占領下
敵国の人間が同じ屋根の下に暮らす…島国の日本で考えられない状況。でも今、世界では現実におこっている。一人の人間として見るべきなのか、国家の一員としてみるべきなのか…。自分ならどうするか、感情が揺さぶられる作品だった。
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『ブルーバレンタイン』『マリリン 7日間の恋』のミシェル・ウィリアムズが主演をつとめ、第二次大戦中ドイツ占領下フランスの田舎町で、フランス人女性とドイツ将校との恋を中心に過酷な状況したで懸命に生きる人々の姿を描いたドラマ。1940年6月。ドイツ軍の爆撃にさらされ、パリは無防備都市となった。フランス中部の町ビュシーにパリからの避難民が到着した頃、独仏休戦協定が結ばれ、フランスはドイツの支配下に置かれる。結婚して3年、戦地に行った夫を待つリュシル(ミシェル・ウィリアムズ)は、厳格な義母と大きな屋敷で窮屈な生活を送っていた。その屋敷に、ドイツ軍の中尉ブルーノ(マティアス・スーナールツ)が滞在することになる。心すさむ占領下の生活で、ピアノと音楽への愛を共有する2人は、いつしか互いの存在だけが心のよりどころになっていく。それは同時に、狭い世界に生きる従順な女性だったリュシルが、より広い世界へと目を向ける転機にもなっていくのだった。
Photo:Steffan Hill © 2014 SUITE DISTRIBUTION LIMITED
敵国の人間が同じ屋根の下に暮らす…島国の日本で考えられない状況。でも今、世界では現実におこっている。一人の人間として見るべきなのか、国家の一員としてみるべきなのか…。自分ならどうするか、感情が揺さぶられる作品だった。