はっきり言って最悪
これが、黒猫白猫やアンダーグラウンドと同様の監督が撮った映画だと思うと最悪だ。 ヴェーンタースのようにアナログからデジタルへの移行に失敗例、やはりシネマはシネマで或る。 フランス映画もブルーレイに切り替わる上映館のお粗末さ、やはりシネマはフィルムでないとダメである。DCP上映とフィルム上映の作品を同じ映画として括って欲しくない。CGで吹っ飛ぶシーンとか赦し難い!
国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ベネチア国際映画祭の世界三大映画祭を制覇したエミール・クストリッツァが監督・脚本・出演を務めて描く物語。戦争が終わらない国を舞台にしたミルク運びの男と美しい花嫁が壮大な逃避行を繰り広げる。主人公コスタ(エミール・クストリッツァ)は、毎日ロバに乗って銃弾をかわしながら前線の兵士たちにミルクを届けている。コスタは村の人々に慕われ、戦争が終わったら穏やかな将来が待っているように思われたが、ある日、村で一番の英雄・ジャガ(プレドラグ・“ミキ”・マノイロヴィッチ)の花嫁になるために現れた謎の美女(モニカ・ベルッチ)と出会い、激しい恋におちる。その女性のある過去によって、村は襲われてしまい、2人の逃避行がはじまる......。
(C)2016 LOVE AND WAR LLC
これが、黒猫白猫やアンダーグラウンドと同様の監督が撮った映画だと思うと最悪だ。 ヴェーンタースのようにアナログからデジタルへの移行に失敗例、やはりシネマはシネマで或る。 フランス映画もブルーレイに切り替わる上映館のお粗末さ、やはりシネマはフィルムでないとダメである。DCP上映とフィルム上映の作品を同じ映画として括って欲しくない。CGで吹っ飛ぶシーンとか赦し難い!
猥雑な祭り感に自分の野生や本能が目覚める。 冠婚葬祭とは、こういう魂と音楽にまみれたカオスな儀式であるという事を、太古から脈々と繋がるDNAが思い出させてくれる。 そして、空をも飛ぶようなファンタジーと目を覆わずにはいられない凄惨さが同時に描かれるお話に、美しさと醜さに溢れるワタシたちの現実世界が重なる。 見返りを求めない施しを与え続けることが生きるということなのかもしれない、、なんて宗教じみたこともふっと思ったりした。
ラブストーリーなんでしょうが、含めるところたくさんあり。 こんなに思われて三角関係で、逃げて… 動物の描写は残酷。 地雷に対する思いもあったのかな。
エミールクストリッツァ監督の舞台挨拶付き試写会にて。 なかなか難解だった。一つ一つのシーンに深い意味があるように感じた。何度も見るたびに解釈が変わる作品である。 監督は舞台挨拶で、「近年は人間は動物が殺されるシーンをみると感傷的になる。」とおっしゃっていたが、つまり動物がここまででてくるのは“人間と同義”という位置づけだから。ニューヨークのような喧騒と、山奥のような自然を見事にミックスしているのだ。 とはいえ、序盤は盛り上がりに欠けてしまうのは事実。とにかく深くのめりこみたい人向けだと思う。戦争という悲惨な状況の中での休戦という対比が上手かったりはするのだが、いまいち盛り上がりに欠ける。 主人公の恋心が見えるシーンは、本当に簡潔かつ分かりやすく。とても見やすかった。 さてさて、これから“愛の逃避行”が始まる。ここはまさに笑いあり、ハラハラあり、興奮あり、涙ありというシーンとなる。ヒロインの女性はある理由で将軍に追われてるわけだが、その追っ手3人組がとにかく笑える。とにかくくだらないし、その演出もうまいので笑いがこぼれてしまう。 もちろんそのように笑えはするのだが、基本はシリアスに作っているため、逃走劇としても楽しめるのだ。 実はエミールクストリッツァ監督作品は本作がはじめてであるので慣れていなかったのはあるが、ラスト10分が難解でかなり苦戦した。 しかし、全体的にポップな雰囲気もあるし、音楽もノリがいいのでそれだけでも十分楽しめる。
ユーゴ分裂後の内戦に多国籍軍が入り、人々の暮らしを完膚無きまでに崩壊させた現実を、ユーモアある冒険譚に昇華させたエミール・クストリッツァ監督、さすがです。 「アンダーグラウンド」よりもsimpleに人間性を描いています。