キャスティングが合っていない
今日は評価が低いのを知っていて、あえて「氷菓」を見てきました。 率直な感想は、とても丁寧に「氷菓」を実写化してあるな、ということ。にも関わらず、小説、もしくはアニメと比して、映画化したプラスアルファがあるか?と言えば「ない」のだ。これはな… 続きを読む
今日は評価が低いのを知っていて、あえて「氷菓」を見てきました。 率直な感想は、とても丁寧に「氷菓」を実写化してあるな、ということ。にも関わらず、小説、もしくはアニメと比して、映画化したプラスアルファがあるか?と言えば「ない」のだ。これはなぜだろう? まず「千反田える」である。 米澤穂信の小説からのファンならば、少し長くなるが「その女を形容するのには楚々とか清楚と言えば形容できることはすぐにわかった 。黒髪が背まで伸びていて 、セ ーラ ー服がよく似合っていた 。背は女にしては高い方で 、くちびるの薄さや頼りない線の細さに 、女学生という古風な肩書を与えたいような気になる 。だがそれら全体の印象から離れて瞳が大きく 、それだけが清楚から離れて活発な印象を残していた」という形容から各々が想像したイメージが、 アニメからのファンならば「京都アニメーション」のキャラクターをベースにした「千反田える」像が、あるだろう。 そして「広瀬アリス」である。美人ではあるだろう。では「千反田える」としてはどうか? 私の友人の中には◯だという人もいるが、私は限りなく×に近い△である。22歳、さすがに高1には見えない。これは禁句かもしれないが「『すず』だったらどうだろう?」と見ながら考えた。 じゃあ「山崎賢人」の「折木奉太郎」は?と言えば、「アリス」ほど不可ではないが、本人が「斉木楠雄」の予告編で言っていたように「実写化、出過ぎじゃね?」である。少し食傷気味。私は「氷菓」の面白さは折木のやる気なさそうで鋭いモノローグにあると思うんだが、「山崎賢人」の演技からは「折木奉太郎」らしさが感じられなかったんだよな〜。 最後に「氷菓」はほとんどが室内でしゃべっているシーンばかりなので、実写化しても映像がちょー地味。見ていて「予算かからなかっただろうな〜」なんて思ってしまうほど、視覚的な売りがない。そういう原作なんだから仕方ないのはわかるんだけど、実写化したなら、したなりの、小説にもアニメにもなかった「何か」がほしいわけだが、やっぱりキャスティングなんだろうな〜。 さて、誰が「千反田える」で、誰が「折木奉太郎」だったら、誰もが納得の「氷菓」になったでしょう? (私だったら「千反田える」には白石麻衣か平祐奈、「折木奉太郎」には池松壮亮、うーん、年取り過ぎてるか(^_^))