したくて、したくて、たまらない、女。
あらすじ
温泉に現れる謎の美女と、彼女にまつわる悲恋物語を描いたドラマ。監督・脚本は『出張』の沖島勲。地方の小さな温泉旅館のひとり息子で、東京の大学から帰省して来たばかりの洋一(倉田昇一)は、妙な噂を耳にした。それは、最近この温泉にどこの誰か分からない美女(杉田ひかる)が出没するというものだった。番頭の喜六(室田日出男)らの話によると、セックスの方も抜群だという。洋一は小学校の教師をしている恋人の房子と、久しぶりに毎日のように肌を重ねたが、次第にその噂の女のことが気になってくる。そんなある日、東京から雑誌の記者がやって来て、その女の正体をつかんだ。彼女はかつての銀幕のスター・杉田ひかるの若い頃の姿で、その昔失った恋に悔恨の念を抱いていた彼女の思いが、昔の姿となって出没していたのだという。それが明るみに出た時、今はすっかり醜悪な老婆となったひかるが、入院中の病院でひっそりと息をひきとっていた。その後、洋一は再び東京の大学へと戻っていくが、彼の耳には、ひかるの残した「年取ってからいくら後悔してもヤレないよ」の言葉がいつまでもリフレインしているのだった……。
キャスト・スタッフ
- 監督
- 沖島勲
- キャスト
- 杉田ひかる/倉田昇一/葉月螢/室田日出男/小川美那子 ほか
- 配給
- 新東宝映画
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