t toe 「人は見た目よりも中身」とは本当か
starstarstarstarstar - 7年前
これは面白かった〜
最後の方は、どうなるのかと、ドキドキしながら観てた
顔は美しくても大根女優のニナ(土屋太鳳)と、顔に大きな傷があるけど演技の天才の累(かさね)(芳根京子)
累は「キスをすると顔が入れ替わる」という、不思議な口紅を持… 続きを読む
これは面白かった〜
最後の方は、どうなるのかと、ドキドキしながら観てた
顔は美しくても大根女優のニナ(土屋太鳳)と、顔に大きな傷があるけど演技の天才の累(かさね)(芳根京子)
累は「キスをすると顔が入れ替わる」という、不思議な口紅を持っていて…
人の劣等感や嫉妬は、醜い感情だとよく言われるけれど、本当にそうだろうか
もしも、自分よりも優れていて、なんでも持っている人が目の前にいたら、誰もが劣等感を持ち、嫉妬するのではないだろうか
そして「人間は見た目よりも中身だ」とよく言うけれど、それは本当だろうか
そんなものは、みんな気休めのためのキレイゴトなんじゃないのか
という、これは、人間の感情の最もドロドロしたところにスポットライトを当てて描いた作品だった
ニナは、顔が美しいけれど演技ができず、それでもチヤホヤされて生きてきたせいか、優越感の塊で、人を見下して生きている
一方、顔に大きな傷がある累は、その見た目のせいで、劣等感がひどく、下を向いて生きてきた
しかし、演技をさせると、たちまち天才的な能力を発揮する
そんな二人を見ていて思ったのは、
生きていく上で、自信を持つことは大切だけど、持ち過ぎると、それは優越感となって、人格を破壊してしまう
また、劣等感というのは、共感力を強くし、心を豊かにする一面があるけれど、自分を卑下しすぎると、劣等感となって、これまた人格を破壊してしまう
その中で恐ろしいのは、人の優越感というものは天井知らずで、
一度、その「旨み」を知ってしまうと、二度とそこから離れたくなくなり
その位置をキープするために、どんなことでもしてしまうのだ
一度大きな権力を握った人間は、その位置にしがみつくために、どんなことでもしてしまうという、浅ましい姿を見たことはないだろうか
それが、とても分かりやすい「天井知らずの優越感」の一例である
そんな優越感を持った人の心の移り変わりを、この映画ではチェーホフの「カモメ」と、オスカー・ワイルドの「サロメ」をモチーフに描いていて(劇中に説明があるので、予備知識は不要)、そこがまたお見事だった
ということは、優越感も、劣等感も、嫉妬も、自信も、何事も適度なのが良いのだろう
しかし、適度っていうのがどの程度なのか、自分では分からないから、この映画を恐ろしく感じるのだ
もしも、自分が劣等感の塊だと思う人がいたら、この映画を観ると良いと思う
きっと、累の気持ちがわかるはずだ
K KUBO 土屋太鳳の本気が見られる!
starstarstarstarstar - 7年前
6月4本目の試写会は、スニークプレヴュー。土屋太鳳、芳根京子ダブル主演の「累(かさね)」。
スニークだから全く情報なしでの鑑賞だが、ホントおもしろかった!
頬に大きな傷のある少女「累」(芳根京子)。美しい女優の「ニナ」(土屋太鳳)。2人… 続きを読む
6月4本目の試写会は、スニークプレヴュー。土屋太鳳、芳根京子ダブル主演の「累(かさね)」。
スニークだから全く情報なしでの鑑賞だが、ホントおもしろかった!
頬に大きな傷のある少女「累」(芳根京子)。美しい女優の「ニナ」(土屋太鳳)。2人は「累」の母を知る「ニナ」のマネージャー羽生田 (浅野忠信)によって出会う。
「累」が亡き母(檀れい)からもらった口紅は、これをつけてキスをするとキスした相手と顔が入れ替わる魔法(?)の口紅。これを使って、「累」は「ニナ」の美貌を、「ニナ」は「累」の類いまれなる演技力を手に入れる。2人の歪な共同生活による女優「丹沢ニナ」はグングン人気女優への階段を駆け上がって行くが…
冒頭は不穏な空気が漂い、ホラー映画か?と思うような空気感で始まるが、2人がいっしょに暮らし始めるあたりから、いわゆる「少女マンガ」的な雰囲気に変わる(これ良い意味で)
「入れ替わり」と「時間制限」というルールを課した上での同じ男性(横山裕)への恋。イライラ、ドキドキさせながら、まんまと演出の術中にハマっちゃう。
本作のキモは、なんと言っても、この「入れ替わり」。土屋太鳳と芳根京子が「累」と「ニナ」という2人の女の子を交互に演じる。高飛車な「ニナ」とおどおどした「累」を、人格は変わらず、外見だけが入れ替わる様を演じるのだ。
ダブル主演ではあるが、特に土屋太鳳は、いつもの明るい女子高生ではなくて、暗い影のある「累」がニナの顔を借りながら女優になっていく様を巧みに演じ分けている。
新国立劇場で撮られたであろうラストの劇中劇「サロメ」では、土屋太鳳得意の踊りはもちろん、ヨカナーンの首を抱きしめて口づけをするクライマックスではまさに迫真の演技。この劇中劇だけちゃんと撮った特典映像ほしいほどだ。
2人の運命を狂わせる羽生田の狙いは何なのか? 魔法の口紅を残した累の母の謎とは? 知られざる累の過去とは? 相手を利用しているのは「リナ」か?「累」か?
比べるような作品ではないが、最近「顔が醜くても希望を持って生きていける」というテーマの「ワンダー 君は太陽」を見たばかりだけに、「美しさ」にこだわる執念を軸にした本作のエンタメ的潔さは、かえって気持ち良いほどだ。
単にかわいい土屋太鳳を見る映画ではない。ホラーテイストあり、ロマンスあり、味付けは大映映画的な、韓国がリメイクしそうな大サービスのエンタメ。そして、やはり女優として土屋太鳳の本気が見られる作品だ。
公開は9月。お楽しみに。
ウ ウッチー田 偽物から見る本質
starstarstarstarstar - 7年前
2人の女優の演技が凄かった。。。
主要人物4人(本物の累、偽物の累、本物のイチカ、偽物のイチカ)の心情がわかりやすく表現されていて見応え充分でした。
特に入れ替わっている時の土屋太鳳さん、芳根京子さんのスイッチが入る感じの2人は圧巻で、
女優としての実力、本質を観ることができました。
ただひとつ、残念というほどではないですが、
「特別出演」という立ち位置の特別感は無かったです。。。
あ あやや boltネタバレ
演技が凄い
starstarstarstarstar - 7年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
入れ替わるのが多いんですが、その入れ替わり時の
土屋太鳳さんと芳根京子さんの演技が圧倒されました。
今年観た中でとても最高の映画でした。
E Elizabeth 女性同士って怖いね!
starstarstarstarstar - 7年前
娘に誘われていったけど、女性同士の、欲のからみあいが、なんとも見応えあり。2人の演技もなかなかでした。