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盆唄 ポスター

盆唄

4.1 134分 2019/2/15 (金) 公開
ドキュメンタリー日本
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あらすじ

『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』の中江裕司監督が手がけるドキュメンタリー。2015年。東日本大震災から4年経過した後も、福島県双葉町の人々は散り散りに避難先での生活を送り、先祖代々守り続けていた伝統「盆唄」消滅の危機にひそかに胸を痛めていた。そんな中、100年以上前に福島からハワイに移住した人々が伝えた盆踊りがフクシマオンドとなって、今も日系人に愛され熱狂的に踊られていることを知る。双葉の人々は盆唄を披露すべく、ハワイ・マウイ島へと向かう。自分たちの伝統を絶やすことなく後世に伝えられるのではという、新たな希望と共に奮闘が始まった。やがて故郷と共にあった盆唄が、故郷を離れて生きる人々のルーツを明らかにしていく。盆踊りとは、移民とは。そして唄とは何かを探し求める200年におよぶ物語。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
中江裕司
キャスト
福島双葉町のみなさん/マウイ太鼓 ほか 声の出演(アニメーション):余貴美子/柄本明/村上淳/和田總宏/桜庭梨那/小柴亮太
配給
ビターズ・エンド

クチコミ

ドキュメンタリーの概念を覆す映画

- 7年前
てっきり双葉町の盆唄をハワイに伝えるドキュメンタリーだと思っていたのですが、それだけにとどまらないスケールの“映画”でした。 一人の人物や一つの物事を追い、そこから監督がすくい上げたテーマを見せてくれるのがドキュメンタリーのイメージでした… 続きを読む

てっきり双葉町の盆唄をハワイに伝えるドキュメンタリーだと思っていたのですが、それだけにとどまらないスケールの“映画”でした。 一人の人物や一つの物事を追い、そこから監督がすくい上げたテーマを見せてくれるのがドキュメンタリーのイメージでしたが、本作はどんどんスポットライトが移動していきます。 そして通常のドキュメンタリーではありえないラストシーン! 暗闇に鳥肌が立ちました。 故郷の双葉町に戻れず、避難先での生活をおくっている方々。 でも、その双葉もかつては富山からの移民を受け入れた土地だった。 いろんな事情を抱えて故郷を離れ、新天地で長い時間をかけて根を下ろす。 祭りへの参加は、その土地の者として認められたという証なのかもしれませんね。 ふと、亡くなった祖母の言葉を思い出しました。 「ずっと自分は根無し草だと思っていたけど、やっと居場所が出来た気がする。」 故郷から遠く離れた土地で結婚し、疎開先で夫を亡くし、女手一つで5人の子供を育てあげた祖母。 そこから一緒に上京した息子が結婚して私が生まれ、学校に通うようになり、地域の行事に参加し、祭りの準備に協力する。 顔見知りが増えて、自分がどこの誰なのかを近所の誰もが知っている。 きっとそれが祖母にとっての“根を下ろす”だったのだなぁ。 土地を持たない私なんかだと、近所づき合いは面倒…むしろ誰も私を知らないでいて欲しいと思いがちだけど(^^;; そもそも盆踊りは生きてる者を結びつけるだけではなく、自分の先祖やその土地で心半ばに亡くなった人達の鎮魂なのだから、 同じ振り付けで踊り続ける行為をトランス状態になり易くする儀式と捉えると 横の繋がりと縦の繋がりの中心にヤグラがあってその周りを円が取り囲んでいる。 円は始まりと終わりを繋いで永遠を表し、生と死をも繋げようとする。 盆踊りとは、とてつもない奇跡とエネルギーの集まりのような気がして 自分達の命と向き合う為にも、祭りのリズムを絶やさぬよう、入れ替わり立ち代りヤグラに立って歌い継いでいくべきものなのだと感じました。

盆踊りのルーツを尋ねるドキュメンタリー映画

- 7年前

2011東日本大震災の映画は多いがこの映画は盆踊りに焦点を合わせた視点でのドキュメンタリー映画。視点が良いですねぇ!

被災者の方々と日本の伝統文化

- 7年前

監督のトークショー付き試写会にて鑑賞 故郷を離れたハワイにまで、盆唄・盆踊の文化が伝わっていた事に感動を覚えました。 日本の伝統文化を大切にしなければと考えさせられました。 盆唄の歌詞には、卑猥な言葉が沢山使われていた事から、盆踊は、男女の出会いの場でもあったのだろうと思いました。

故郷を故郷たらしめるものは「文化」だ

- 7年前
1月6本目の試写会は「盆唄」。 我が心の映画「ホテル・ハイビスカス」の中江裕司監督10年ぶりの新作は、沖縄を離れ、なんと福島の「盆唄」にフォーカスしたドキュメンタリー。 福島の双葉町は原発事故による帰宅困難区域。住民は散り散りになり祭り… 続きを読む

1月6本目の試写会は「盆唄」。 我が心の映画「ホテル・ハイビスカス」の中江裕司監督10年ぶりの新作は、沖縄を離れ、なんと福島の「盆唄」にフォーカスしたドキュメンタリー。 福島の双葉町は原発事故による帰宅困難区域。住民は散り散りになり祭りも開けず、伝統の「盆唄」に継承が危ぶまれていた。 そんな中、ハワイ、マウイ島に、明治初期に福島から移住した開拓民の子孫が「BON DANCE」として祭りを継承していることを知る。双葉町の人々は、マウイ島の日系人たちに「盆唄」を教え、いつの日か子孫たちが故郷に帰れるような日が来るまで「盆唄」をハワイの地で受け継いでいってくれることを願う。 途中、手描きタッチのアニメによる、加賀から移り住んだ相馬移民のストーリーをはさむなど、ドキュメンタリーとしては斬新な演出。 ラスト、散り散りになっていた避難区域の町々が集って櫓太鼓を復活させるクライマックスでは、故郷を故郷たらしめるものは「文化」なのだ、ということを強く感じさせてもらった。 沖縄は離れても、そこに住む人たちの唄や踊りに魅入られ、被災地を文化という切り口から描いたのは中江監督らしい。 上映終了後のトークでは、たくさんの撮影秘話も聞かせていただき、私の質問にも答えていただいて、感動しました。 願わくば、「盆唄」がこのフィルムに記録されてまま消えてしまうのではなく、100年後でもいいから故郷で復活してくれることを願います。

活きる活力

- 7年前

唄と踊りは国境も世代も超える。 ドキュメンタリー映画は心の顔が見えて、祖母や祖父達の語りべを聞いているようでした。 #試写会 #盆唄 #filmarks

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