善意に溢れた世界
真白は私たちの延長にいるし、 特徴とか過去とかじゃなく、 今、その内面が素敵な人柄かどうかとか、 相手を心から大切に思えるかとか、 そういうことが大切だなと感じた作品。 善意しかなくても、誰かを傷つけることがあるんだから、 疑ったり、悪意を持ってるヒマなんてないなぁと。
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生まれてからこれまで家族とともに富山で暮らしている渋谷真白は、見た目にはわからないがごく軽度の知的障害がある。日常生活に支障はなく元気に暮らしている。ある日、兄の結婚式で神社を訪れた真白は、東京からやってきたフリーカメラマンの油井景一に出会い生まれて初めての恋をする。応援する人、心配する家族。自然豊かな富山に暮らす、ひとつの家族の「優しさ」と「葛藤」を描く。
(c)sagan pictures
真白は私たちの延長にいるし、 特徴とか過去とかじゃなく、 今、その内面が素敵な人柄かどうかとか、 相手を心から大切に思えるかとか、 そういうことが大切だなと感じた作品。 善意しかなくても、誰かを傷つけることがあるんだから、 疑ったり、悪意を持ってるヒマなんてないなぁと。
恋をするときめきも切なさも苦しさも強い想いもあまりに純粋でキラキラしていて涙止まらず。 佐藤みゆきさんのキュートな魅力が真白をとても彩り豊かにしていた。 恋をすることで真白はこれまで地域や両親、兄弟、親戚と周囲が彼女を柔らかい繭で包んで、ある意味閉じ込めてもいて。真白は油井に恋をすることでその繭から出て自分の障がいを実感することにもなる。 油井の『何をもって障がい者というのか』真白が泣きながら母親に問うた『どうしたら普通になれるの?』という台詞が胸をついた。 油井役の福地祐介さん、岩井堂聖子さんも好演だった。 10本よくあるラブストーリー観るよりこれを1本観る方が断然価値がある。