少年にそんな力があるのか?
医学的に不可解なことが起こったり、見えない力が働いたりすることがあるのは信じているが、これはありえない。
国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
第89回アカデミー賞脚本賞にもノミネートされた『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督が描く奇妙な物語。心臓外科医スティーブン(コリン・ファレル)は、美しい妻(ニコール・キッドマン)と健康な二人の子供に恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。しかし、ある少年(バリー・コーガン)を家に招き入れたときから家族の周りで奇妙なことが起こり始める。子供たちは突然歩けなくなり、目から赤い血を流す。そしてスティーブンは容赦ない選択を迫られることになる……。
医学的に不可解なことが起こったり、見えない力が働いたりすることがあるのは信じているが、これはありえない。
マーティンの薄気味悪い雰囲気が気持ち悪い。 病気の解明は明かされない、完全考察だけど、一種の洗脳なのか、、、 子供かわいそう、、誰も救われない映画や
劇伴とパスタを食べるシーンが印象的。 マーティンの人がすごい。
『女王陛下のお気に入り』のギリシャ人鬼才監督ヨルゴス・ランディモスによるサイコホラー。本国での配給は信頼のA24。 心臓外科医であるスティーヴン(『トータル・リコール』のコリン・ファレル)は、美しい妻アナ(『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマン)と娘のキム、息子のボブ(『ワンダー 君は太陽』のサニー・スリッチ)を持つ裕福な家庭で暮らしているが、時々会って面倒を見ている少年マーティン(『ダンケルク』のバリー・コーガン)がいた。彼はスティーヴンが手術中に死なせてしまった男性の子なのだ。 スティーヴンがマーティンを自宅に招待して以降、奇妙なことが起き始め、平和だった家庭の歯車が徐々に狂っていく。 ティーンボーイが不気味に囁く『ルース・エドガー』を彷彿とさせるガスライティングぶり、スパゲティキモく食う系男子マーティンを演じたバリー・コーガンの怪演が素晴らしい。 終盤の醜く異様な死にたくないアピール媚びまくり合戦が凄まじい。 とにかく嫌な話で、不条理劇に徹したのは大変後味が悪く最高だった。 が、手足が痺れ、食欲を失い、目から血が出て…のメカニズムが解明されないまま終了したのは少し肩透かしだった気がする。
「不穏」「不条理」「怖い」とか皆さんの感想にあるが、そのどれも感じなかった。表現の自由は尊重するが、私には何を表現したいのかわからないし、どうでもいいって感じ。ただマーチン役の不気味さが印象に残った。
ヨルゴス・ランティモス節が炸裂した不条理劇。 心臓外科医スティーブンが、手術で死なせてしまった元患者の息子から復讐を受けた挙句、ある大切なものを犠牲にすることになるストーリー。 不協和音のような劇伴と、ズームアップとズームインを多用したカメラワークで終始不穏な空気を作り出していて、引き込まれる。 監督のいつもの作品と同じく、人間の無常さを前になんともやりきれない気分になるけど、この気分にさせられるのが好き。
なんとも言えない不穏な空気が映画を包み込んでいた...
不穏な雰囲気がたまらないですね。容赦ない展開で、強烈な印象だった。
とにかく後味が悪い。 不穏な空気の広がり様、気分が悪くなった。(とても好き) パスタが不気味な食べ物と化す。 人が人を狂わせる。
終始何が起こるかわからない不穏さに加え あの嫌気を含んだストリングス音。 何も起こっていないうちから本能的な恐怖を 推しはからずにいられない。 復讐劇かと思いきや、それすらも 観客が予測できる内容のそれではないんです。 自分なりに解釈したつもりが ストーリーが進むにつれて投げかけられ続ける疑問。 主人公・心臓外科医のスティーブンは 起こした罪を家族を巻き添えに償わさせられるんですが その手段も、家族の解釈も異常。 結果、すべてを狂わせ操り目的を遂げた マーティンは、この作品内では悪魔ではなく ただただ“神”であったとしか思えない。 ランティモス監督独自の 理解に苦しむほど理不尽すぎる“ルール”は とても悪趣味、と言えばそれまでですが そのルールによって、人間が内包している 人には見せたくない嫌気をさらけ出す結果になるんですね。 まあ‥それにしても本性さらけ出しすぎですが。 前作に続き、本当に悪趣味で最高で最低な嫌気映画です。 ラストのダイナーのシーンで さらに、目に見えない、想像できない 目くらませな嫌気シーン残しますからね‥。 好きな作品です、とかではないはずのに 後々余韻からは逃れられない。 美しい映像に反しての薄気味悪さ、 これはちょっと癖になりかねません。
救いようのない恐怖の連続 助けを求めても誰もわかってくれない恐怖 バリー・キオーガン(コーガン)の迫真の演技が凄かった ダンケルクの時とあまりにも違いすぎて誰だよ!っていうレベル 怖いのが苦手な人にはあまりオススメはできないのが悲しい 面白かったけど
とにかくバリー・コーガン演じるマーティンの気持ち悪さが半端じゃない! 目が最初から最後まで死んでます。 生きているのに生気がない(^_^;) マーティンの父親を手術中に死なせてしまったスティーブン一家をある提案で恐怖に陥れる話。 途中途中の無音からの精神にさわるようなキリキリした音楽がただただ不穏。 スティーブン一家も始めから普通の家族じゃないな?って雰囲気。 自分には過去でもその人にとっては今も続く地獄や悪夢で、自分が思っているほど人は簡単には許してくれないものなんだと怖くなった作品でした。
不気味な少年。宗教の教祖ような捉えどころのないキャラクター。 そこを計算されたいいお芝居だったと思います。 医師は最終的に何を護ろうとしていたのか。 何に突き動かされていたのか。 オカルトともとれるその状況をリアリティを持って描いています。 ただ、日本人である私がこのような映画の本質を理解できていたかはわからないです。
後味悪すぎてもう。。。
冒頭から広がる“全てはすでに始まっている”ような空気。拍動。 耳障りな音楽も相まって、不安と緊張、強迫観念に四肢が支配されていく。 生易しい罪滅ぼしは皆無。命乞いにも、生のための死の選択にも、正義・正解はない。少年のじっとりした目が夢に出てきそう。