これが映画だ
なんとも、たわいもない、物語を、これ程観る者の感情を揺り動かすのは、ロングショットで映し出す、自然の変化であったり、主演の二人の男女の動かしがたい愛情を、丁寧に丁寧に演出していた繊細さや、音楽の使い方、何もかもが、映画であった。さすが、ホウ・シャオシェンだ。
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「悲情城市」のホウ・シャオシェンが、台湾の山村を舞台に瑞々しい青春を描いた恋愛ドラマ。60年代、幼い頃から田舎町で兄弟のようにいつも一緒に育ってきた中学生の少年アワン(ワン・ジンウェン)と少女アフン(シン・シューフェン)。二人は貧しい家計を助けるために台北に出て働くこととなる。慣れない都会暮らしのなか、二人は励まし合い、淡い恋心が芽生えるが、やがてワンの元に兵役の知らせが届く......。
なんとも、たわいもない、物語を、これ程観る者の感情を揺り動かすのは、ロングショットで映し出す、自然の変化であったり、主演の二人の男女の動かしがたい愛情を、丁寧に丁寧に演出していた繊細さや、音楽の使い方、何もかもが、映画であった。さすが、ホウ・シャオシェンだ。