国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
光(河瀬直美監督) ポスター

光(河瀬直美監督)

4.1 102分 2017/05/27 公開
ロマンスドラマ日本
チケット予約

あらすじ

『あん』の河瀬直美監督と、永瀬正敏が再びタッグを組み、オリジナル脚本で挑むラブストーリー。日々迷いながら生きていた女が、弱視の天才カメラマン・雅哉に出逢い、彼の内面に惹かれてゆく姿を描く。人生に迷いながら、単調な日々を送っていた美佐子(水崎綾女)は、とある仕事をきっかけに、弱視の天才カメラマン・雅哉(永瀬正敏)と出逢う。美佐子は雅哉の無愛想な態度に苛立ちながらも、彼が撮影した夕日の写真に心を付き動かされ、いつしか彼の内面に興味を持ち始める。命よりも大事なカメラを前にしながら、次第に視力を奪われてゆく雅哉。彼と過ごすうちに、美佐子の中の何かが変わり始める......。

場面写真

予告動画

光(河瀬直美監督)の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
河瀬直美
キャスト
永瀬正敏/水崎綾女/神野三鈴/小市慢太郎/早織/大塚信満/堀内正美/白川和子/藤竜也 ほか
配給
キノフィルムズ/木下グループ
公式サイト
http://hikari-movie.com/

クチコミ

さっぱっぴっ星人

終映後なかなか席を立てませんでした

- 9年前
完成披露試写会で一足先に観させてもらいました。作品の素晴らしさをどう記載すればよいか考えているうちに、かなり日にちが経ってしまいました。震えるほど素晴らしい作品だったので、これから観る方に変な情報を伝えたくなくて、、。 エンドロールでいろ… 続きを読む

完成披露試写会で一足先に観させてもらいました。作品の素晴らしさをどう記載すればよいか考えているうちに、かなり日にちが経ってしまいました。震えるほど素晴らしい作品だったので、これから観る方に変な情報を伝えたくなくて、、。 エンドロールでいろんな思いがじわじわ胸に込み上げてきて、堪えきれず号泣。 館内が明るくなっても暫く何も目に入れたくなくて、何も聞きたくなくて、映画の余韻にずっと浸っていたかった。 前作『あん』も美しい映像でしたが、今作も裏切ることなく素晴らしい。 そして今回は音声ガイドを作品中に取り扱っていることもあってか、かなり音にこだわっているように感じました。 そして驚くべきは永瀬正敏さんの演技。どんな生活を送ればあんな演技ができるんだろう。 とにかく早く公開日が来てほしい。早くまた映画館で観たくて仕方がありません。

geta-yuki ネタバレ

「それ、中森さんの想像力の問題なんじゃないですか?」

- 9年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

自分の一番大切なものを 捨てなきゃならない辛さの先に 人は何を見るのか。 そんな映画かなと感じます。 ある事実にいつまでも抗おうとして ままならない男と、 そんな思いにまるで気づけない 偽善的な考えの女が、 いつしか寄り添ってお互いを認め合い、 やがて最後に一つの共感めいた言葉に 行き着いていく。 それが「光」。 そんな物語に思えました。 過去作「あん」と同様、過剰な心理描写や 煽るような表現を極力抑えて とにかく創作なのに「事実」が迫ってくるような しっかりとした迫力があります。 さらに前作と違うのは、一人の男の感情でなく 二人の感情と実情がほぼ交互に描かれ、 止むに止まれず今の場所に留まっている姿が 胸に痛いほど伝わって切ない。 また、映画の中に映画があり、 それに関わる視覚障害の方のための ガイド音声を作成する仕事に 主人公たる女性が就いているのだけど、 どこか「アタシ、ちゃんとやってますよ」的な ぶっきらぼうな正義感、 偽善感で従事しているようで 本人にはその意識はないつもりだったのに 障害を持つ一人の男に見事に看破され、 戸惑い、苛立ち、悩み、苦しまされる。 気づけば、そうして酷くストレートな言葉で 指摘した男と、程度の差こそあれ、 他のモニターの障害者の方も皆、 同じように感じていたという事実に さらに愕然とし、傷つき、 知らず涙がこぼれてしまう。 その涙は悔しさなのか、悲しさなのか。 それにしても、流す涙のシーンの全てが なんと美しいことか。 水崎さんの美しさはもちろんのこと、 永瀬さんの涙も、また美しい。 (「あん」の永瀬さんの涙も美しかった…) それに観てるこちらも、 「大丈夫!待ってて。 俺がちゃんとそっち行くから」 こっちまで嗚咽が出るほどの ダダ泣きの瞬間でした。 (ま、これは美しいとは言いませんが) ちなみに最終盤、 男がすがっていたかすかな光までもが 失われる描写の時、突如さだまさし原作の 「解夏」という映画がフラッシュバックのように 小生、脳裏に浮かびました。 あれも痛々しかった。 そして、最後の最後。 河瀬さん作品には欠かせないあの人が 出ないのかなー、と思っていると…。 見もの…、いや、"聞きもの"です。 そんなわけで、いろんなことを思わされ、 泣かされる、じっくりどっぷりはまり込むような 極上の2時間でした。 [19:20]新宿バルト9・スクリーン5️⃣ P.S. 帰りしな映画の日ってことで、 ほぼ満席の劇場から出て行く列の前の方が 「わかりにくいわ、こんなん」 「フランスってほんまにこういうの好きやよな」 みたいな会話を交わしているのを耳にするにつけ、 ああ、やはり映画ってほんと人それぞれだなぁ、 と感じ入った次第。 P.S. 2 小市慢太郎さん、ズルイわー。 永瀬さんが悪魔なら、 彼はずっと完全に天使やん。 で、他の反対意見が出ると すぐそっちに乗り換えるし。 ただ、ああいうのが、理解しているようでいて 結構事勿れ主義な図式な気もする。 ま、それも小市さんの しっかりした演技に裏打ちされて伝わってくる、 ってことなんですけどもね。

KUBO

永瀬正敏、魂の演技

- 9年前
若い頃は大嫌いだったのに、年を経る毎に好きになって行く俳優がいる。桃井かおりとか、本作の永瀬正敏もそうだ。前作「あん」の演技は、河瀬監督にして「映画に魂を置いてきてくれた」と言わしめたが、確かに「魂」を感じさせてくれる名演だった。本作でも然… 続きを読む

若い頃は大嫌いだったのに、年を経る毎に好きになって行く俳優がいる。桃井かおりとか、本作の永瀬正敏もそうだ。前作「あん」の演技は、河瀬監督にして「映画に魂を置いてきてくれた」と言わしめたが、確かに「魂」を感じさせてくれる名演だった。本作でも然りである。 視覚障害者の映画鑑賞のための音声ガイド。この作品で、その制作過程も含めて、初めて認知した。映像を見ながら、台詞の言外の動きや情景を言葉にしていく。 この音声ガイドの制作過程でのモニター会の中で、何度か、次の中森(永瀬)の台詞が先に頭に浮かんだ。「押し付けがましい」と言うだろうな、と思った。その通りだった。河瀬監督の思惑通り、永瀬の視線でイライラしていた自分がいる。反面、河瀬の作品が、良くも悪くもわかりやすくなってきているのかな?とも思う。 その「イライラ」させてくれた水崎綾女の演技。まだ拙く素材の域だと思うが、だからこそ音声ガイドの作成に一生懸命取り組む「美佐子」に自然に重なり、キャラクターを生きたものにしている。この辺りは河瀬監督独特の演出にも依るものだろうし、永瀬が引き出したものでもあろう。目の見えない中森(永瀬)が美佐子(水崎綾女)の顔を手で丹念に触るシーンは、下手な濡れ場よりセクシー。水崎綾女の存在感のある美しさは、要チェックですね。 小説から映画化する場合は、元々文章で表現してあったモノローグや情景を、台詞と映像に置き換えていく。この際、無難に映画化できる作家もいれば、文章そのものに傑出した個性のある場合は、ただストーリーを追ってもその良さを伝えきれない場合もある(伊坂幸太郎や京極夏彦は難しい部類に入ると思う作家だ)。だから、映画に音声ガイドを付けるという作業は、映画からラジオドラマを作るような、ノベライズに近い作業なのだろう。 作品は、視覚を失ったカメラマン中森(永瀬正敏)と、視覚障害者向けの音声ガイド作成に取り組む美佐子(水崎綾女)、2人の視線から描かれていくが、恋愛要素はオマケのようなものだろう。完成した音声ガイド付き試写会で、過去を乗り越えた中森と、成長した美佐子が流す涙は、撮影中、中森と美佐子として生きた、永瀬正敏と水崎綾女の本当の涙。永瀬は撮影終了後も、しばらく中森が抜けなかったそうだ。 最後に流れる音声ガイドの声を「樹木希林」さんが入れている。新旧河瀬組勢揃いで、爽やかな感動を残してくれるラストもいい。 (ラジオドラマ。私はストライクな世代よりは若いが、テレビ時代に入る前は多くの人たちが楽しんだメディアだ。私の世代でも、かつて「宇宙戦艦ヤマト」や「スターウォーズ」のラジオドラマをニッポン放送で楽しんだ覚えがある。「ゼロの世界」なんて番組もあったなぁ。こういった「ラジオドラマ」は読書と同じく、聴くものの想像力に依るところが大きく、視覚障害者も同様に楽しめたことだろう。)

ma_mit

- 9年前

河瀬直美監督の作品、好き。 「あん」のタッグ再び。という嬉しい朗報に「光」を鑑賞。 紡ぎ出される繊細で時に突き刺さる言葉や仕草、描写が胸に響いた。 映像が素晴らしく美しい作品。 こうゆう作品はずっとずっと残っていってほしい。 俳優陣、監督共に素晴らしい作品です。

あーさま

永瀬正敏さんの演技に引き込まれます

- 9年前
単純に普通に当たり前に物、景色、人の顔が見えるってことが素晴らしい事、ありがたい事だなあって心から思った。 人に伝えるって難しい。 普段の生活、仕事でもいいのに伝らないもどかしさを感じてるのに、視覚障害者の方にわかるように説明するってのは… 続きを読む

単純に普通に当たり前に物、景色、人の顔が見えるってことが素晴らしい事、ありがたい事だなあって心から思った。 人に伝えるって難しい。 普段の生活、仕事でもいいのに伝らないもどかしさを感じてるのに、視覚障害者の方にわかるように説明するってのは、そこにあるかのように伝えないといけないって簡単な事ではなく、言葉もたくさん知ってないとできないし、人によって感じ方も違うし、言葉に出して説明するってほんとに大変。でもそれが伝わった時って嬉しさも増しますね。 色々考えさせられましたが、私にとって良い時間そして良い映画だと思いました。

チケット予約
ページ上部へ戻る