仲良し夫婦の永遠の旅
最期まで仲の良い老夫婦が素敵。最期の旅は、この世においては、そんなにロング、ロングではなかったが、2人の旅はこれからも永遠に続くのだろう。
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『クィーン』で主演女優賞を獲得したヘレン・ミレンと、アカデミー賞名誉賞に輝いたドナルド・サザーランが人生のゴールを見据えた70代の夫婦を演じる。夫婦生活はや半世紀となる元文学教師のジョンと妻のエラ。子供たちは巣立ち、人生の責任はすべて果たしきった今こそ、夫婦水入らずで思う存分に自分たちの時間を過ごせる時が来たのだ。愛車のキャンピングカーでルート1号線を軽快に走り、向かうはジョンが敬愛するヘミングウェイの家があるフロリダ・キーウエスト。毎晩思い出の8ミリを投影し、共に歩んできた人生を追懐しながらひたすら南へと旅していく。
最期まで仲の良い老夫婦が素敵。最期の旅は、この世においては、そんなにロング、ロングではなかったが、2人の旅はこれからも永遠に続くのだろう。
末期ガンに侵された妻エラ。 認知症の夫ジョン。 そんな二人が最期の思い出作りのためにキャンピングカーに乗って旅に出る。 …と見出しだけだとほのぼのと心温まる感動ムービーに思えますが、実際は老々介護がリアルな描写で描かれた作品でした。 ジョンがいつもいい所で記憶を失ったり戻したり。 実際介護経験ある方にはとてもよく分かる症状だと思います。 そんなジョンに冷たく当たることがあっても、最期までジョンと一緒にいたいエラ。 彼女が発した「私の傍を離れないで、貴方なしでは生きていけない」という台詞に思わず涙しました。 結末は賛否あると思いますが、普遍の愛ってこういうものだと解釈しました。 ここまで想い合える夫婦、今の時代どれだけいるんだろう。
急に思いついて鑑賞。 途中までは老夫婦の愛、前向きな姿勢に エキサイティングだなと感じながら見ていたのですが、、、 まさかのエンディングに個人的に絶句。 このパターンのシメは苦手。
末期ガンの妻と重度の認知症の夫。そんな老夫婦が、キャンピングカーで旅に出る。先々で起こるハプニングを経ながら、二人が確かめ合うもの、行き着く先とはーー 人生最後の旅を満喫しようとするふたり。もちろん互いの状況から決して平穏にはいかないんだけど、しかし変わらぬ愛情は常にあって。 愛する人と最後まで添い遂げることって、実はとてつもなく難しいことなのかもしれない。しかし愛する人を愛しく思う気持ちだけは忘れたくない。このお話のふたりのように
愛する人との最後の旅。終始物語には愛しかなかった。しあわせで切ないストーリー。 やがて自分にもやってくるだろう老後。丁度自分の親世代の物語でもあるので想いを重ねて観てしまう。 人生を共に歩んできた人にしかわからないお互いの感情の揺れ。記憶が途切れ途切れになっても愛する人は心で覚えてる。 人生の終着点が見えた2人の旅は怖いもの無し。キャンピングカーでの道中はコミカルにも描かれていたり、レストランでのウエイトレスとのシーンも愉快。2人がずっとラブラブで微笑ましくて笑みがこぼれる。 口紅のシーンがとても印象的。 あとスライドショーも良かったな〜。 素敵な作品でした。おススメです。
兎に角、今、自分の人生で愛してる人のことを考えられずにいられない映画でした。 綺麗事ばかりではなく、ロマンチックなシーンばかりでもなく、涙だけでなく、つい吹き出してしまう笑えるシーンもありましたが、でもふと訪れる心温まる、ほんの一瞬のシーンが圧倒的な感動を与えてくれました。 今、自分の周りにいる、自分の人生を彩ってくれる人、一人一人の名前を呼んでみたい気分です。笑 記憶しているうちに。 もともとファンであったヘレン・ミレンは至極ナチュラルで、爽快で、時に人間らしく、でもやっぱり爽快な女性を演じ切っていました。ドナルド・サザーランドの演技を真面目に観たのは、今回が初めて。彼が演じるジョンが、認知症にかかってる中でも、妻を心から愛してることが本当に伝わる演技でした。 初めてのオンライン試写会。こんな形で試写会に参加できるのは新鮮で、いいですね。でも、ジャンルによるかもしれませんが。
ヘミングウェイの家に向かいキャンピングカーで旅立つ夫婦という設定が好き。ヘレン・ミレンが美しい。ロードムービーとして楽しめる。派手さはないけどジワジワこういう映画もいいよねと思える。主演の2人に拍手。
1月5本目の試写会は「ロング、ロングバケーション」。 素晴らしい脚本だな、これは。 アルツハイマーの夫と重い病を患っている妻がキャンピングカーで旅に出る。目的地はフロリダのキース。 ヘミングウェイを語ったかと思うと、突然「ハンバーガーが食べたい」しか言わなくなる夫を、時にコミカルに演じるのがドナルド・サザーランド。目に知性が宿る時と、抜けていく時の演技が上手すぎてびっくりする。 「あなたなしでは1分たりとも生きていけない」こんなことを言ってもらえる熟年夫婦の夫は、日本ではいないだろうな〜。 2人が旅する先々で、「アメリカらしいこと」が起こるのも見どころ。 銃を持っていることで身を守れる、とかアメリカ社会だな〜って考えさせられるし、「Make America Great Again」 とか、トランプの選挙応援やってるし、2016年の撮影なんだな〜なんて。 日本人だと、夫婦もだけど、孫や家族を思う気持ちが勝るような気もするが、 こんなに幸せな夫婦はいないだろうな〜。 それもこれも、ヘレン・ミレンとドナルド・サザーランドという、普段はもっと厳しい顔した役の多い2人の名演あっての説得力。いろいろ考えさせられるラストだけど、素晴らしい作品でした。
痴呆症の夫と、末期ガンの妻が子供たちに内緒で「最後の願いを叶えるため」の旅に出るというロードムービー 私は完全に子供の目線になって 主人公夫妻を自分の両親に置き換え ヒヤヒヤしながら観た作品だった でも、きっとそれは私だけでなく、多くの人にとって、そういう映画になるだろうと思う 人によっては、いつか来る自分のこととして観るだろうし、 私のように子供目線の人もいれば 孫の目線で見る人もいるかもしれない 誰にとっても、誰の両親にとっても、「老い」は必ずやってきて その時私たちは、必ず決断を迫られる この映画が救いなのは、その「痴呆症と末期ガンのロードムービー」が、とてもユーモラスでポジティブに描かれていること 時折笑いながら彼らを観ていると、「老い」とは決して悲観するものではないと思えてくる そこがとても素敵な映画だった そして、最後まで人生を共にしたいと思える人がいるということは、素晴らしいことだなと思った いくら歳をとっても、夫婦は最後まで男と女であって、お爺さんとお婆さんではない というところも良かった 時には、こういう映画を観て、老後を考える時間も必要なことなのかも
愛し合う老夫婦が助け合いながら、人生最後で最高の旅に出るロードムービー。 痴呆の兆候著しい文学者の夫と、頭は冴え渡っているが癌が進行中の妻。苦難を乗り越えて、笑いあり涙ありで労わりあいつつ旅を続けることは、とても美しく羨ましい光景ながら、待っていたのは意外過ぎるラスト。 ヘミングウェイの家を見るため、自宅ガレージで長年ホコリが被っていたLeisure Seekerという名のキャンピングカーが運んでいたのは夢のように見えて、絶望だったのだろうか、老いと向き合うことはそれほどまでに人を苦しめるものなのか、と様々に深く考えさせらる映画でした。 陽気なジョン(ドナルド・サザーランド)と強い覚悟で肝の座ったエラ(ヘレン・ミレン)。2人の個性的な名優が素敵な夫婦を見事に演じ、映画を印象強く引き締めています。