センスが良い
女優を目指す少女、原ナノカの成長を虚構と現実を交錯させながら描く。 一見チープな印象を受けるけど、丁寧な画作りや絶妙な編集、そして音楽の使い方がいい。 山戸結希監督にも通じるセンスの良さが光る。 序盤のミュージカルシーンで歌われる「瞬間的絶対正義」、終盤の重要なシーンで歌われる「君の瞳で超えてゆけ」が鮮烈な印象を残す。吉田凜音はやはり凄いシンガーだ。
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亡き母に憧れて女優の世界に飛び込んだ冴えない子役女優・原ナノカの苦悩と葛藤を描く成長物語。『いいにおいのする映画』でMOOSIC LABグランプリを獲得した酒井麻衣監督の商業デビュー作。主演を13歳の新星・原菜乃華が務め、亡くなったナノカの母・マリカ役に松本まりか、父・直人役に川瀬陽太、喫茶店の店主・リナ役に松井玲奈、転校先のスター生徒会長・凜役に吉田凜音、劇団Z-Lionの演出家役に粟島瑞丸らが務めた。子役から女優へのステップアップを目指す女の子ナノカ(原菜乃華)は、ライバルたちより美少女で芸歴も長いはずなのになかなかオーディションに受からず焦りを感じていた。そんなある日、亡き母親が出演していた舞台が再演されると知った彼女は、主役の座を勝ち取るべくオーディションに挑む。ナノカは亡き母が残した演劇集団Z-Lionの劇団員や演出家、偶然知り合った喫茶店の女店主ら様々な人たちとの触れ合いを通し、女優として少しずつ成長していく……。
女優を目指す少女、原ナノカの成長を虚構と現実を交錯させながら描く。 一見チープな印象を受けるけど、丁寧な画作りや絶妙な編集、そして音楽の使い方がいい。 山戸結希監督にも通じるセンスの良さが光る。 序盤のミュージカルシーンで歌われる「瞬間的絶対正義」、終盤の重要なシーンで歌われる「君の瞳で超えてゆけ」が鮮烈な印象を残す。吉田凜音はやはり凄いシンガーだ。
子供を辞めなければならない少女の目まぐるしい感情、そこに生じる脆さと惑い、その先へ踏み出す姿をストレートに描いていて心地好い。軽やかに転換してみせるミュージカルシーンも楽しかった。虚構をリアルに引き寄せる“なのか”=原菜乃華の存在感は巧妙にして反則
大変おもしろかったです。
女性監督が撮ったガールズムービー。 前作いいにおいがする映画はVampilliaというバンドとバンパイヤの作品をモノクロで描き、とても独特な作品でした。 今回は娘と父、娘と母、そして劇団の仲間の物語です。 限られた空間内の物語であるので、その空間が受け入れられないと、??になってしまいます。 映画の出す雰囲気を味わう作品ですかね…