「戦争」の変化
戦争を賛美するわけでは無いが第二次世界大戦による人間社会の「破壊」のあとには「創造」があったのだなと感じさせる作品だった。しかし現代の戦争にはそれを感じない。現代の戦争は「破壊」しかないのだ。それはいつ頃からなのだろう。私は朝鮮戦争以降から「創造」が無くなったように思う。
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モスクワ生まれのバレエ・ダンサー、ユダヤ人として辛い体験を重ねた作家、パリで貧しい暮らしを乗り越えて成功をつかんだ女性歌手、母と死別したNYのシンガー。それぞれに運命の荒波に揉まれる彼らの人生は、やがてチャリティ・コンサートの舞台で交わる。
© 1980 / LES FILMS 13 - TF1 FILMS Production
戦争を賛美するわけでは無いが第二次世界大戦による人間社会の「破壊」のあとには「創造」があったのだなと感じさせる作品だった。しかし現代の戦争にはそれを感じない。現代の戦争は「破壊」しかないのだ。それはいつ頃からなのだろう。私は朝鮮戦争以降から「創造」が無くなったように思う。
ベジャール振り付け、ジョルジュドンのボレロ、思わず拍手しそうになった。これが見たくて、映画自体は好きじゃないけど見た。なんで若いころ好きになれなかったか。群像劇だから人間ドラマが薄いのは仕方ない。登場人物の顔が好きになれない。特にエブリーヌ。男性歌手の顔は軽薄、弁護士の顔がおじさんすぎて若い兵士役であることに違和感ありすぎて、とか。 薄いと言えば。今回、一番感じたのは赤十字のチャリティという設定で、その支援対象の世界が描かれていないことに薄っぺらさを感じた。世界大戦という言葉が出てきたけど、この映画はヨーロッパしか描いていない。アメリカ人も出てくるけど、そのアメリカがヒロシマ、ナガサキにしたこと、彼らにとって自分たちの歴史ではない。今の映画はもう少しグローバルな視点を持っている。