人界と異界の境い
玉三郎さんの美しさの人間離れしたさま。 まさに人と化け物の狭間の美女。 人としての慈愛や道徳、そして美しい優しいものへ自然に執着してしまう人間たちとしてのさがに戸惑う修行旅の僧、獅童さんの真摯な表情。 それをいとも簡単にばっさり切る、俗なじぃ。 観て、よかったです。
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修行僧の宗朝(そうちょう)は、飛騨から信濃へ抜ける山道で道に迷い、日も暮れた頃に孤家(ひとつや)にたどり着きます。この家に住むのは妖艶で気高い女と、女が養っている次郎、そして親仁の三人。一夜の宿を乞う宗朝を、女は一度拒みますが、思い直してその願いを聞き届けると、人が変わったように優しく接し始めます。女の案内に従い、宗朝が谷川で体をぬぐっていると、女が背中を流し始め、自らも着物を脱いで寄り添ってきます。宗朝は慌てて女の手を振り払い、川から上がります。女の色気に迷い煩悩の思いが沸き起こる一方、夜更けに鳥や獣たちが女のもとに集う只ならぬ様子に恐れ慄き、宗朝は一心に経文を唱えて心を静めます……。
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玉三郎さんの美しさの人間離れしたさま。 まさに人と化け物の狭間の美女。 人としての慈愛や道徳、そして美しい優しいものへ自然に執着してしまう人間たちとしてのさがに戸惑う修行旅の僧、獅童さんの真摯な表情。 それをいとも簡単にばっさり切る、俗なじぃ。 観て、よかったです。