パパやん
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撮影終了後に不遇が重なるも、原作者である小路啓之の命日にいざ公開されると多数の高評価を得た千原ジュニア主演のドラマ作品。 40歳手前にして引きこもりの城宮は、向かいのアパートのベランダに出されていた少女を咄嗟にレイプ目的で誘拐するも、直前で頭を強く打ったせいで城宮を父親と勘違いする。 自分のことを「パパやん」と呼ぶその少女にヨヨ子と名付けた城宮は、ヨヨ子との偽りながらも次第に本当の親子のような深い絆が生まれていくが…。 ジュニアがどうしても引きこもりに見えず、少しやさぐれではいるものの根は真面目という印象。最初に至ってはレイプしようとしているのかどうかも分からない。その後の展開を考えるとその要素が強めな人選であったと見られる。 随所に見せるクシャッとした表情は、ウケ狙いと熱演の間を往復するまさに怪演である。 「パパやん」が印象的なヨヨ子役の平尾菜々花が当時9歳ながら5歳くらいの幼児役を違和感なく演じており、成長したヨヨ子(紅葉)を当時公開延期の要因ともなっていた清水富美加が熱演。 原作は知らなかったのだが、リリアンやアミのエピソードもぜひ映像化して欲しかった。