お里帰り
あらすじ
『悪夢の香り』(77)や『トゥルンバ祭り』(83/TIFF87出品)、あるいは「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」への参加など、ジャンルを横断するアーティストとして日本でもお馴染みのキドラット・タヒミック。本作は久々の長編映像作品である。来たる2021年はマゼランによる「世界周航」500周年といわれるが、実はマゼランは旅の半ばで命を落としており、実際に世界一周を達成したのはマラッカ出身の奴隷エンリケであると主張するドキュ=ドラマであり、アジアの側から世界史を読み直す壮大な物語である。撮影は1980年代から35年以上にわたって継続され、今回も原題には「Ⅲ.5」という副題が付いているので、いまだ膨張している最中のバージョンと思われる。当初は監督本人がエンリケを演じていたが、長期撮影で年齢を重ねたため途中から役をチェンジし、マゼラン役も途中で代わるなど、映画の約束事を平気で飛び越えている点もタヒミックの面目躍如である。
場面写真
キャスト・スタッフ
- 監督
- キドラット・タヒミック
- キャスト
- キドラット・タヒミック/ジョージ・スタインバーグ/カワヤン・デ・ギア カトリン・デ・ギア/ヴァージニア・デ・ギア/ロペス・ナウヤク/ダニー・オルキコ ウィッグス・ティスマン/デーブ・バラダス/ライダ・リム/カリパイ・デ・ギア/トミー・ハファラ/ベンカブ/カブニャン・デ・ギア
© Kidlat Tahimik
クチコミ
まだレビューはありません。