昔見た時は、わからなかった
いくつかのこと、「それから」は「心」の続編であった。もちろん話は繋がってはいないが、明治の文豪の最大テーマは、友情と愛情の天秤であったのだ。それぞれの物語で、実社会では破綻している物語なのだが、だからこそ漱石は小説にして書いたのだ。 実生活では、漱石はそんな火宅の人ではない。 我慢していたのだろうか?願望か。 藤谷美和子の曖昧なお芝居も成功している。この役の 良いキャスティングと言えると思う。
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かねてから漱石文学の映画化を目論んでいた森田が、松田優作との再タッグにあたって満を持して挑んだ文芸映画。友情のためにあきらめた、秘めやかな恋との再会......。日本文学最高峰の古典に森田芳光監督が見事に切り込んだ漱石ロマン。
© 東映
いくつかのこと、「それから」は「心」の続編であった。もちろん話は繋がってはいないが、明治の文豪の最大テーマは、友情と愛情の天秤であったのだ。それぞれの物語で、実社会では破綻している物語なのだが、だからこそ漱石は小説にして書いたのだ。 実生活では、漱石はそんな火宅の人ではない。 我慢していたのだろうか?願望か。 藤谷美和子の曖昧なお芝居も成功している。この役の 良いキャスティングと言えると思う。