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女は二度決断する ポスター

女は二度決断する

4.1 106分 2018/04/14 公開
ドラマドイツ
チケット予約

あらすじ

『愛より強く』『そして、私たちは愛に帰る』のファティ・アキンが『イングロリアス・バスターズ』のダイアン・クルーガーを主演に迎えて描くドラマ。ドイツ、ハンブルク。生粋のドイツ人のカティヤはトルコからの移民であるヌーリと結婚する。ヌーリは麻薬の売買をしていたが、足を洗い、真面目に働き、息子も生まれ、幸せな家庭を築いていた。ある日、ヌーリの事務所の前で白昼に爆弾が爆発し、ヌーリと愛息ロッコが犠牲になる。トルコ人同士のもめごとが原因かと警察は疑うが、移民街を狙ったドイツ人によるテロであることが判明する。突然愛する家族を奪われたカティヤ。憎悪と絶望の中、生きる気力を失いそうになりながら、カティヤはある決断をする。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
ファティ・アキン
キャスト
ダイアン・クルーガー/デニス・モシットー/ヨハネス・クリシュ/ウルリッヒ・トゥクール/ヌーマン・エイカー ほか
配給
ビターズ・エンド

クチコミ

624ken

やるせないなあ

- 8年前

衝撃的なラストでした。やるせない話ですね。

YUKi

無題

- 8年前
イギリスのEU離脱後のドイツが舞台。 極右組織NSU=ネオナチ夫婦の 無慈悲すぎるテロ事件により、あっけなく 最愛の息子と夫を失ったカティヤ。 そんな悲劇始まり、裁判劇、復讐劇の 3部構成に渡る物語。この構成、 よくよく考えると見事!のひ… 続きを読む

イギリスのEU離脱後のドイツが舞台。 極右組織NSU=ネオナチ夫婦の 無慈悲すぎるテロ事件により、あっけなく 最愛の息子と夫を失ったカティヤ。 そんな悲劇始まり、裁判劇、復讐劇の 3部構成に渡る物語。この構成、 よくよく考えると見事!のひとこと。 プロットくらいでは想像できない、 あらゆる意味で不意打ちの傑作だと思う。 事件後、かなり丁寧に尺を取り 進められた裁判は、勝算ありだと 信じて疑わなかった。 夫がトルコ人であったため トルコ人同士の抗争では?と誘導する 悪どい被告人側の弁護士含め、 ネオナチの冷酷さ全開の裁判に反して カティヤの友人弁護士が心底いいやつ。 どういった関係性かは描かれていませんが 家族同様にカティアに接し、 登場人物の誰よりも 自分にできることのすべてを 彼女に与えようとしていたのは彼だと思う。 与えるやさしさ、与えないやさしさ、 いろんな種類があるけど、彼の存在を 思い出したら泣けてくる。 観客は“もの語らず”の主人公の気持ちを 理解しようと追いかけるしかなく、 演じるダイアン・クルーガーの 演技力がなくては成り立たないので 主役を張ってくれて感謝!の域だった。 表情、佇まい、数少ない台詞のすべてに まぎれもなくどこの誰よりも大切な人を 失った悲しみと怒りを孕んでいた。 わたしも泣いたし、わたしも怒った。 今も許していない。 許すことなど許されない。 ネオナチ夫婦の一挙一動には 未だに生々しく怒りをおぼえる。 思い返せばそんな絶望的な背景のなかに、 人間が人間であるために在るべき情や “人”に対しての敬意が描かれていることも この、今の現代劇だからこそ 必要であるんじゃないかと思う。 もうね、この作品、わたしにとっては 「スリー・ビルボード」と 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」 なんですよ‥。 説明できないくらいに好きな2作品と めちゃくちゃ重なる。突き刺さったまま 抜けないシーンだらけ。 ついつい思い返して涙ぐむシーンだらけ。 あの日あの時あの人の気持ちは‥。 とかあの人の言葉が、シーンが‥とかね。 最後の最後にカティアが取った行動は、 究極の怒りであり、復讐であり 堪え難い苦慮の末の諦めかも知れないし、 自分自身に対しての赦しかもしれない。 ‥このまま感想を書き続けると ネタバレしてしまいそうになる。 感情のままに溢れ出そうになる。 ので、とりあえずシメます!

nogsing

正解のない命題

- 8年前
とてつもない悲しみと重み、苦しみに押し潰されそうな感覚。その二度の決断は「自分ならどうするだろう」と熟考せずにいられないもの。 二度目の決断。もしかしたら僕も同じ決断をするかもしれない。それが良いか悪いかは別として、本能的にそう思う。 し… 続きを読む

とてつもない悲しみと重み、苦しみに押し潰されそうな感覚。その二度の決断は「自分ならどうするだろう」と熟考せずにいられないもの。 二度目の決断。もしかしたら僕も同じ決断をするかもしれない。それが良いか悪いかは別として、本能的にそう思う。 しかし人によっては決して受け入れられないだろう。人それぞれの信条の多様さ。そもそもそれによって争いが生じる訳で、正解の出ない命題を突きつけられた気がしました。 主演のダイアン・クルーガーの演技が圧倒的。感情移入し過ぎて、その日一日グッタリでした。

mikio2012 ネタバレ

悲しい映画

- 8年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

人種差別により、罪のない夫と息子を残虐に殺された妻(カティヤ)は、罪のない(裁判では無実となった)ネオナチの夫婦を同じやり方で殺してしまう。ネオナチ側からは、麻薬常習の狂った女が罪もないドイツ人を残虐に殺したと映ってしまうだろう。。 1度目にカティヤが爆弾を仕掛けて、やはりダメだと中断した後、死別以来止まっていた生理がくる。これは、夫や息子からの「相手を許すことが正しいことなのだよ」というメッセージかと思って観ていたけど、カティヤはそう受け取らなかったのだろうか? 復讐は悲しみの連鎖を引き起こしてしまう。だからこそ、この映画を観たものは、それを止めるために‘許し‘を考えなければならないと思った。 個人的には、復讐を決意し、サムライの刺青を完成させるシーンが非常に良かった!

KAO

ドシンとハートにくる映画

- 8年前

結論はこれしかなかったのかな、 と、ストーリー全体を思い返しながら思った

まき ネタバレ

ただただ胸が痛い。

- 8年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

ラストシーン、時間を進めようとする身体への罪悪感や諦めにも感じて、ほんとうに胸が痛かった。 たとえば、通いなれた道の一歩手前の道を、気紛れに曲がるみたいに、結末への道はとても呆気なくて些細なことで出来てしまって、 何事に於いても、誰が寄り添っても、被害者家族は一生救われないんだ、って痛感させられた話でした。

1991pm

体と愛とで決断する

- 8年前

愛は一瞬だ。 目に見える(映像としての)愛は一瞬だ。 爆発が彼女から愛を消しとばす。 夫からの愛を、息子からの愛を。 この映画は、二人からの愛のための物語。 決して戻っては来ない愛。 しかし、執念は二人からの愛を永遠にさせてくれる。 体が決断した。 そして、その夜、愛が決断する。 地獄に落ちるかも知れないが、愛を永遠とするため女は、妻は、母は決断する。

mami

女は二度決断する

- 8年前

やり場のない怒りと絶望の行き着いた先には、永遠に続く負の連鎖。 切なすぎて苦しくなった。

横田

怒りと無情

- 8年前

無罪判決の後のシーンが音楽込みで印象的。展開や演出も劇的過ぎるなと思ってみたり、でも実話だもんなと思ってみたり。裁判のハラハラ感、カティヤ自宅でのひりつくような緊張そしてやりきれないラストシーン、全部見入ってしまった。

tatsuru

一部分を切り取って凝縮された中身

- 8年前

短期間を切り取って凝縮された中身でした。 約2時間に詰め込み、多くを語らない進行が先行きを不安にさせ、どうなることかと見ていました。 久しぶりに映画を見ましたが、面白かったです。

YuniQ

引き込まれる

- 8年前
2018年21本目 作品:女は二度決断する 演出:★★★★☆ ストーリー:★★★★☆ 映像:★★★★☆ キャスト:★★★★★ 音楽:★★★★☆ 総評:★★★★☆ コメント:役者さんの熱演がすごくて、家族を失った女性の悲しみや怒り、救いようの… 続きを読む

2018年21本目 作品:女は二度決断する 演出:★★★★☆ ストーリー:★★★★☆ 映像:★★★★☆ キャスト:★★★★★ 音楽:★★★★☆ 総評:★★★★☆ コメント:役者さんの熱演がすごくて、家族を失った女性の悲しみや怒り、救いようのない様々な感情にどんどん引き込まれた。見終わったあとに、それで良かったんだよね?と何度も何度も自問自答して、受け入れようと頑張っている。。 鑑賞費:1,000円(ユナイテッドシネマ CLUB SPICE 2ポイント消化)

yoppy

見た後考え込んでしまった

- 8年前

不条理なテロで家族を失い、犯人に合法的に制裁を加えることができなくなったら…救いのない悲しい映画だったけれど、鬱々としないから不思議。 私が同じ立場なら、どんな決断を下しただろう…

natsu

二度目の決断

- 8年前

救いようがなくて、でもこれが現実なのかも知れないと、でもこんな現実であるべきではないと。 最愛の家族を奪われたにもかかわらず、人であろうとする姿には涙が出てきた。

1sugar ネタバレ

ダイアン・クルーガーの熱演!

- 8年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

2018.4.4 Filmarks試写会 東京ドイツ文化センター コーヒー飲みに来て、って言われても行くことは絶対ない。 友達、赤ちゃん連れてタンポンもらって会えてよかった、ってトータル何しに来たんだよ。 あなたがそばに居たらロッコは助かったのに、とか 爆弾仕掛けた犯人の弁護士の追い詰め方だったり 爆発の衝撃によって身体がどうなったのか細かく淡々と述べられたり 犯人は確実にあいつなのに同じ空間に どういう気持ちで座ってる?と、 気が付いたら手を強く握りしめてて震えてくる程だった。 判決が確定した瞬間のグラつく背景。 ホテルに泊めたと証言したグルの男が急に追ってくるとこは超怖かった。 時間配分とかカメラワーク、何度も確かめる留守電。一人で過ごす一つ一つも無駄がない。風に揺れる麦畑?に居た時にカティヤは何を思っていたのか。 試写会終了後のトークショー面白かった。 ダイアン・クルーガーのこと。 1950年〜1970年の時代背景や そういう社会の状況が"映画"に深く関わっていること。 復讐劇を描いた作品の話。 あえてあのラストにした意味。 ママ来てお願い。

KUBO

難民問題、テロ問題、答えのない問題へのファティ・アキンからの問題提起

- 8年前
4月2本目の試写会はファティ・アキン監督最新作「女は二度決断する」。ゴールデングローブ賞外国語映画賞、カンヌ国際映画祭主演女優賞(ダイアン・クルーガー)受賞などで話題の作品だ。 レヴューするの難しい作品だな〜。少なくともネタバレ禁止系の作… 続きを読む

4月2本目の試写会はファティ・アキン監督最新作「女は二度決断する」。ゴールデングローブ賞外国語映画賞、カンヌ国際映画祭主演女優賞(ダイアン・クルーガー)受賞などで話題の作品だ。 レヴューするの難しい作品だな〜。少なくともネタバレ禁止系の作品だし。 作品は3つのパートに分かれている。カティヤ(ダイアン・クルーガー)が爆弾テロで夫と息子を失うまでを描く「Ⅰ、家族」、逮捕されたネオナチの男女を裁く裁判劇を描く「Ⅱ、正義」、そしてネタバレ禁止の「Ⅲ、海」。 生きる希望を失ったカティヤの姿が、苦しくて苦しくて、見ていて本当に辛い。鬼気迫るダイアン・クルーガーの演技は必見! 第2部ではカティヤを追いつめる容疑者側のハゲた弁護士が本当に憎たらしい! 1部・2部を通して見るものはずっと、カティヤの気持ちに感情移入し、絶望し、追い詰められる。その結果、彼女が下した決断とは? ヨーロッパの多くの国で問題化している移民問題。頻発する爆弾テロ。映画冒頭で爆死するカティヤの夫ヌーリはトルコ系移民。監督のファティ・アキンが同じトルコ系ドイツ人であることは偶然ではあるまい。 以前見た「帰ってきたヒトラー」の中でも、ドキュメンタリー風に撮られた映像の中で、ドイツの庶民が「ドイツから移民どもを追い出してくれ!」とヒトラーさまに懇願するシーンがあった。また昨年ドイツを訪れた友人は、ドイツ人同士が「ハイル・ヒトラー!」と挨拶を交わしているのを見たそうだ。 殺されたのはトルコ系移民、容疑者は極右のネオナチ。裁判の結果も被害者の人種によるとしたら、第2部のタイトル「正義」という言葉の如何に空虚なことか。 移民問題、テロ問題、司法における人種問題。どれを取っても明確な解決策のない問題に、あなたなら一度目の決断を選ぶか?、二度目の決断を選ぶか?、それとも他に選択肢があるのか?、我々に問うている深い作品である。 #上映後に、以前、東京国際映画祭でお世話になった映画評論家の松崎健夫さんのトークショーがありました。いつもながら松崎さんのトークは中身が濃い! トークショー終了後にご挨拶をして、いっしょに写真も撮っていただきました。ありがとうございました。

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