50年後のボクたちは
2017.08.21@ ゲーテ・インスティトゥート東京ドイツ文化センター
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ドイツ国内で220万部以上を売り上げ26カ国で翻訳された国民的小説を、『ソウル・キッチン』のファティ・アキンが 実写化。14歳のマイクはクラスでも目立たない存在で、両親の仲もうまくいっていない。ある日、チックというちょっと風変わりな転校生が やって来る。夏休み、オンボロ車を無断で借用して、マイクとチックは地図にない場所「ワラキア」を目指し南へと走り出す。ふたり にとって一生忘れることのできない旅がはじまる......。
2017.08.21@ ゲーテ・インスティトゥート東京ドイツ文化センター
#cinema #movie #tschick #50年後のボクたちは 金持ちだけどチョットクラスで浮いている中学生が不良転校生にそそのかされ旅に連れ出てひと夏の経験を通じて成長するスタンドバイミー的な青春物語。甘酸っぱい。青春だ✨
人気者の誕生日パーティーなんて招待されたことのない根暗な私としては、マイクに自分を重ねてはっちゃけ楽しみたかったんだけど、意外と感情移入ができずに終わってしまった。 冴えない10代男子が夏休みに普通とは外れたことをして全力で楽しんで怒られてちょっと大人になっちゃうような映画ってよくあるけど、14歳にしてはかなり大人びていたりやたら運転が上手だったりと、ん?となる点が多かったのかな。 チックに関してはバックグラウンドがよく分からないうえに突き抜けてブッとんだ面白さがあまり見られず。 ただ彼の髪型には某国の最高指導者をちょっと彷彿とさせられてしまう強いインパクトがあった笑 まあそれでも普通にセオリー通りの面白さはある。 田舎の家族の頭の良い子供達は独特の雰囲気があって良いし、途中合流するイザなんて何がしたかったのかよく分からんもののそれこそブッとんでてとても良いキャラしてる。 一つ一つの会話や行動にクスッとさせられる場面も多く、何より映像と音楽が綺麗で楽しい。 「こんな青春を送りたかった!」とはならないものの、観ていて飽きない明るさがある。 エンディングのアニメーションで少し触れられているけど、チックがその後どうしてるのかはかなり気になるところ。 それにしても、これ系の映画に出てくる学校イチのモテ美少女枠の女の子が大体へちゃむくれでそこまで可愛くないのはなぜだろう… 日本人と西洋人の感覚の違いなんだろうか。
2017/08/21、Filmarksさんで当たった、ドイツ文化センターでの試写会に参加してきました。 邦題『14歳、ぼくらの疾走 マイクとチック』というドイツの児童文学が原作の映画。書籍の原題も映画の原題も、『チック』です。で、いままさに『チック』というタイトルで同じ原作の舞台も上演中ということで、映画と舞台を見比べてみたいと思って試写会に応募したら当選したので、急遽試写会翌日の舞台のチケットをネット購入した上での、参加。 原作またはノベライズが文庫本1冊ならば基本的に読んでから観る主義なのですが、この原作は文庫になっておらず、お値段も1,728円とお高めだったので、手が出ないままの映画鑑賞となりました。 冴えない14歳のマイクは、学校ではサイコ(変人)呼ばわりされ、クラス中が招かれる、片想い中のタチアナの誕生会にも招待されず、母親はアル中で、父親は浮気中。 ある日、見るからにヤバいチックが転校してきて、隣の席に。そして、そのチックが盗んだ(「借りた」)車で旅に出ようと言いだして…… わたし自身は、子どもの頃、とても良い子で、つまり大人にとって都合のいい聞き分けの良い子で、親や教師がしてはいけないということはしない主義、というより、してはいけないことはしてはいけない、という、その点では若干思考停止した子どもでした。 例えば、中学校のとき、学校に余分なお金は持ってきてはいけない、と言われていたので、お弁当を作り損ねて購買部でパンを買う必要がある日以外は、学校にお財布を持っていかなかったぐらいです。 当然のように、夜の校舎窓ガラス壊して回ろうとか盗んだバイクで走りだそうとか一瞬たりとも思ったこともなく、わたしにとっては限界ギリギリのやんちゃが、「男闘呼組のファンになること」だったりしました。 そんなわたしにとって、この映画は、わたしが14歳の頃にしてこなかったことを、疑似体験させてくれるものでした。 車泥棒にガソリン泥棒、車の運転、私有地への不法進入、飲酒、喫煙もしてたかな?、湖での異性との混浴状態……。 中学生のわたしだったら、「不道徳だわ!」と席を立ちかねない、不謹慎のオンパレードです。 でもまあ、わたしもアラフィフになりまして、つくづく振り返るに、わたしは良い子すぎたのではないか? と、若干の後悔と反省があるので、この映画での二人の無茶を疑似体験できて、ちょっとスカッとしたのでした。 トークイベントの際に、原作が、ドイツ本国では推薦図書みたいになっているということで、日本だったら盗んだ車で旅に出る話なんてあちこちからクレームがつきそう、というお話がありましたが、本の中で疑似体験することで、実際の行動に至らなくさせる効果はあるのかもしれないなと思いました。 2016年のスマッシュヒット映画『シング・ストリート 未来へのうた』をちょっと連想しましたが、あれは音楽という芯が一本通ってるのが強いですよね。 この映画は、もっと行き当たりバッタリ、無計画なところが、少年らしくてなんとなくホッとするところもあります。 青春映画+ロードムービーで、あまり難しく考えなくても楽しめる作品になっていると思います。