何ともいえない安堵感
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
セラピストは追い出されて救われないかも知れない。けれども親子はこれから再び手を取り合って未来を向くことができそう。プチオカルトも振りだったのか?
国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
第65回ベルリン国際映画祭で監督賞となる銀熊賞を受賞したマウゴルザタ・シュモウスカが父と娘の再生を描いたヒューマンドラマ。病で母親を失ったオルガ(ユスティナ・スワラ)とその父(ヤヌシュ・ガヨス)。オルガは心身を病んでしまい摂食障害となりふさぎ込む。父は喪失感を拭えず、検察官として事件現場に立つも人の死に対して何も感じなくなっていった。オルガは父を、そして自らの体を嫌悪し、日々、やせていく。そんな娘を見かねた父親がセラピストのアナ(マヤ・オスタシェフスカ)の元に通わせる。オルガはそこでリハビリを行っていくが、アナのセラピーは、普通では考えられない方法だった......。
セラピストは追い出されて救われないかも知れない。けれども親子はこれから再び手を取り合って未来を向くことができそう。プチオカルトも振りだったのか?
2017.08.21@シネマート新宿
母を亡くした娘が心を病み、父は娘にセラピーを受けさせるが、父もまた妻を亡くした喪失感に包まれていた 彼らが悲しみから立ち直っていくまでの物語 深い悲しみからの立ち直り方というテーマは「マンチェスター・バイ・ザ・シー」と似ている。 「マンチェスター〜」とこの映画が明らかに違うのは、セラピーに死者との交流が入ってくる点 ここが、この映画の突出した個性であり、面白さだった また、「マンチェスター〜」と共通しているのは、誰かと悲しみを共有し、対話をすることで救われていくという点 ITやスマホが普及して、人と人の距離が近くなったようだけど、心の距離は遠くなっているからこそ、こういう映画が増えているのではと思う
@東宝東和試写室。 喪失感と再生、何気に重いテーマを扱いながら冒頭からえっ?とさせられる不思議な感覚・・・突拍子もないがクスッとさせられるラストが素敵。