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光(河瀬直美監督) ポスター

光(河瀬直美監督)

4.1 102分 2017/05/27 公開
ロマンスドラマ日本
チケット予約

あらすじ

『あん』の河瀬直美監督と、永瀬正敏が再びタッグを組み、オリジナル脚本で挑むラブストーリー。日々迷いながら生きていた女が、弱視の天才カメラマン・雅哉に出逢い、彼の内面に惹かれてゆく姿を描く。人生に迷いながら、単調な日々を送っていた美佐子(水崎綾女)は、とある仕事をきっかけに、弱視の天才カメラマン・雅哉(永瀬正敏)と出逢う。美佐子は雅哉の無愛想な態度に苛立ちながらも、彼が撮影した夕日の写真に心を付き動かされ、いつしか彼の内面に興味を持ち始める。命よりも大事なカメラを前にしながら、次第に視力を奪われてゆく雅哉。彼と過ごすうちに、美佐子の中の何かが変わり始める......。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
河瀬直美
キャスト
永瀬正敏/水崎綾女/神野三鈴/小市慢太郎/早織/大塚信満/堀内正美/白川和子/藤竜也 ほか
配給
キノフィルムズ/木下グループ
公式サイト
http://hikari-movie.com/

クチコミ

とろけるフィルム

水崎綾女!

- 8年前

水崎綾女がとても印象的だった。グラビア出身ということで演技は期待していなかったけど、しっかりとした演技を見せていた。ただお母さんに対する接し方にかなり違和感があったのが残念。これからが楽しみな女優さん。 永瀬正敏は気難しそうでいやーな感じが見事にハマってる。 最後まで引き込まれる作品。でも、なんか色々詰め込み過ぎちゃった印象。 安易に恋愛関係にしたら冷めるなあと思ってたけど、やっぱり…

Repulsion

ラストの台詞にタイトルを持ってきたのは良

- 8年前

完成披露試写会で見ました。地味で退屈な映画ではあるんだが、ヒューマンドラマとしてギリギリまで永瀬さんと水崎の関係を盛り上げてラストに、光。河瀬直美監督の中では独りよがりじゃない、一般受けしやすいかもね。 終演後にカーテンコールで出演者がまた登場して、会場に普通に現れて、永瀬さんとツーショットを撮らせてもらったのが最高に嬉しかったなあ

merphin

尊くて繊細な物語

- 8年前
光を失った眼が見えているものと光を得た眼が失ったもの。 繊細で尊くて、あまり私の文章で汚したくない。そんな気分。 私たちが眼で見ているものが全てではない。 視覚障害者の方達の語る思いは、私たち見えるもの以上に広がる想像力の世界がまばゆい光… 続きを読む

光を失った眼が見えているものと光を得た眼が失ったもの。 繊細で尊くて、あまり私の文章で汚したくない。そんな気分。 私たちが眼で見ているものが全てではない。 視覚障害者の方達の語る思いは、私たち見えるもの以上に広がる想像力の世界がまばゆい光のように降り注いでくるようで眩しかった。 悲しいけどきっと私たちには到達し得ない世界を目の前にして、主人公美佐子とその境界線に立つ雅哉はどうしようもない苛立ちの中から、交流していくに従って徐々に、まるで光が溶け合って広がるように魂が重なって大きなエネルギーが生まれていった。 河瀬直美監督がこの「光」のなかで描きたかった視覚を通さない映像の世界。 もしかしたらこれは珍しいテーマではないのかもしれないけれど、彼女のフィルターを通すといつも私の心にズドンと響いてしまう。 河瀬監督は客観的な視点で描くことはしないので、そういった意味では不器用で、決して万人ウケするようなエンタメ作品は作れないけれど、頭で理解するよりも前に魂が揺さぶられてしまう。 そう言う意味では今回もまた私にとってドンピシャな河瀬直美作品で嬉しかった。

KinA ネタバレ

帰り道写真を撮りたくなった

- 8年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

音声ガイダンスの試写モニターのシーンがあまりにリアルで、指摘も的を射ていてまるで私がダメ出しされているような気持ちになった。 上司のトモコさんの優しい笑顔に救われる気分に。 ハンデの無い私たちには目が見えない人のことを完全に理解することはできないけど、その距離をできる限り詰めてお互い寄り添うことが大切なんだと思った。 中森の僅かに残っていた視界が閉じてしまったときはそのショックや恐怖が伝わって少し震えてしまった。 最後の上映シーン、美佐子が考え抜いたガイダンスの言葉が素敵だった。 映画に小説の文章を作って加えるようなものでいかに大変かがわかる。 樹木希林のナレーションだと知りびっくり。耳障りのいい声だった。 ただ、イマイチ分かりづらかったシーンも多かった。 セリフや表情が詩的で少しわざとらしく感じてしまい、互いに惹かれていくさまも少々強引に思えた。 美佐子と中森、傷のあった二人が同じ光を見て前に進むことができているので良かったけども。 役者の演技は最高で、美佐子が中森に軽くシャドーボクシングするシーンは可愛くてお気に入り。 詩的な表現はあまり好みに合わなかったけど、重くもあたたかい内容は心地よく観て良かったと思える映画だった。

ホワイトデニム ネタバレ

隣にいる人の話

- 9年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

であってもおかしくない。永瀬正敏演じる視力を失いゆくカメラマン雅哉と仕事を通じ知り合った美佐子との心の近づき方を描いた河瀬監督作品。美しい映像美の中、永瀬正敏さんのカメラマンにとっての心臓であるカメラが使えなくなるということ。視力を失いゆく過程でのもがきあがきの先に光差すもの。大小関わらず誰にでもある経験の一つだと思った。その演技が素晴らしい。最後のシーンはとても優しさで溢れていた。 スティール出身の撮影カメラマン百々新さんの映像も素晴らしいのだが、登場人物の心情に合わせたカメラの揺らぎと、河瀬監督が好きな人物のclose-upの多用により、映画好きでも映像酔いしてしまい残念なので星マイナス1。

KUBO

永瀬正敏、魂の演技

- 9年前
若い頃は大嫌いだったのに、年を経る毎に好きになって行く俳優がいる。桃井かおりとか、本作の永瀬正敏もそうだ。前作「あん」の演技は、河瀬監督にして「映画に魂を置いてきてくれた」と言わしめたが、確かに「魂」を感じさせてくれる名演だった。本作でも然… 続きを読む

若い頃は大嫌いだったのに、年を経る毎に好きになって行く俳優がいる。桃井かおりとか、本作の永瀬正敏もそうだ。前作「あん」の演技は、河瀬監督にして「映画に魂を置いてきてくれた」と言わしめたが、確かに「魂」を感じさせてくれる名演だった。本作でも然りである。 視覚障害者の映画鑑賞のための音声ガイド。この作品で、その制作過程も含めて、初めて認知した。映像を見ながら、台詞の言外の動きや情景を言葉にしていく。 この音声ガイドの制作過程でのモニター会の中で、何度か、次の中森(永瀬)の台詞が先に頭に浮かんだ。「押し付けがましい」と言うだろうな、と思った。その通りだった。河瀬監督の思惑通り、永瀬の視線でイライラしていた自分がいる。反面、河瀬の作品が、良くも悪くもわかりやすくなってきているのかな?とも思う。 その「イライラ」させてくれた水崎綾女の演技。まだ拙く素材の域だと思うが、だからこそ音声ガイドの作成に一生懸命取り組む「美佐子」に自然に重なり、キャラクターを生きたものにしている。この辺りは河瀬監督独特の演出にも依るものだろうし、永瀬が引き出したものでもあろう。目の見えない中森(永瀬)が美佐子(水崎綾女)の顔を手で丹念に触るシーンは、下手な濡れ場よりセクシー。水崎綾女の存在感のある美しさは、要チェックですね。 小説から映画化する場合は、元々文章で表現してあったモノローグや情景を、台詞と映像に置き換えていく。この際、無難に映画化できる作家もいれば、文章そのものに傑出した個性のある場合は、ただストーリーを追ってもその良さを伝えきれない場合もある(伊坂幸太郎や京極夏彦は難しい部類に入ると思う作家だ)。だから、映画に音声ガイドを付けるという作業は、映画からラジオドラマを作るような、ノベライズに近い作業なのだろう。 作品は、視覚を失ったカメラマン中森(永瀬正敏)と、視覚障害者向けの音声ガイド作成に取り組む美佐子(水崎綾女)、2人の視線から描かれていくが、恋愛要素はオマケのようなものだろう。完成した音声ガイド付き試写会で、過去を乗り越えた中森と、成長した美佐子が流す涙は、撮影中、中森と美佐子として生きた、永瀬正敏と水崎綾女の本当の涙。永瀬は撮影終了後も、しばらく中森が抜けなかったそうだ。 最後に流れる音声ガイドの声を「樹木希林」さんが入れている。新旧河瀬組勢揃いで、爽やかな感動を残してくれるラストもいい。 (ラジオドラマ。私はストライクな世代よりは若いが、テレビ時代に入る前は多くの人たちが楽しんだメディアだ。私の世代でも、かつて「宇宙戦艦ヤマト」や「スターウォーズ」のラジオドラマをニッポン放送で楽しんだ覚えがある。「ゼロの世界」なんて番組もあったなぁ。こういった「ラジオドラマ」は読書と同じく、聴くものの想像力に依るところが大きく、視覚障害者も同様に楽しめたことだろう。)

さく

心に重く響く作品

- 9年前

気持ちの変化がすごく印象的だった。 背景の、自然の描写が美しかった。河瀬グリーンはこれかと思いました。 職場にも目の不自由な人がいたのでリアルでした。

ma_mit

- 9年前

河瀬直美監督の作品、好き。 「あん」のタッグ再び。という嬉しい朗報に「光」を鑑賞。 紡ぎ出される繊細で時に突き刺さる言葉や仕草、描写が胸に響いた。 映像が素晴らしく美しい作品。 こうゆう作品はずっとずっと残っていってほしい。 俳優陣、監督共に素晴らしい作品です。

まっさん

魂の対決

- 9年前

男と男の対決に心が震えました。 こんなに一つ一つが美しい映画は初めてです。

ピッピ

映像美に感激!

- 9年前

夕陽の沈む風景ー 波立つ海辺ー 1つ1つが丁寧に描かれていて静かに心に染みていきます。

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