若者と老人の行き着く先は?
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
登場人物は若い「無名の美術評論家」と年老いた「盲目の元有名画家」。盲目だが過去の真実を見つめ直そうとする老人、視力はあるが自分の現実や未来には向き合おうとしない若者。 年代、置かれた境遇、それぞれの思惑…全く相容れない関係性なのだが、何故か似た者同士の2人。だからこそ、そこから自然と浮かび上がってくる虚実入り混じるこの世の中で最も大切な「心の目」「心眼」に言及するその対比が面白いし深い。
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ヨーロッパを舞台に世代も境遇もまったく異 なる青年と老人が織りなす奇想天外なロードムービー。『グッバイ、レーニン!』の監督ヴォルフガング・ベッカーと主演ダニエル・ブリュールのコンビが12年ぶりの再タッグとなる。金と名声ほしさに芸術家の伝記を書こうと思い立った無名の美術評論家ゼバスティアンはスイスの山奥で隠遁生活を送る画家カミンスキーを訪ねる。彼はマティスの最後の弟子でピカソの友人、ポップアート隆盛の60年代NYで“盲目の画家”として脚光を浴びた伝説的な人物だ。ゼバスティアンは新事実を暴く為、年老いたカミンスキーを言葉巧みに自宅から誘い出し若き日に愛した女性のもとへ連れて行こうとする。しかしトラブル続きの旅はいつしか奇妙な方角にねじれ、思いがけない終着点に向かっていくのだった......。
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登場人物は若い「無名の美術評論家」と年老いた「盲目の元有名画家」。盲目だが過去の真実を見つめ直そうとする老人、視力はあるが自分の現実や未来には向き合おうとしない若者。 年代、置かれた境遇、それぞれの思惑…全く相容れない関係性なのだが、何故か似た者同士の2人。だからこそ、そこから自然と浮かび上がってくる虚実入り混じるこの世の中で最も大切な「心の目」「心眼」に言及するその対比が面白いし深い。
グッバイ、レーニン!の監督だから気になるけど、ストーリーは割とありがちそうなロードムービー、うーん、どうしようと思ってたけど、結果、見てよかった! カミンスキーは予想より全然アクがなく、主人公はつい自分のいいように考えちゃうお世辞にもいい人とは言えないダメ男。それでも、映像が面白くって、見る価値あり!って思った。