ミューズ・アカデミー
あらすじ
バルセロナ大学哲学科。イタリア人のラファエレ・ピント教授が、ダンテ「神曲」における女神の役割を皮切りに、文学、詩、そして現実社会における「女神論」を講義する。社会人の受講生たちも積極的に参加し、議論は熱を帯びる。生の授業撮影と思わせる導入部を経て、教授と妻の激しい口論へと移る。やがて数名の受講生の個性も前景化し、次第に教授の行動の倫理が問題となってくる…。ドキュメンタリーとフィクションの境目を無効にするJ・L・ゲリン監督の本領が発揮される新作。境目が無効になるのはジャンルだけでなく、言語(授業ではスペイン語、イタリア語、カタルーニャ語が混在する)、文学と生活、欲望とセックス、聖と俗、そしてありていに言えば、本音と建て前である。ピント教授は実際のピント教授が“演じて”おり、その講義は自然に傾聴させる力を持ち、観客は生徒に同化する。哲学的思考の射程を日常レベルで測り、下世話に堕ちずに映画の美を高い次元で達成するゲリンの新たな傑作。
場面写真
予告動画
キャスト・スタッフ
- 監督
- ホセ・ルイス・ゲリン
- キャスト
- ラファエレ・ピント/エマヌエラ・フォルゲッタ/ロサ・デロール・ムンス/ミレイア・イニエスタ/パトリシア・ヒル/カロリーナ・ヤチェル ほか
©Los Films de Orfeo
クチコミ
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