タイトルの意味は最後にわかる
starstarstarstarstar - 9年前
2017/05/01、ファーストデー割引を利用して、TOHOシネマズスカラ座で鑑賞。
『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』で顔と名前を覚え、『奇蹟がくれた数式』でファンになったデヴ・パテルが、主人公サルーの大人になってからの姿を演じ… 続きを読む
2017/05/01、ファーストデー割引を利用して、TOHOシネマズスカラ座で鑑賞。
『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』で顔と名前を覚え、『奇蹟がくれた数式』でファンになったデヴ・パテルが、主人公サルーの大人になってからの姿を演じています。
一般的には『スラムドッグ$ミリオネア』の子、として知られているであろうデヴ・パテルは、この作品で今年のアカデミー助演男優賞にノミネートされました。
主人公なのに助演なのは、少年時代の子役のほうが主演っていう判断なんでしょうね。
迷子になる前から迷子になったあとオーストラリアの夫婦の養子になるまでを丹念に描いたことで、主人公サルーの元の家族と新しい家族、両方への愛情がよく伝わりました。
養母のニコール・キッドマンがさすがの存在感。
そのぶん、養母への愛情と、必死に実家を捜してしまう気持ちと、そのことへの罪悪感に苦しむサルーの悩みが理解できます。
邦題で『ただいま』と書いているので、結末の予想はつくわけですが、それでもやっぱり感動しました。
家族というものについて、改めて考えさせてくれる、いい映画です。
無題
starstarstarstarstar - 9年前
幼少期、インドのスラム街で
ふと兄とはぐれ、壮大なスケールで迷子になり、
思ってもみない人生を歩むことになる
主人公サルーの物語。
結果、養子として
オーストラリアで裕福な生活を送り
25歳にして安泰な生活を手に入れているのですが、
思っ… 続きを読む
幼少期、インドのスラム街で
ふと兄とはぐれ、壮大なスケールで迷子になり、
思ってもみない人生を歩むことになる
主人公サルーの物語。
結果、養子として
オーストラリアで裕福な生活を送り
25歳にして安泰な生活を手に入れているのですが、
思っていたよりもきちんと時系列に沿い
しっかり描かれた彼の幼少期が
ものすごく印象深いです。
目尻にいつも涙の跡をつけながらも
お涙ちょうだい的な演出はなく、
ストリートチルドレンとして
驚くほど逞しく冷静に行動し、
奇跡のようにピンチを逃れてきたサルー。
オーストラリアの夫婦に 迎え入れられたとき、
子どもを守る体制が 全く整っていない状況下から
サバイヴしてきた (=とんでもなく苦労してきた)
にしては順応性高いな‥とは思ったのですが
第二子として迎え入れた養子が起こした
パニック症の様子 見て、 ああ、これが
傷ついてきた子どもの姿そのものだと思った。
要するにサルーは自覚あってかなくてか、
有り得ないほど賢く聞き分けが良く器用だとも思った。
また、第二の両親の期待に応えようと
健気に振る舞っていたのかなとも。
なので大人になって“揚げ菓子”をきっかけに
幼少期がフラッシュバックし、
無意識に抑え付けてきた インナーチャイルドと
向き合うことになったときの反動に
わたし自身もかなり心がぐらつきました。
急に人が変わったようのは明らかだったし、
早く、早く自分の故郷に戻らないと
自分も周りもダメにしてしまうのでは
という焦燥感に ものすごく感情移入しました。
それがサルーの成長につながる過程だったと、
納得できるまで丁寧に描かれていて
25年後の家族との再会にはさすがに号泣。
「グドゥ!グドゥ!」と兄の名を呼ぶ
幼きサルーの幼気なかわいらしさが
今も頭に残っています。
25年目の奇跡に号泣
starstarstarstarstar - 9年前
今年は人のピュアさ素直さ、いわるゆ性善説的な主人公の映画が多いなぁって感じるのはわたしだけ?映画に人を信じる勇気ももらっている2017年です。この映画も舞台設定はかなり悲惨。インドというカオス国に憤りを感じるくらい最悪のシチュエーション。で… 続きを読む
今年は人のピュアさ素直さ、いわるゆ性善説的な主人公の映画が多いなぁって感じるのはわたしだけ?映画に人を信じる勇気ももらっている2017年です。この映画も舞台設定はかなり悲惨。インドというカオス国に憤りを感じるくらい最悪のシチュエーション。でも主人公は美しい魂のまま成長し、めっちゃいい人。家族もいい人。号泣のラストまで直球。Dev patelとニコールキッドマンが最高!それとテクノロジーを、ツールとしての立ち位置をはみ出さない描き方もストーリーに入り込めた要素だと思った。最後に出てくるUNICEFの案内はああいう形で訴求しなくてもいいのになぁって思った。映画の余韻に浸っていたかった。
エンディングはわかっているのですが…。
starstarstarstarstar - 9年前
迷子になって子供が1人で歩いていても誰も気に止めないことから孤児の多さが伺い知れます。そして人身売買の恐ろしさも。
過酷な環境で育った主人公が養子として迎え入れられたのは幸運。劇中では省かれてる弟として迎えられたもう1人の少年の過去はさら… 続きを読む
迷子になって子供が1人で歩いていても誰も気に止めないことから孤児の多さが伺い知れます。そして人身売買の恐ろしさも。
過酷な環境で育った主人公が養子として迎え入れられたのは幸運。劇中では省かれてる弟として迎えられたもう1人の少年の過去はさらに凄まじそうでした。
本当の家族に会いたいと想う罪悪感による葛藤や、なぜ両親が自分たちを受け入れたのか、その理由を伝えられるシーンにはグッとくるものが。
喜びと切なさが入り混じったラスト、実際の再開シーン、エンドロールで明かされる事実、バックで流れるSIAの主題歌に涙がボロボロ落ちてしまいました。
ニコール・キッドマンの深い演技に心が揺さぶられました
starstarstarstarstar - 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
Amazonプライムにて視聴
海外では裕福な両親がアジアの恵まれない孤児を養子に迎える話はよく聞くが、ずっと不思議に思ってました。肌の色の違う子供を養子に取れば、本人も周囲にも養子であることはすぐ分かるので、本当の親子の情は湧きにくいのではないかと。この映画を観て、里親の心情が少しわかりました。
ニコール・キッドマン扮する養母が、恵まれない子供を養子に迎えることが人助けだと思ったと涙ながらに語った時、それは自己満足ではないかと感じた。何故なら、同じく養子として迎えられた義兄はドラッグに溺れ、少しも幸せそうに見えない。主人公サルーは実母を探したいが、養父母に遠慮して探せずにいる。
だが、サルーが幼いときの記憶を頼りにGoogle Earthで実家を探し当て、実母に会いにいくと養父母に伝えた時、養母が「お母さんに今のあなたを見せてあげて。私もお母さんに会いたい」と言った時、養母のいう人助けは自己満足ではなく、養子・実子の区別は彼女にはないのだなと思いました。
私の記憶が確かなら、ニコール・キッドマンさんは前夫との間に養子がいたと思うので、彼女のセリフはご本人の本心ではないかと感じました。