清く正しきニッポンの映画
いつしか「映画を観る」と言う行為が 自分の中でどこかケチをつける場所を 無理矢理に探したり、大ドンデン返しの 「そう来たかー」の感動がない映画は ダメ映画と決めつける心持ちなのを 見事に見透かさせれたかのように、 ひじょうにフラットで何の… 続きを読む
いつしか「映画を観る」と言う行為が 自分の中でどこかケチをつける場所を 無理矢理に探したり、大ドンデン返しの 「そう来たかー」の感動がない映画は ダメ映画と決めつける心持ちなのを 見事に見透かさせれたかのように、 ひじょうにフラットで何の構えもなく観られる "由緒正しき純ニッポン映画"として まっすぐに心に届いてくる素敵な映画でした。 「老い」や「第二の人生」をベースに 軽めに「家族」に「娘の結婚」に 「地域社会での生き方」や「過去」など 様々な要素が押し付けがましくなく 散りばめられていて、凄く観やすい。 しかも「俳優の深い演技を余す所なくー」 みたいな長回しなシーンもなく いたって純粋にシナリオ的に起きていること、 起きることを端的に観せてくれるので ほんとに疲れません。 そう!こんなに疲れずに観れた映画も 久し振りかもしれない。 そんな清々しい感覚に包まれる ほんわかとあったかい2時間でした。 そりゃあね、定年した割とイケメンで 妻に先立たれたおっさんがですよ。 和久井映見さん演じるような 魅力的な方が居るラジオ体操だったら 早朝の眠気もなんのその そりゃホイホイ毎日通っちゃいますってば(^^) [15:45]立川シネマシティ・h studio P.S. 定年を迎えた主人公が最後となる慰労会の 飲み会で勤め上げた挨拶をするんだけど 見事なまでにみんな呑みと食事に夢中で 誰も聞いてない悲哀…。 胸が痛すぎて観てらんなかったなぁ。 惜しむらくは、せっかくの俳優陣なので もっと笑わせるセリフなんかがあったら より楽しめたんじゃないかな、と思うのは 少々欲張り過ぎかしら。