濱口監督は男イジめが好きだね。
横浜シネマリン『濱口竜介監督特集上映《言葉と乗り物》』 オールナイト上映にて鑑賞。 この機会がなければ観逃していたかもしれない。 企画に感謝です。 とはいえ、私は濱口監督の熱狂的なファンという訳では、 ありません。 ユニークな映画を撮る人、… 続きを読む
横浜シネマリン『濱口竜介監督特集上映《言葉と乗り物》』 オールナイト上映にて鑑賞。 この機会がなければ観逃していたかもしれない。 企画に感謝です。 とはいえ、私は濱口監督の熱狂的なファンという訳では、 ありません。 ユニークな映画を撮る人、位の認識と評価です。 もちろん脚本や構図やタイミングまで演出の全ても含め、 達者な映画監督、と認めています。 ただ、作品の関連にある事柄について疑問が深まるばかり なのです。 『寝ても覚めても』『ドライブ・マイ・カー』『偶然と 想像』と観てきて本作です。 どの作品も男性をイジめ、女性の肩をもっている。 それなりにどの作品にもテーマは一応あるが、どの作品も 裏テーマは(M男と幸せ探しの女)に思えてならない。 本作で濱口監督はエセフェミニストなのかとさえ疑った。 もしくは逆に、 幸せになど決してなれない女性の人生を描きたいのか、 と。 本作の主人公である4人の女性は、決定的に結婚では 幸福にはならないでしょう。 作品も彼女達には決定的な不幸をもたらさないように。 (仕事の不注意により慌て階段から転落、骨折という バチに当たったナースはいましたが。) では彼女達のダンナさん達はどうなったか。 離婚の意志しかない女の行く先を追おうと職まで辞めた 者。 別れを言われ動揺して交通事故を起こす者。 洗濯物も取り込まず家を空け帰宅するなり他の男と寝て きたと言う妻に、道端でうずくまり泣くしか出来ない者。 なんじゃいな、コレ。 作品の答えがコレ。 上映時間5時間17分の締めがこれかいな? コレ凄い男性差別ですよね。 そこまでの仕打ちを受けなければいけないほど酷い男性 達に思えない。 それでも、この結末にすることは男性嫌悪のある作家性 にしか思えない。 と、最後の最後にズッコケました。 やはり、濱口監督はM男達をイジめ女性達の肩を もつという一連の傾向は本作でも確認出来たという次第。 で、いいですよね?