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ムーンライト ポスター

ムーンライト

3.7 111分 2017/03/31 公開
ドラマR15+アメリカ
チケット予約

あらすじ

マイアミを舞台に、自分の居場所とアイデンティティを模索する少年の成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描いたヒューマンドラマ。バリー・ジェンキンスが「007」シリーズのナオミ・ハリス、にテレビドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のマハーシャラ・アリを迎えて描く。主人公の名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々のなか、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。高校生になってもそんな日々は続いていたある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れる。しかし、ある裏切りに遭い2人は別々の道へと進む。そして、大人になり再会した2人。静かに語り合うなか、どんなに時が流れても忘れられずにいた想いが募る……。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
バリー・ジェンキンス
キャスト
トレバンテ・ローズ/アンドレ・ホランド/ジャネール・モネイ/アシュトン・サンダース/ナオミ・ハリス ほか
配給
ファントム・フィルム

クチコミ

YUKi

無題

- 9年前
叙情的で、 説明を削ぎ落としたストーリーと 終始多くを語らない主人公から、 ひとつでも多くの感情を 読み取りたくて体感したくて。 何か感じ得ることがあれば、それぞれを 心の中にずっと留めておきたい、そんな作品です。 幼い頃から ゲイだと… 続きを読む

叙情的で、 説明を削ぎ落としたストーリーと 終始多くを語らない主人公から、 ひとつでも多くの感情を 読み取りたくて体感したくて。 何か感じ得ることがあれば、それぞれを 心の中にずっと留めておきたい、そんな作品です。 幼い頃から ゲイだといじめを受け疎外され、 母親は薬物依存症。そんな行き場のない主人公シャロンの 父親役を買って出るかのようにふと登場するフアンとの 短い交流シーンが好きで好きでたまりません。 そしてシャロンが初めて恋するケヴィンとのシーンの 切なくて美しいことと言ったら。 目だけで多くを語れる役者の演技力や 効果的な音楽導入に加え、 カラーリストの手腕が素晴らしい。 シャロンの成長過程の3部構成が “色”によって差別化されていて それはこの作品に欠かせない海と夜と月を 見事に投影してあるんですね。 美しい。 鑑賞中はそればっかり連呼したいくらいでした。 3部目のシャロンの外見の成長ぶりには、 まさか同一人物?と一瞬戸惑うんですが さらに驚くのが、なぜか彼の佇まいや 何かを訴える瞳、性質が少年期から一切変わっていなくて。 彼にとって“父親”だったフアンと同じ道を 歩み ドラッグディーラーに成り上がっているのにも関わらず、 根本的な純粋さは奇跡のように汚れのないまま。 シャロンと過ごした短い時間に見せた フアンのやさしい笑顔を思い出さずにはいられなかった。 陽の光が照らしてくれることはなくても 月の光なら照らしてくれる、 やさしい世界があるということ。 その儚さや刹那な美しさが 隅々までキラキラと敷き詰められたような作品でした。 フアンの教えである 「自分の道は自分で決めろ。他人に流されるな」 というセリフは、 まだ幼なかったシャロンに向けられた言葉でしたが ラストでは静かにそれが成就していたのではないかと思います。 どうかそうであって欲しい。

がく

黒人の表情をこれほど丁寧に見つめたことはなかった

- 9年前

色合いが好きだったなぁ。 音楽も非常に良い。 黒人の表情をこれほど丁寧に見つめたことはなかったことに気付かされました。 昨今多い多様性を描いた作品群の中で一番の繊細さと自分の凝り固まったイメージを振り落としてくれる力を持った類稀なる印象を刻み込まれる作品でした。

たんくん

今から思うと

- 1年前
第一次トランプ政権の始まりの頃、多様性も、キューバからの移民も、今ほどの攻撃対象とはなっていなかった。第二次トランプ政権の下では、この映画で描かれているようなニガ達は、どれほど生きづらいかと思う。 見事な会話劇、そしてカメラワーク。淡々と… 続きを読む

第一次トランプ政権の始まりの頃、多様性も、キューバからの移民も、今ほどの攻撃対象とはなっていなかった。第二次トランプ政権の下では、この映画で描かれているようなニガ達は、どれほど生きづらいかと思う。 見事な会話劇、そしてカメラワーク。淡々とした会話の中に男の人生を詰め込んでいる。『パピヨン』『ワンスアポンアタイムインアメリカ』のラストの会話劇のように 映画史に残る、エンディングかも。 しかし、この映画のエンディングの方が。少し優しい終わり方だと思う。月明かりにそっと抱きしめられているような。

ひろちゃん

退屈でした

- 9年前

アカデミー賞を取ったのがこの作品とは理解できません。 見終わってから、良さを探すような映画です。

Y ネタバレ

類が無い映画だから価値がある。

- 9年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

私は昨日、満員の新宿TOHOで見たのですが、 ハッキリ言ってこの映画は、金曜の夜に満員の映画館でポップコーンを食べながら見るような映画ではありません。 レイトショーや上映終了間際でスクリーンに7人くらいしかいないよー、しかも一人客ばっかだよー みたいな状況で見るのが相応しい映画だったと思います。 私なんて隣に若いイケメンが座ったからなんだかドギマギしちゃって…って話はどうでもいいですかね笑 ただ、見ればわかります。 そこまで深くない関係の人とこの映画見に行ったり、隣にちょっといい感じの人がいるとすごく気まづくなる映画です…。 そこは注意してください! さて、本題のレビューです。 私は、本や音楽や映画において、 価値はそれぞれあれども 「人生を変える」(行動を変える) 「考えが変わる」(違う視点が増える) この二つがある映画は見た価値がある、と思っています。 友達と過ごすのに時間を潰したいがために映画を見に行く人も多いでしょうが、 何も無い今や、嫌なことだらけの今を忘れたい、変えたい、何か心を動かしたくて映画館に足を運ぶ、私のような人も多いのでは? そんなあなたには、おすすめできる映画です。 この映画をみて、よし!起業しよう!何しよう!変えたい!という気は全く起こりません。 ただ、普通に生きていることを、カラっと思わせてくれる うーん… 苦しく思える今を、受け入れることができる思考を分けてくれる(?)映画です。 現実をありのまま写した、でも決してただのドキュメンタリーなどとは全く持って違う、フィクションだけどリアルな映画です。 あと、私は元からゲイの人に偏見とかないんですが、バカにしてる人たちにとっては、見直せるきっかけになる映画かな?と。(ま、近年の日本じゃバラエティーにオネエよくでるから大丈夫かもだけど、ガチなゲイたちはまだ受け入れられてない感じもあるから) ダンサーインザダークを評価した人は評価するだろうな。 って思う。 私も、一般の友達には 『いやぁ、ムーンライトって映画を見たんだけど、結構ガチなゲイの話で…! しかも結構重くて見てて辛くなる映画だったよー』 と、言ってしまうと思いますが、 本当は 『見た方がいい。』 が、感想です。 お母さんが「愛してるんだよ、ベイビー」 という、あの言葉が、胸をグッと締め付けます。 特に施設でお母さんが謝るシーンは、ずるいです。 泣いてしまいました。 最後の最後の、ブラックの安心しきった寝顔。 あれもまた…。 なんかオチありませんが、こんな感じの感想です! 付き合いたてのカップルは見るな! 以上!

cpdhy

あとから余韻がジワジワと。

- 9年前
淡々と進むストーリー展開で、見終わった直後の感想は「えっ?」って感じ。起承転結がなくこれがアカデミー作品賞受賞作なのかと戸惑いましたが、後からジワジワと。 自分は他人とちょっと違うんじゃないかと思い悩む主人公に「どう生きるかを決めるのは自… 続きを読む

淡々と進むストーリー展開で、見終わった直後の感想は「えっ?」って感じ。起承転結がなくこれがアカデミー作品賞受賞作なのかと戸惑いましたが、後からジワジワと。 自分は他人とちょっと違うんじゃないかと思い悩む主人公に「どう生きるかを決めるのは自分で、他人じゃない。」と言ってくれるホアン。そして麻薬による負の連鎖。幼少、少年、青年期と3つのパートをそれぞれ別の俳優が演じていますが、1人の人間に見えてしまうぞれぞれの演技がとても素晴らしい。 母親役のナオミ・ハリスはなかなかのインパクトが。マハーシャラ・アリの出演シーンが思っていた以上に少ないのに驚き。娯楽性は全くなく難しいですが、喜怒哀楽がうまく表現されたピュアなラブストーリーでした。

こうきくん

深い

- 9年前
情報量が少ないため、映画の中に気づいたら入り込んでいる。 主人公の情報はほとんどない。だんだんと明らかにはなってくるものの、最後まで完全には明らかにされない。そのことで映画の中に入り込む。自分たちも友人や知人のことをそこまで深くは知らない。… 続きを読む

情報量が少ないため、映画の中に気づいたら入り込んでいる。 主人公の情報はほとんどない。だんだんと明らかにはなってくるものの、最後まで完全には明らかにされない。そのことで映画の中に入り込む。自分たちも友人や知人のことをそこまで深くは知らない。その情報量はムーンライトの映画の情報量と変わらない。わかりにくい、というよりはより自分たちを映画の世界に近づけているのではないだろうか。 そして、シャロンの人生に大きく、深く関わってくる3人の人物の存在感。彼らを演じた3人の役者の演技力。深く心に突き刺さって抜けない。 シャロンの心情を言葉を使わずに説明する演出やカメラにも圧巻だった。音楽で、カメラでここまで心情を表現できるのかと思い、驚かされた。 シャロンは、母親の愛が必要な時に与えられず、他に愛を探した。愛はシャロンの中に満たされたようで満たされていない。大人になり、完全に生まれ変わったようだったが、幼少期の心の傷もなくなったのだろうか。 ケヴィンとのまっすぐで、純粋な愛の物語であり、ここまでまっすぐな愛に感心する。しかし、それだけではなく、人生そのものについて考えさせられるものだったのではないか。 私が読み取れたのはほんの一部であり、とてつもなく深い傑作だった。

ダイ

胸に突き刺さった。

- 9年前

映画館、空いてたー。日本ではあまりみないのかな。 1つ1つの言葉が重く、強く印象に残りました。 主人公の透き通った目や表情が何ともいえない感じでした。

☆くっきー

良かったけどアカデミー賞ほど?

- 9年前

ラスト前の二人とラストが印象的。 この後、シャロンが穏やかに過ごせますように!

まる

美しい

- 9年前

タイトルのムーンライトの様にとても美しい作品だと感じました。台詞は多くはないけれどその一つひとつに重みを感じるようなものが多かった気がします。主人公はもちろん登場人物は存在感のある人ばかりで引き込まれました。アカデミー賞で作品賞を受賞したことで非常に注目を集めているとは思いますが、多くの人に観て欲しい作品だと感じました。特に助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリの演技は素晴らしかったです。

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