び。 元大日本帝国海軍の… 続きを読む

「午前十時の映画祭14」。 先週の『妖星ゴラス』(1962)に続き、今週は『海底軍艦』(1963)をTOHOシネマズ新宿さんにて鑑賞。 『海底軍艦』(1963) 本多猪四郎(監督)×円谷英二(特技監督)の名コンビ再び。 元大日本帝国海軍の残党が日本の復権のため戦後18年に渡り南方の島で密かに建造していた海底軍艦『轟天号』と1万2千年前に海底に沈没、地熱エネルギーを利用した海底王国を築き再び地上に返り咲こうとする『ムウ帝国』の攻防を描いた戦争アクション映画。 イギリスの『サンダーバード』(1965)以前に艦首に巨大なドリルを配した『轟天号』のデザインはシンプルですが出色。 特技監督・円谷英二氏の特撮も本作でも見どころ多く、丸の内のビジネス街の陥没崩壊シーンはミニチュアセットも精巧で迫力がありましたね。 特に本作では「水」の特撮演出に腐心していたようで、縮尺できない水の表現との葛藤が至るところで見受けられ、本作でのトライアルが5年後のTV特撮『マイティジャック』(1968)にてスローモーションで水の質感・粘度を演出、確実に本作の経験が次回作で生かされています。 キャストは何といっても帝国海軍の残党・神宮司大佐を演じた田崎潤氏。貫禄、声量ともにこういった士官・将校役は適役。東宝特撮には欠かせない上原謙氏、平田昭彦氏、佐原健二氏も名演ですが、ムウ帝国の長老を当時37歳の若さで演じた天本英世氏の怪演は白眉。ムウ帝国もエリザベス・テイラー主演『クレオパトラ』(1963)を意識していたようで600名のエキストラを配して、さすが映画黄金時代、贅沢でした。怪竜「マンダ」の登場に関しては『妖星ゴラス』の「南極怪獣マグマ」同様に蛇足感はありますが、当時それだけ怪獣ブームと観客のニーズがあったのでしょうね。 ストーリーも頑なに大日本帝国復権に固辞する大佐が、最後に世界平和のため『轟天号』を利用する心変わりが戦後18年経った当時の世相を反映している点も感慨深い作品でしたね。

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