一度は見るべきだとは思う
めちゃくちゃ面白い、でも辛いから二度と見たくない そんな作品です、以上。
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小学生の貴樹と明里は、特別な想いを抱きあう仲。しかし卒業と同時に、明里の引越しにより離ればなれになってしまう。中学生になり文通を重ねる2人だが、今度は貴樹も鹿児島への転校が決まる。引っ越す前に明里に会おうと、大雪の中貴樹は明里の元へ向かうが......。時は過ぎ、種子島で高校3年生になった貴樹は、同じクラスの花苗に好意を寄せられながらも、ずっと遠くを見つめていた。花苗にとって貴樹は、一番身近で、遠い憧れだった。やがて東京で社会人になった貴樹は、仕事に追われ日々輝きを失っていく街並みを前に、忘れかけたあの頃の記憶に想いを巡らせる。
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甘酸っぱい、全ては自分が中心。 それならアクション。 それが無いと変わらない。 不安はなくすこと。 全ての病やメンタルは不安である。 過去より未来より今を大切に行動すること。 これを意識して出来ることからする事である。 それができれば不安は無くなる。 頑張るのは今しかない。
「今振り返れば、その人はきっと振り返ると強く感じていた」 「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3編からなる新海誠監督の劇場公開3作目。題意は「桜の花びらが舞い落ちる速度」を意味する。個人的には新海誠作品の中で2番目に好きな作品である。 山崎まさよし「One more time, One more chance」の印象が強い本作だが、全体を俯瞰しても美しい詩篇と言っていい。スマートフォンのない時代、時刻表と路線図を頼りに離れ離れになった幼馴染に会いに行く不便さが物語の美しさを惹き立たせている。 同時に、悔しくもある。この頃の新海監督は坂の上の雲を目指して駆け上がっていた。資金や環境の制約もあったことだろう。しかしその不便さがこれだけの作品を作り上げたし、同時に作りたいものを作れていたから、風景の艶というものが出せたのではないかと思う。 「君の名は」(2016)も良かったがこの辺りからどこか物足りなさを覚えるようになった。登場人物から肌艶が失われ、世間受けを狙っているような描写が多くなってきたように感じる。公開されれば観るには観るが、本作や「言の葉の庭」(2013)で味わった五臓六腑に染み渡る切なさが今ひとつ足りていない。一度観たらそれでいいやとなってしまう自分が悲しい。 僕が東京を好きになったのは新海監督の描写によるところが大きい。またあのみずみずしい東京の風景をスクリーンで見せて欲しい。そんな寂しさを、星が落ちそうな夜だから偽れない。
転勤族の2人の男女の話。小学校高学年からずっと2人きりで過ごしていたが、中学に入る時に女の子が栃木へ行ってしまう。中学に入ってから主人公はどこかで心細さや、不安を感じて過ごしていた。自分も転校することになったことで、彼女に会いに行くきっかけができ、やりとりしていた手紙の中で彼女の最寄駅で会う約束をする。しかし、予期していなかった大雪のせいで約束の時間から3時間近く遅れることになってしまう。もう帰ってしまったのではないか、いや、もう帰っててくれとまで思っていた主人公の想像を裏切るように、彼女は最寄駅のベンチに座っていた。 中学生活での不安や心細さ、また道中の主人公の焦りや、感情の起伏が彼女に会えた感動や存在の大きさを引き立てていた。
2人の人生がよくわかった。 3部構成でどんどんみんな成長していく。 君の名は。につながる感じがしてほっこりした。
青春の美しい思い出と、思い通りにはならない大人の現実。切なくなる。なぜ岩舟駅?と気になりながら、遠い昔に思いを馳せられる美しいアニメ。 アニメがあまり得意でない人間にとっては、短編なのも良い。
まさにラストの、そして小説版でも述べられているような、列車同士がすれ違う時のような心の波立ち。
歌がめっちゃ良い…!
幼い頃の恋愛をずっと引き摺っている、大人っぽいけど子供っぽい貴樹くん。 だけど貴樹くんが追い続けているのは明里ではなく、子供の頃に描いていた理想の将来なのかもしれません。 もっと自分にはやりたかった事があったはずなのに、子供の頃はもっと未来はキラキラしていたはずなのに。 どこかで間違えたんだ、どこで間違ってしまったのか。 そのターニングポイントの象徴が、明里なのかもしれません。 ラストは踏切を超えて前に進んだ貴樹くんにとって、ハッピーエンドだと思います。 映像の美しさは流石としか言えません。 望遠レンズで撮った様にピントは薄く、光は滲んでいます。 桜や雪の降る映像は動画だからこそより映えます。言の葉の庭では雨を使っていました。 ラストに流れるOne more time, One more chanceはストーリーにマッチし過ぎていて、これで泣けなければ病院に行った方が良いでしょう。 DVDもBlu-rayも買ってしまったほどに大好きな作品です。
鑑賞感想文(ネタバレ少しあり、とにかくただの感想) 読書感想文のように映画の感想は、鑑賞感想文でよいの? 詳しい方、是非訂正お願いいたします (ひさびさに note 書くのでお手柔らかに) 『絶対はない』そして『永遠の愛なんて存在しない』 それを、口に出すことはタブーな表現 だってお姫様が出てくるストーリーは なぜなのか”絶対に永遠の愛はある”と表現されていて 誰もそれを疑わない そんな”恋”や”愛”や”青春”を『永遠の愛』とか『奇跡』みたいに描きながら 上手に裏切る これが新海誠の手法なんだ (これは決してディスりではなく、私なりの褒めことば) 人は儚いものや奇跡に酔いしれることができる でも小さな時に持っていた感受性ってすごいのよ 真っ白なキャンバスに、色を塗っていく 白に赤を塗れば、鮮明な赤が彩られるのに 青が塗られたキャンバスに赤を重ねると紫になる これが大人になるってこと 真っ白なキャンバスに同じ 桜色 を感じることができ 2人は、その奇跡に『男女の儚さ』を重ね その『儚い物語』は”永遠”だと感じる そして大人も抵抗できない壁に対して 子供にはもっと大きな壁があって その壁は子供に見えない (いや、見ないフリをしているのか? その奇跡を信じた子供だちの儚い 桜色 の物語 はじめて大切な人に会いにいく電車 積雪で遅延するなんて考えてもない 積雪で進まない電車 もどかしい もどかしい なんて自分は無力なのか やっとここで壁の存在に気づく そこからはとにかく切なく、儚い 新海誠監督の罠に、この時点でハマる もう抜けられない この先は、観ている人は タブーを理解しているはずなのだ ”奇跡”や”永遠”は信じてもよいけど それは、最後まで続かない だから、”儚い”という言葉が存在し、ひとはそれに心を奪われる そして、これも生物学のセオリー 少女漫画では、君はどうしたんだい?というくらい 大人びた美少年が、色ボケした普通の女子学生に言い寄るくらいのセオリー 新海誠のセオリーとは、本来心の成長は女性のほうが少し早いということ 女の子のほうがませている とか 精神年齢が高い とか そういうやつ 裏切るのは女性であるほうが、ストーリーはとてもきれいなのだ ただしこの裏切りは、ひどく汚れたものでなく、なぜだか美しい なぜ、美しいのか それは簡単だ 当たり前で至極自然な裏切りだからだ ストーリーとしては、永遠の愛のほうがきれいな気がする しかし前半に記述した通り、”永遠の愛”は不自然なのだ 恋愛は、永遠の愛ではないし 永遠の愛でないから”儚い” ”儚さ”を観る人は好み ”永遠の愛”は物理的に叶わなくとも、心には生きる まあざっとこんな感じ じゃあ感想まとめるよ 映像がきれい そして無駄がない 音楽がよい 人の前頭葉の片隅にある、想い出を引っ張り出して 感傷的(エモーショナル)な気分にして また前頭葉に戻す作業が1時間ちょっとの間に 無駄なく行われる そんな時、人は空をキレイだと感じ 空気の色まで目に映すことができる 実写じゃできない、アニメーションだからできるリアルがすごい でもわたしには、あかりの気持ちがわからない 奇跡みたいな人と出会えて 少女がお姉さんになって 壁がみえて 大人になったとき 大人は自分の手で壁をいかようにも変形させられる (もちろん、それには大きなリスクをともなうけど 恐らくわたしが中二病だからなのか まわりの状況を鑑みて、自分の気持ちは胸にしまって 先に進むことは少し納得がいかない(笑) そこまで大人になれていない自分を痛感した作品でした 2021/03/30 ellymylove