記憶を繋ぐ物語
僕はまだ20代になったばかりですが、とても、とても感動しました。 生存者のリアルな経験談や、その想いに触れられてこの映画に深く感謝しています。 あの子供たちの涙が、演技ではなく本物であるといことが、すごくこの映画の意味や語り継がれていくことの大切さを訴えています。 今が平和で、自分が生きているという現実は 昔の人が作り上げた歴史の上で成り立っているのだと改めて実感しました。 とてもいい映画です。
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『マルセイユの恋』でセザール賞主演女優賞を受賞した名女優アリアンヌ・アスカリッドが主演のアンヌ先生を演じ、落ちこぼれクラスの生徒たちを信じ、導いていく姿が描かれた実話に基づくストーリー。貧困層が暮らすパリ郊外のレオン・ブルム高校の新学期。様々な人種の生徒たちが集められた落ちこぼれクラスに、厳格な歴史教師アンヌ・ゲゲン(アリアンヌ・アスカリッド)が赴任してくる。情熱的なアンヌ先生は、生徒たちを全国歴史コンクールに参加するように促すが、「アウシュヴィッツ」という難しいテーマに彼らは反発する。ある日、アンヌ先生は、強制収容所の生存者を授業に招待する。生き証人の悲惨な状況を知った生徒たちは、この日を境に変わっていく......。
(c) 2014 LOMA NASHA FILMS - VENDREDI FILM - TF1 DROITS AUDIOVISUELS - UGC IMAGES -FRANCE 2 CINÉMA - ORANGE STUDIO
僕はまだ20代になったばかりですが、とても、とても感動しました。 生存者のリアルな経験談や、その想いに触れられてこの映画に深く感謝しています。 あの子供たちの涙が、演技ではなく本物であるといことが、すごくこの映画の意味や語り継がれていくことの大切さを訴えています。 今が平和で、自分が生きているという現実は 昔の人が作り上げた歴史の上で成り立っているのだと改めて実感しました。 とてもいい映画です。
冒頭、イスラム教徒の卒業生に、校内に入るのなら顔を覆っているスカーフを取るように教師が指示をして大もめになるシーンから始まる。フランスは多くの移民を受け入れているが、様々な宗教の生徒が集まる学校ではそれぞれの宗教を象徴するものは着けてはならないのだと言う。こんなフランスならではの学校風景から始まる。 フランスのある中学校。ゲゲン先生が受け持ったのは、多くの人種・宗教の生徒が混在する落ちこぼれクラス。授業中に平気でマニキュアを塗り、ヘッドフォンで音楽を聞いている。そんな中、ゲゲン先生はクラスの生徒たちに「アウシュビッツ」に関する発表をコンクールに出そうと提案する。 実話に基づいた作品で、主役の少年マリックを演ずるのは、実際にその実話で発表を行った当時中学生だった青年アハメッド・ドゥラメ。彼がこの作品の映画化をプロデューサーで監督のマリー=カスティーユ・マンシオン=シャールの元に持ち込んで実現させたというのだ。 バラバラで向上心のなかった生徒たちが、共同でユダヤ人虐殺問題を調べていくうちに少しずつ団結し成長していく。劇中に登場し実際の体験を話してくれたズィゲルさんは、この作品の完成後に亡くなられたそうだ。ドイツ占領下のフランスで15歳以下の子供たちがフランス政府によってアウシュビッツ送りにされていた、という事実は私も知らなかった。作品中の生徒たちと同様に観客として勉強しました。そして劇中の生徒たちも、この体験談を聞いて人種や宗教で対立することの愚かさに気付いて更にひとつになっていく。 映画的にはサラッと上手く行き過ぎな感じもするけど、逆に言えば気持ちよく感動できる青春映画であり、学園ものでもある。実話に基づく作品であるしゲゲン先生はスーパー教師ではないけれど、学校や教育は無力ではない、若者たちを導く大きな力を持っているんだと、改めて思わせてくれる作品でした。
多くの人種がいて、いわゆる落ちこぼれのあのクラスで教鞭するのは難しい。 いかに興味をもたせるか?は重要である。 ツボを押さえつつホロコーストというテーマはとても興味深いテーマだろう。 見ている側も勉強になります。
フランスでは多種民族が学校に通うため、細かな規則があるんですね。 それを注意するところからフランス人てすごいなと思い。 手に負えない落ちこぼれを信じる先生に、課題を与えて取り組む姿も素敵。 子供たちが感じることも新鮮。
生徒を真に思う教師の力を見ました。 私は教師を20年続けてきました。 私は、この仕事が好きです。と生徒に名言できる先生に出会いたかったな、と思います。 少しずつ変わっていく生徒たち、 民族大虐殺という過去の事実に直面し、 言葉を無くす子、自らの行き方を見つめる子、 その変化がリアリティに満ちていて、心洗われます。 それでも宗教への固執なのか、 変われない子もいる、それでもの子を見つめる教師の眼差しの悲しさとやさしさ。 人は自ら変わる気持ちがなければ 、変わることを強制はできない、ということを 痛切に感じました。