太陽の塔の存在感は唯一無二
序盤は万博や幻想的な女性と見入ったのだが…。有識者のインタビューが多いし、拡大解釈がちょっとついていけず。所謂、本で言うならほぼ書評だ。もっと岡本太郎の琴線に触れたかった。ただ、得体の知れないモノへの恐怖、時代を越えて問いかけ続ける存在感というの納得だった。
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1970年に開催された大阪万博のシンボルとして芸術家の岡本太郎が制作し、2018年、48年ぶりに塔内展示(生命の樹)がリニューアル公開された「太陽の塔」。その謎と魅力に迫った“最初で最後の”ドキュメンタリー映画。監督は安室奈美恵、AKB48、Mr.ChildrenのMVや数々のCMを手がけた映像ディレクターの関根光才。「人類の進歩と調和」をテーマに開催された大阪万博。そのシンボルを制作した岡本太郎はどんな思いで作ったのか。当時、太陽の塔の事業に関わっていた関係者の証言や多彩な分野の専門家やアーティスト、クリエイターのインタビューなどを交え、太陽の塔からのメッセージを浮き彫りにしていく。
©2018映画『太陽の塔』製作委員会
序盤は万博や幻想的な女性と見入ったのだが…。有識者のインタビューが多いし、拡大解釈がちょっとついていけず。所謂、本で言うならほぼ書評だ。もっと岡本太郎の琴線に触れたかった。ただ、得体の知れないモノへの恐怖、時代を越えて問いかけ続ける存在感というの納得だった。
ドキュメントを鑑賞するのはほとんど初めてだった ただ単に太陽の塔が素晴らしい!と言う映画だと思い鑑賞したが、太陽の塔の思想から岡本太郎と言う人物3.11はまだ終わっていないそして日本人はどこまで行くのかまでが描かれています。 万博が好きな自分からしてちょっと拍子抜けしたのは、ありますが自分は好きな映画の一本になりました。 岡本太郎記念館を見学してから観るとなおいいかもしれません………
思ってたのと違った。 思考が色んな方向に駆け巡った。
太陽の塔からスタートして、岡本太郎が太陽の塔に込めた思いから、太郎の思想を掘り下げ、 今を生きる我々に大きな刺激と勇気をもらえる作品。 Chim!Pomのインタビューや、深夜の渋谷駅の明日の神話の前でのダンサー菅原小春のパフォーマンスは圧巻!
決して〝太陽の塔〟が作られた時代を懐かしむための作品ではない。〝太陽に塔〟についてだけを語った作品でもない。 でも、万博で〝太陽の塔〟を見た時から、心のどこかにずっと何かが引っかかっている〝何か〟‥、私の場合は〝違和感〟と言ってもいいようなものだけれど、それ以外にも、〝太陽の塔〟に対して言葉にできない〝何か〟を感じ続けている人には、必見の映画だと思う。 渋谷に飾られるようになった「明日への神話」にも話が及ぶ。今を生きる若い人たちの、岡本太郎の作品への想いも語られる。 〝ドキュメンタリー〟ではなく、優れた〝文明批評〟だとも思える。数多くの著名な人たちのコメントに、賛否はあろうけれど、その中に混じって対話し、自分の想いを整理するのもいいかもしれない。 2022年の5月に、福島県の双葉町や浪江町の今の様子を見てきたが、その後にこの作品を見ると、また違って見えてきたところもある。 原発容認派の人には、反原発のプロパガンダに見えるかもしれないけれど、〝人類と文明〟という大きな括りで作品を眺めた時、これからを生きる上で、触発されることの多い映画だった。