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喪った痛みから逃げると思い出も失う。序盤と終盤の娘を亡くした父親同士の会話シーンが心に響きました。オルセン強い子。
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『ボーダーライン』『最後の追跡』で2年連続アカデミー賞ノミネートの脚本家テイラー・シェリダンが『ミッション:インポッシブル』『アベンジャーズ』シリーズのジェレミー・レナーを主演に迎えて描く雪山クライムサスペンス。厳寒の大自然に囲まれたアメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの保留地ウインド・リバーで見つかった少女の凍死体。遺体の第一発見者であり地元のベテランハンターのコリー・ランバード(ジェレミー・レナー)は案内役として、単身派遣された新人FBI捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)の捜査に協力することに。ジェーンは慣れない雪山の不安定な気候や隔離されたこの地で多くが未解決事件となる現状を思い知るも、不審な死の糸口を掴んだコリーと共に捜査を続行する......。
喪った痛みから逃げると思い出も失う。序盤と終盤の娘を亡くした父親同士の会話シーンが心に響きました。オルセン強い子。
こういう事実を映画として伝えてくれたことに感謝。 色々な意味で、観終わった後に一言、「すごい」と思った。 ジェレミーとリジーの演技が本当に素晴らしかった。 どちらのキャラクターとも、強い人。 だからこそ、多くを語らず、目つきや息遣いで全てを表現していると感じた。 ジェレミーが涙ぐむ度に、心が動かされた。
今なおインディアンに対して行われてることを題材にした映画。 胸糞悪い展開が続くけど、ジェレミーとエリザベスのアベンジャーズでも手を組んでた二人のまた違う形での共闘は生々しさもありスッキリ感もある
軽い気持ちで見に行ったら、かなりシリアスで驚きました。 メッセージに深みがあります。スッキリ終わらない訳ではないですが、ずしっとくる物語でした。
ジェレミーのお父さん感はすごくしっくり落ち着く。悲しいけど、おもしろい作品でした。
先住民族については各地で差別や迫害の歴史が語られることが多いが、ネイティブ・アメリカンはその中でも群を抜いて知名度が高いように思う。それでもあまり知られていない居留地で、世間に知られる事なく起こる犯罪がある。 人が住むには厳しすぎる自然環境の中で人権と尊厳を無視されたら、許すことなんて簡単ではない。法律を犯すことが罪なのではなく、命を粗末にすることが罪なのだ。 世間から話題にすらされないような場所でも、命は捨てられるべきではないし、罪は償われないといけない。 白人が奪い作り上げた、美しいアメリカとは正反対の現実が、強い意志を持って描かれ訴えられている。 雪原の静けさと重く響く銃声が、多くを語らないネイティブ・アメリカン達の胸の内を表現してるようにも感じられました。
『ボーダー・ライン』などで脚本を務めたテイラー・シェリダンの監督デビュー作。 大国アメリカの持つ大きな闇の一つネイティブ・アメリカンの保留地問題とビジランテ要素の融合。ナメてた相手が殺人マシーンでした系映画の社会派部門第1位に掲げたい。 『ザ・コンサルタント』にも出演していたジョン・バーンサルを見たことでさらに、ビジランテムービーだよこれは、おい!と自らの興奮を抑えられなくなっていた。 後半の斬新なシフトチェンジと、ジェレミー・レナーのベストアクトとも言える渋い演技が印象に残った。降板したクリス・パインじゃムリ! 今後も現代西部劇の伝道師であるテイラー・シェリダンの脚本作品から目が離せません。
冬の厳しい寒さと悲惨な事件の描写によって、今も残るインディアン居留地のシビアな現実を伝えようとした作品。ストーリーはやや強引で、勧善懲悪のカタルシスがハッキリしていて、ミステリとしてはそこまでではないけれど、伝えたいことがきちんと伝わる良作に仕上がっている。ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセンはともによい。そして、キーとなる役柄で登場するジョン・バーンサルはやっぱりよいね。
とても久しぶりに正統なサスペンスを観た。 ジェレミー・レナーはやっぱこうでなくちゃ! ファーゴを思い出す様な美しくも恐ろしい雪の世界がなんとも魅力的。 胸糞だけど、もう一度観たいと思うほど面白かった。この作品はこれからレンタル始まっても何度も観るんだろうな。
表層にあるストーリーの大筋はよくあるサスペンスだけど、この映画の本質はそこにはない。 かつてネイティブ達の住処を奪い、ウインドリバーという氷に閉ざされた土地に追いやったアメリカ人。そして現代においても彼らは奪う者で、この呪われた土地に住む住民は奪われる者なのである。そしてそんな脈々と受け継がれる人間達の愚かさをいつも見ている自然や動物の視点をカメラワークで表現しているのは非常に上手いと感じた。 この土地には神様(キリスト教)はいない。ただ自然だけが悠然とすべてを支配している。主人公はウインドリバーのルール=自然のルールに則って犯人を裁いたのだけれど、キリスト教をこの土地に持ち込んだアメリカ人を裁くのにこれ程の皮肉はないだろう。 そして最後、苦しみを受け入れた友人と二人並んで瞑想するシーンは涙なしには観ていられなかった。 復讐に縋るしかないけれど、それを達成したとて結局彼らに救いはない。この映画はそんな遺された者の苦しみから目を背けずに克明に描ききっている。
孤立した街で起こった殺人事件の話。蓋を開けてみたら本当にひどい事件で、涙が溢れた。最終的に正義は勝つけれど、悪党の悪っぷりが凄くてドロドロの結末。でも、現実にも起こり得そうな話で面白かった。
白銀に閉ざされた世界で起こった殺人事件を追う、単なるミステリーかサスペンスかと思ったら、これは実話に基づいて作られた、ネイティヴアメリカン問題をも内包している作品だった。 冒頭「Indian Reservation (インディアン保留地)」なる看板が目に入ってくるが、未だに「Indian」という言葉が平気で使われていることにビックリ! さらに「TRIBE POLICE (部族警察)」なる呼称。なんと、インディアン保留地では州の権限が及ばない治外法権的地域であり、そのような独立した警察があるということ。 また、このようなインディアン保留地ができた歴史的背景には、17世紀から、本来彼らの土地だった場所を追われ、強制的にこの映画の舞台であるワイオミングなどの何もない土地に移住させられたという歴史があったのだということ。 マイナス30度の世界で全力疾走をすれば、肺が凍って吐血し死に至る。こんなことももちろん初めて知ったし。 事件の謎を追いながら、まだまだ知らないことがいっぱいあると勉強しちゃいました。 映画ファンの関心を引くのはキャストのアベンジャーズ・コンビ! 主演のハンター役にホーク・アイのジェレミー・レナー、コンビを組むFBI捜査官役にスカーレット・ウィッチのエリザベス・オルセン! これだけでも見たくなるよね! (ホーク・アイはこれに出てたからインフィニティ・ウォーに出てなかったんだ、って冗談です(^^)) この映画の結末は、見る人の信条によっては賛否あるだろう。だが、私は「有り」だ! ラスト、佇むネイティブ・アメリカンの父の姿が心に沁みた。
ジェレミー・レナーの感情の起伏の少ない、静かな演技が 素晴らしい。後悔、怒り、悲しみ、そういったものを飲み込みながら淡々と愚直に日々を過ごし、特殊な立場で周囲と関わる姿は正直に言って格好良かったです。 アメリカの先住民が強いられている現実を知らずにいたので、私のような者が知る機会が得られた事は映画の果たす役割の大きさを感じます。勉強という意味合いではなく、いい映画を観られて良かったです。
かつてC・トーマス・ハウエルと ルトガー・ハウアーが出演していた 「ヒッチャー」という映画があった。 ヒッチハイク系サスペンスでは 今でも最高峰の映画なんじゃないかと思うが、 それと似た感覚、いわば 「アメリカの広さゆえの深い闇」を 存分に味あわせてくれた作品。 舞台は題名の通り、ウインドリバーなる 雪深い寒冷地のある村、もしくは山の 一部分だけなのだが、この"一部分"が あまりに広大過ぎ! しかも雪以外何もないかの ような静寂と無慈悲な自然が人の生活を ギリギリのところまでで寄せ付けない。 そんな土地である陰惨な事件が起きるのだが これが実際の事件を元にしたものだと 言うのだから、これまた恐ろしい。 我々日本人はアメリカの豊かさと寛容さ(?)、 さらにはエンターテイメントの素晴らしさだけが とにかく刷り込まれているが、 たまにこの映画のように、 知られざるアメリカが持つ闇を 垣間見せてくれるのも アメリカンエンターテイメントの恩恵なのだな、 といささか複雑な思い。 かの火山大爆発でまたしても恐竜大乱闘劇や 遠い遠い銀河の向こうの宇宙戦争と比べたら、 決して大劇場向け、かつ一般向けじゃない 映画ながら、非常に価値ある印象深い作品として 心に刻まれた2時間でした。 アベンジャーズで同じスクリーンに登場した ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンに よる演技も非常に沁みます。 ま、オルセン嬢はともかくとして さすがのレナー様の"現地の人"っぷりに ただただ感服!! [09:30]シネマート新宿・スクリーン2️⃣
国境もそうだし、保留地も厳しい世界が広がっている。銃が全ての世界。 何も解決できない不条理をかみしめながら鑑賞…。
細い演技や演出を見逃さないで欲しい映画です。羊たちの沈黙を彷彿とさせる、サスペンスでありながら人間をちゃんと描いていて、見終わってからもずしーーんと響いています。
ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセンが出演してる情報のみで鑑賞。 根底にあるのは、アメリカが抱える社会問題。ネイティヴ・アメリカンに対する差別。 ジェレミー・レナーの静謐な芝居が、苦しく、閉塞感の漂う本作に、より重さを加えてくる。素晴らしいハンター役でした。
ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンの2人、一見アベンジャーズのあのコンビと思いきや、とんでもない、真逆の「痛み」の映画だった。 ウィンドリバーという土地。 そこは寒いだけの過酷な地でインディアンの居留地という歴史が作り出した事実がある。 . 問題はそこは場所柄にも、刑法や司法が介入しづらい部分があって、事件が起きても謎のまま葬られてしまうことがある。 . サスペンス要素は単純でとくに難しいことはないんだけど、とにかく事件描写が痛ましい。 閉鎖された空間での人間の歪み。 そしてインディアンの立場的弱さ。 . オルセン演じるバナーは立場的にも強く出て行くが、やはり見ていて危なっかしさと経験不足さを見事に演じてた。 そしてレナー演じるコリーもそう。悲しみをぐっと心に秘めながら復讐していくあの渋み。 それにしてもメッセージの時といい。静かながら印象に残る素晴らしい役をするなあと感心。 見終わってからずっしりくる作品だった。 たまにこういうのはいい。
ジェレミーレナー最高‼ イケメン! ワイルド! 大好きです。 素晴らしい映画を選んだジェレミーレナーに拍手!
荒涼峻厳な先住民居留地で、猟師コリーは少女の死体を発見する。そして彼は、FBI捜査官ジェーンの捜査協力の求めに応じることになる。彼の娘もまた三年前非業の死を遂げていたのだ。「最後の追跡」脚本のテイラー・シェリダンの第一回監督作品。先住民居留地の辛い現状や、米国の複雑な警察制度などが垣間見られ、社会派ドラマの側面が見られる一方、西部劇の趣きも備えている。堂々のデビュー作と言っていい。コリー扮するジェレミー・レナーが素晴らしい演技を見せる。今彼は円熟期を迎えているのだろう。
サスペンス映画大好きですがものによっては観た後にヘビー過ぎて引きずることも。 ラジオの映画紹介のコーナーでアメリカで口コミで広がったと聞いて気になり観に行きました。 もっとヘビーな内容かと覚悟していましたがわかりやすいストーリーでストレスなく観れました。 アメリカ人ならもっと共感できる内容だったのかもしれませんが充分メッセージ性はありました。
テイラー・シェリダン監督2作目なのになぜか監督デビュー作って謳ってるの、謎。 (*追記:調べたら本作が実質監督デビューで1作目は他の人が監督する作品をヘルプ&舵取りしたのがクレジットされた、とか言っていた) 先住民居住地で起きた殺人事件の真相をハンタージェレミーとFBIエリザベスが追う。 甘さ一切無しの豪雪ミステリー。 硬派な役のジェレミー・レナーめちゃくちゃいい。 FBIは独立してるけど、他たまにどこからどこまでが味方かわからなくなる瞬間もあり、緊張感は途切れないしで絶品でした。 ピーター・バーグの製作会社Film44が「最後の追跡」に引き続き絡んでいた。ほー! これはソフト買うね。
よく出来た映画で引き込まれました。先住民族の問題も初めて知りました。それでもたくましく生きていかないと。
観終わった後に、感情が落ち込んでやるせない気持ちになる。でも、現実を受け入れ向き合うこともできることを示唆してくれている。 どんなに絶望的な場所や環境であっても、状況を打開するしかない。社会や人間で生きる過酷さ悲哀さが伝わる作品。
会話もアクションもどこか淡々としていて、殺人さえそれが続いてゆく人生の一部だと突きつけられる。ネイティブ・アメリカンが追いやられた土地と歴史がそう納得しなければ生きられないのだとしたら。なんともやるせない気持ちになった。