ターミネーター2ではない
ユアン・マクレガーの出世作であり、その斬新な映像と音楽でエポック・メイキングな作品となった前作『トレイン・スポッティング』から20年。 20年前に大金を持ち逃げしたレントン(ユアン・マクレガー)が、オランダから故郷のエディンバラに帰ってき… 続きを読む
ユアン・マクレガーの出世作であり、その斬新な映像と音楽でエポック・メイキングな作品となった前作『トレイン・スポッティング』から20年。 20年前に大金を持ち逃げしたレントン(ユアン・マクレガー)が、オランダから故郷のエディンバラに帰ってきた。 危険な青春時代を共に過ごしたスパッド(ユエン・ブレムナー)、シック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)、ベグビー(ロバート・カーライル)は、その後もまともな生活を送っておらず、濃淡はあれどレントンに対し憎しみを募らせていたのだった。 中学時代、MTVやスペースシャワーTVなどの音楽専門チャンネルを観まくっていたが、特に印象に残っているのが、おそらくイギー・ポップと思われる楽曲と共に流れる『トレインスポッティング』のエキセントリックな映像だった。 当時爆発的な人気を博していたブリトニー・スピアーズの『toxic』や先日解散を発表したダフトパンクの『One More Time』などのミュージックビデオも記憶に残っている。これは余談。 今作の感想と言えば、ミュージックビデオ的な象徴的でアーティスティックな色使いは相変わらずながら、ストーリー自体は非常に淡々と流れていくように感じざるを得なかった。 やっぱり性根が悪いと男は何も変わらないのだなとただ思う。 『ビーチ』でもユアン・マクレガーを起用予定だったダニー・ボイルが『タイタニック』の成功を理由にレオナルド・ディカプリオを抜擢したことから確執が生まれた。このことが長い間続編が組まれなかった真相らしい。 ユアン・マクレガーも『スターウォーズ』シリーズや『ドクタースリープ』など大作に出演し、泣く子も黙るスターになったわけだが、少し延ばしすぎたか。