悲しい
それぞれ悲しい痛みを感じている少年少女。観るのが苦しいほどだった。痛み分けと簡単に言えないほどに辛い。出会ってはじめて感じるなんとも言えない安心感。あの瞬間、あの場所はかけがえのないモノのはず。花火を見ながらのセリフには涙がでる。 どうか笑顔であって欲しいと願う……
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演劇作品や脚本を手がけ本作が初の映像作品となる阿部はりかの初監督作品。友情でも恋愛でもなく、ただ互いの孤独を共有しあう少年少女たちの透明な関係性を凛々しく描き出す。何事に対しても無気力な中学3年生のコウ(青木柚)は、同じ中学の教師である父親が生徒たちからいじめられていても無関心な態度でながめ、恋人のトモコ(若杉凩)との間にもどことなく距離がある。別の中学に通うユウカ(中尾有伽)は、学校が終わると街で会った見ず知らずの男たちとの刹那的な時間を送っている。ユウカの同級生サキ(越後はる香)は、両親の狭間でやりきれない悲しみを抱えていた。そんな3人の中学生がインターネットで公開されたある音楽に導かれるように出会うこととなる......。
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