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負け犬の美学

4.7 95分 2018年10月12日 公開
人間ドラマ仏
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あらすじ

全盛期を過ぎた中年ボクサーのスティーブ。彼は、たまに声のかかる試合とバイトで、なんとか家族を養っていた。しかし、ピアノを習ってパリの学校に行きたいという娘の夢を叶えたい一心で、欧州チャンピオンのスパーリングパートナーになることを決意する。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
サミュエル・ジュイ
キャスト
オリヴィア・メリラティ/マチュー・カソヴィッツ/ソレイマヌ・ムバイエ/ビリー・ブレイン
配給
クロックワークス
公式サイト
http://makeinu-bigaku.com/

クチコミ

笑われても良い自分を貫く生き方

- 7年前
最後にホロっとする、じんわり温かな映画だった 主人公のスティーブは45歳のベテランプロボクサー 彼は、これまで、49戦して13勝しかしていない弱小選手だ そんな彼には2人の子供がいて、経済的にも苦しくなってきたこともあり、50戦したらボ… 続きを読む

最後にホロっとする、じんわり温かな映画だった 主人公のスティーブは45歳のベテランプロボクサー 彼は、これまで、49戦して13勝しかしていない弱小選手だ そんな彼には2人の子供がいて、経済的にも苦しくなってきたこともあり、50戦したらボクサーを引退することに決めていた そんな時、スティーブはトップクラスのボクサーがスパーリング相手を探していることを知り、娘の大好きなピアノを買うためにスパーリング相手に立候補する… スポーツの世界には、どんな競技にも世界のトップに君臨するチャンピオンがいる そして、そんなチャンピオンの裏にある血の滲むような努力と、それがもたらす勝利には、とても胸が熱くなる これまで、多くの映画はそんなチャンピオンの感動的な姿を描いてきた しかし、そのチャンピオンの陰には、どんな選手にも、日頃、練習相手のためだけにいる選手たちがいる 例えば、野球のホームランバッターの陰に練習用のピッチャーがいるように チャンピオンを目指すボクサーには、スパーリング相手のためだけのボクサーがいる この映画は、そのスパーリング相手にスポットライトを当てた作品である そんなスパーリングボクサー スティーブを観て感じたのは 「ふがいない」とか「うだつの上がらない」という言葉だった どんなに必死に戦っても勝てず、子供にカッコいい姿を見せることができない けれど、私たちが生きる社会の中では、チャンピオンになれる人はわずか1%ぐらいで スティーブのような人が多数派なのだ だから、きっと多くの人が彼に共感し、心の中でがんばれと応援してしまうのだ では、なぜ、勝率2割6分の彼が45歳になってもボクサーを続けているのか ただボクシングが好きだからだ チャンピオンのサンドバッグになってボコボコにされても、50戦までやると決めたら、その引退の日までボクシングに命をかける その生き様にグッとくる映画だった 周りの人たちに笑われようと、生き恥を晒そうとも、自分で決めた人生は最後まで守り抜く ふがいなくても、うだつが上がらなくても良い 最後まで必死に戦うことが、ボクサーとしての彼の生き様なのだ その彼の心意気を知ったチャンピオンは、彼にサプライズプレゼントをする このチャンピオンの心遣いにグッときてしまった 日頃、スパーリング相手のボクサーにスポットライトが当たることはないけれど ボクシングに対する思いは、チャンピオンも一目置くほどなのだ そんなスティーブに対して「負け犬」っていうタイトルを付けちゃう邦題ってどうかなと思った 彼の心にある志は、決して負け犬ではなく、もっと気高いものだからだ そういう地味な日陰の人たちにスポットライトを当てる優しさが良いなと思った 彼の最後の檜舞台には、思わず涙が出てしまった

傑作中の傑作!本物のボクシング映画で家族愛映画!!

- 8年前
現在開催の【東京国際映画祭】といえば 昨年5本くらい観に行ったのだけど (嵐の中の、無料:外で観る 「#湯を沸かすほどの熱い愛」含め! 一昨年私のNo.1邦画で、 #しんゆり映画祭 で #中野量太 監督ゲストで前売り買いながら、当日家出る時… 続きを読む

現在開催の【東京国際映画祭】といえば 昨年5本くらい観に行ったのだけど (嵐の中の、無料:外で観る 「#湯を沸かすほどの熱い愛」含め! 一昨年私のNo.1邦画で、 #しんゆり映画祭 で #中野量太 監督ゲストで前売り買いながら、当日家出る時間暴風雨で出掛けられず~ 直ぐに東京国際映画祭で無料上映あり、 もう観たい気持ちイッパイで出掛けたら またしてもビューンビューン、ビル風凄く寒かった🌀) が、昨年2017の【東京国際映画祭】で ◎何よりも感動したのが 『#スパーリングパートナー』という、 「#アメリ」 の #マチューカソヴィッツ 監督・出演(主人公が恋する相手役で出演!)・が主演の、ボクシング映画の本作である。 上映中も 会場中、感動で男性までも泣いていて、 上映後:「感動の熱気が凄い」とは正にあの場✨ アフタートーク時の、Q & Aコーナーでは凄い数の手が挙がり、皆の熱い感動伝えていた。 (両隣の男性も泣いていたし、質問しようと必死に手を挙げていた) 更なる私的感動は、 思っていなかった主演・監督・チャンピオン役の登壇とアフタートーク!! 主演のマチュー・カソヴィッツ氏(スティーブ)と #サミュエルジュイ 監督(&脚本)と、 スティーブの相手になる 〈欧州チャンピオン(本物のチャンピオン)〉 3人がゲストで登壇したこと。 目の真ん前の席で涙拭きながら真剣に話聴いていたら、カソヴィッツが笑顔で私に手を振ってくれ、 退場の時にはチャンピオンが握手してくれた。 『スパーリングパートナー』すごーい傑作なのに「また観たい」と思っていチェックしていても全然上映ない・・・と残念に思っていたら、 ↓ 1年後になる昨日2018.10/12(金)の朝日新聞に 『#負け犬の美学』 なんて変な邦題つけられ、 昨日10/12から #新宿シネマカリテ ・ #川崎シネチッタ ・ #109シネマズ港北 で公開、上映中~ 新聞内で個別記事にもされ絶賛されていた。 本作、マジ傑作!! 素晴らしい映画です✨ でも題名はやっぱり 『スパーリングパートナー』だよ!! ・・・「負け犬の美学」なんて、なんてダサい邦題つけちゃったんだろう😥 (新聞記事より↓) ※カソヴィッツは撮影を前にトレーニングを積み、劇中では、振付無しの "ガチ試合"に臨んだ。その意味では「レイジング・ブル」や「ロッキー」以上に本物のボクシングが見られる!!~ それで本物の"欧州チャンピオン"に挑んじゃうんだから、やっぱりスゴい映画だったよな。 振付無しで、本当に戦っているんだから=ボクシングシーンだけでも感動ものです。 家族、愛する〈娘〉の為に、チャンピオンの〈スパーリングパートナー〉になり挑む~ってのが泣け、胸を熱くさせるんだけれどね😭 チャンピオンは、黒人で(フランス人なのかな?)本物だからカソヴィッツよりバリバリデカい・凄い体・眼光鋭い!!が話す時は優しい顔になり、ずいぶんトークもされていたが、 今回の記事にも宣伝にも名前が掲載されていないのは、あちらで有名だからか? ◎本作、1年前に観て大感動していたわけだが年間:最高ランクの映画です!! 現に私、昨年(映画館での上映無かったわけだが)ベスト10に入れていたし。 素顔のカソヴィッツは、フランスの映画人とは群れない直言居士で知られる。 取り扱い注意の異端児だが、無駄なエゴがなく、端役でも良作と思えば出演するというスタンスを貫く程とは、新聞記事読むまで知らなかった(優しい風貌だし)。 俳優としてはスピルバーグやミヒャエル・ハネケら、巨匠が起用する実力派。 今回は新鋭サミュエル・ジュイの脚本に惚れ込み、出演を決めた。 ジュイは初監督とは思えぬ安定感のある演出で、期待にしっかり応えている。 物語・脚本も本当に素晴らしい!! 邦題に「負け犬」などあるが、 スティーブは打たれ強く、芯があり、 尻尾巻いて逃げる敗者では決してない。 愛する家族の為に〈勝ち目の無い恐ろしい敵〉に挑むのだ。 真の〈ボクシング映画〉で〈家族愛映画〉である。 観られるチャンスあったら、絶対に観て欲しい!!! 真の5つ星映画 ★★★★★ です ………………………… ★欧州チャンピオン役=東京国際映画祭でも「本物の世界チャンピオン」と紹介されていたのは、 タレク役=ボクシング/元:世界王者 の ソレイマヌ・ムバイエ #ムバイエ は映画初主演 (元とはいえ、ボクシング世界チャンピオン~実物の外見からオーラも凄い) ★スティーブの妻 / マリオン・ランドリー 役 =オリヴィア・メリラティ は、 歌手・作曲家が本業で、本作の感動値を上げる、本作の音楽を担当しているそう (公式サイトより) ★大切な娘 / オーラル・ランドリー 役 =ビリー・ブレイン は、 ジュイ監督も、カソヴィッツ も絶賛の フランスで注目の若手女優!! ~だそうだが、 ショートカットが少年のようで愛らしく、その演技にも目を奪われる少女である💓

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