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晩春(1949) ポスター

晩春(1949)

4.3 108分 1949/9/19 (月) 公開
日本
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あらすじ

早くに妻を亡くし、それ以来娘の紀子に面倒をかけてきた大学教授の曾宮周吉は、紀子が婚期を逃しつつあることが気がかりでならない。周吉は、妹のマサが持ってきた茶道の師匠・三輪秋子との再婚話を受け入れると嘘をついて、紀子に結婚を決意させようとするが、男が後妻を娶ることに不潔さを感じていた紀子は、父への嫌悪と別れの予感にショックを受けてしまう。マサの持ってきた縁談を承諾した紀子は、周吉と京都旅行に出かけ再度心が揺れるが、周吉に説得されて結婚を決意する。紀子が嫁いだ晩、一人家に残る心を決めた周吉は、人知れず孤独の涙を流す。(wikipedia内『あらすじ』より引用)

キャスト・スタッフ

監督
小津安二郎
キャスト
笠智衆/原節子/杉村春子/青木放屁/宇佐美淳也 ほか
配給
松竹

クチコミ

ワンシーン・ワンカットが絵葉書や絵画のように美しく、様式美があるので長さを全く感じさせませんね。

- 1年前
早稲田松竹さんにて『小津安二郎監督特集 紀子三部作 ~NORIKO TORILOGY~』(25年1月4日~10日)と題した特集上映開催中。 本日は『晩春』(1949)、『麥秋』(1951)、『東京物語』(1953)のそれぞれ4Kデジタル修復… 続きを読む

早稲田松竹さんにて『小津安二郎監督特集 紀子三部作 ~NORIKO TORILOGY~』(25年1月4日~10日)と題した特集上映開催中。 本日は『晩春』(1949)、『麥秋』(1951)、『東京物語』(1953)のそれぞれ4Kデジタル修復版を英語字幕付きで鑑賞。 英語字幕付きのためか外国の方や若い方の来館者も多く、70年以上前の作品にも関わらず150席の館内はほぼ満席でしたね。 『晩春』(1949) 小津安二郎監督が原節子氏と初めてコンビを組んだ作品。 妻と死に別れた初老の父親・周吉(演:笠智衆氏)と父親を想い結婚を躊躇する娘・紀子(演:原節子氏)との親子の情愛を描いた監督初のホームドラマ。 戦後間もない鎌倉や京都が舞台ですが劇中では一切戦後を想起させるシーンやカットはゼロで時代背景に左右されない作品の普遍性を感じましたね。 とはいえ公開当時の婚姻率は80%、女性の平均初婚も23歳前後、婚姻以外の「女性の幸せ」の選択肢がない当時と令和の今では隔世の感がありますね。 空舞台と呼ばれる風景カットの挿入が本作から本格的に採用されたようですが、このゆったりとした間と余白が、観客ひとり一人に登場人物の心象風景を感じとらせることに奏功、ワンシーン・ワンカットが絵葉書や絵画のように美しく、様式美があるので長さを全く感じさせませんね。 個人的には紀子の周吉に対してほのかなエレクトラコンプレックスを抱いていると解釈していますがどうなのでしょうか。 ラストは周吉が紀子に婚姻させるため『自分も再婚する』と告げる「一世一代の嘘」、そして周吉が一人リンゴの皮を剥きうなだれるシーンで終わるのですが、劇中に登場人物が激情、大きな出来事もなく淡々と話が進む108分ですが、全く最後まで退屈させないところは監督の演出力、配役の力量、誰の人生にも起こりうるストーリーの普遍性がなせる業なのでしょうね。

4K修復版

- 7年前

先月、劇場で4K修復版で鑑賞しました。 小津安二郎監督の作品は好きでよく観ているのですが、原節子さんが 「晩春」「晩秋」「東京物語」で紀子を演じていることから紀子三部作と言われています。当時の日本の風景と家族がよく 描かれていると思います。おすすめできる作品です。

みみみ ネタバレ

幸せは結婚して育てていくもの

- 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

27歳で結婚していないと、親戚や友だち、親からいろいろ言われる時代だったんだなあ…と。 いろんな人が世話を焼いてくれるというのは煩わしいけれど、その反面羨ましくも見える令和の私です。 今まで見てきた原節子さんは従順な女性像が多かったから、少し「ヒス」を起こすような役は新鮮でした。 幸せは、結婚すれば得られるものでなく、生活をしていきながら育てていくものだというようなセリフ、そうなのだろうなあと思いました。 きっかけがあればまた思い出すと思います。 以下、本当に個人的な感想です↓ ・結婚相手が決まっているのに女性と2人きりで自転車で遊ぶような男は私はいやだな。 ・ファザコンがよくわからなかったけれど、この映画を見て少しわかった気がする。 ・お父さんが再婚すると嘘をついてまで、娘を嫁に行かせるのはすごい。最後のリンゴの皮を剥くシーンの哀愁ときたら。

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