トウコ
今までのゲイのイメージを覆したトウコさんの伝記。 めちゃくちゃ面白かった。
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ゲイアートの先駆者にしてフィンランドの国民的芸術家である「トム・オブ・フィンランド」。これまでもアウトサイダーの視点から社会を描いてきたドメ・カルコスキが送る、「トム」ことトウコ・ラクーネンがアンダーグラウンドからアートの表舞台へ名を馳せ、栄光を手にするまでの波乱に満ちた半生を描いた作品。同性愛が厳しく罰せられた第二次世界大戦後のフィンランド。帰還兵のトウコ・ラークソネンは、昼間は広告会社で働き、夜は鍵のかかかった自室で己の欲望をドローイングとして表現していた。スケッチブックの中で奔放に性を謳歌しているのは、レザーの上下に身を包み、ワイルドな髭をたくわえた筋骨隆々の男たち。トウコが仲間とこっそり楽しむために描き続けたそれらの絵は、「トム・オブ・フィンランド」の作家名でアメリカの雑誌の表紙を飾ったことをきっかけに、ゲイ男性たちの希望のイメージとして世界中に広がっていく......。
(C)Helsinki-filmi Oy, 2017